掘り出しもの
昨日久しぶりに新宿末広亭に出かけました。
面白いのもあり、面白くないのもあり、それでも大笑いのひととき、充分楽しみました。
めっけもんは川柳川柳。知ってる人は知ってる「かわやなぎせんりゅう」という噺家さんです。
昼の部のトリの予定だった三遊亭金馬がお休みで代演で登場したのですが、まさに抱腹絶倒。
最初、誰だこの年寄りは、と思いつつ高座名に目をやると「川柳」だか「小柳」だか判別がつきません。
寄席の江戸文字はちょっと読みにくい。
帰宅してgoogleで見てみると、「かわやなぎせんりゅう」と出てきて、ああ聞いたことのある名前だと思い出しました。
面白い名前の落語家だなという印象を持った記憶しかありませんが、噺がこれほど面白いとは思わなんだ。
wikiによると、相当の変わり者で酒癖の悪さで破門された経験もあり、随分と型破りの人生を歩んできたようです。
古典落語でなく、新作落語というのでもなく、まるで漫談だと思いながら聴いていたのですが、落語をやらない落語家なんだそうな。
しかし面白い。85歳にしてあのセンス。
存命のうちに生で聴けて本当にラッキーでした。いやいや、まだまだお元気のご様子。いずれまた邂逅の日もありましょう。
テレビには出ない(出せない)らしいですから、あまり知られていませんが、各地の寄席を追っかけて回る熱心なファンも少なくないのではないでしょうか。
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