福山吹石千原ジュニアのみなさん、おめでとう!
菅官房長官が、フジテレビの情報番組で、歌手で俳優の福山雅治さんと俳優の吹石一恵さんの結婚についてコメントを求められ、「この結婚を機に、ママさんたちが一緒に子供を産みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。たくさん産んで下さい」と発言したそうです。 → http://blogos.com/article/136671/
ネットでは「国のために子供を産めというのか」などという反発も見られるようですが、マスコミ含め全体的に特に問題にはなっていません。
もうあれは8年以上前になるのか、第一次安倍政権下で厚生労働大臣をに務めた柳澤伯夫氏の「産む機械」発言の時の異常な世間の反応を思い出すと、隔世の感があります。
菅発言に対する批判があまりないので特に擁護の必要性を感じませんが、「国家に貢献」について一言。
国家に属している限り、国家存立のため、国民ができることをするのは当然だと思います。
国家に貢献するのが嫌なら、国家に属さない選択もあり得るとは思いますが、それはさすがに現代人の生存上無理があります。
法律に書いてあることを守る、ただそれだけで、国家存立が可能であるなら、それだけでいいと思います。
でもそれだけでは国家存立が危うくなるのなら、一人ひとりができることをしなければならないのではないでしょうか。
「国の少子化対策」と「子供を持とうという国民の積極的意思」、この両輪のどちらが欠けても子供は増えないのです。
今から産んでも、増え続ける高齢者を支えることが不可能であるならば、高齢者にもさまざまな面での覚悟が必要でしょう。高齢者にも「国家への貢献」をしてもらわなくてはなりません。
あれにもこれにも反対し、あれもこれもしてくれと望んで衰亡に向かうか、「国家への貢献」とは何かを考えるか。
「国家」は常に国民の上にあってただ抑圧や命令をするものと思い込んでいないでしょうか。国家とは私たち自身です。
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