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2016年3月26日 (土)

愛しのrobot

人工知能(AI)の進化のスピードは当初の予想よりずっと速く、30年後には人間より賢くなるらしい。

人間のニューロンのようなネットワークの増殖により自ら学習を積み上げていくAIが登場し、「人間が組んだプログラムの人工知能だから、人間を超えることはできない」という状況では既にない。


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ボストン・ダイナミクス社の人型ロボット、アトラスの映像を見ることがよくあるが、健気な姿に胸を打たれる。

雪の斜面を滑らないように気をつけて歩く様子や、人から棒で胸を突かれたり、後ろからの攻撃で倒されたり、運んでいる荷物を叩き落とされたりなどの「意地悪」をされながらも、何度でも体勢を立て直して与えられた仕事を遂行しようとする。

もしアトラスに高度に進化したAIが搭載されるようになったら、「何すんだよ!」と反撃してくるのだろうか。

ロボットが自らを守るために理不尽な扱いに抗議することぐらいは許されるかもしれない。

けれど、AIが人類を超え、この世を支配するようになったり制御不能になって暴走するようなことにならないよう、今のうちに防御策を講じておくことは必要だろう。

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ふと以前読んだ業田良家の短編漫画集「機械仕掛けの愛」を思い出して再読してみた。
手塚治虫文化賞短編賞を受賞した傑作揃いだ。どの作品もしみじみとした味わいがある。

SFによく出てくるような感情らしきものを持ったロボットなどできはしまいと思っていたが、昨今のAIの発達ぶりを知るにつけ現実味を帯びてきたように感じる。

「人間の心も、所詮は原形質の進化したもので、その原形質とは、炭素や窒素などの元素から成り立っているのだから物質と何ら変るところはない」、のであるならば、AIの進化とともにロボットが心を持つようになるのはあり得ない話でもなさそうだ。人間が人間らしい感情を持つようになった過程とそんなに違わないのかもしれない。 → 「銀杏並木が美しい」 

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しかし人工知能も精神病になってサイコパスの殺人鬼みたいになる可能性があるので「意識」を持たせてはならないそうなのだ。

人間の友となるような温かみのあるロボットはやはり夢に過ぎないのだろうか。

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