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2016年7月 1日 (金)

憲法9条のばか

イギリス離脱でEUはどうなるのか、世界経済はどうなるのか、世間がその話で持ちきりの中、雑誌で紹介されていた本のこんな題名に笑ってしまいました。

「国が崩壊しても平気な中国人
 会社がヤバいだけで真っ青な日本人」(谷崎光)

 

この「日本人」を「その他の国の人」に変えたほうが適切な気がしますが、あの中国に対峙するために日本人はもっと胆力を鍛えるべきだ、ということを論じた本のようです。

<日本人が中国人に金を積んでも学ぶべき、たったひとつのことがある。それは、不安定な世をいかに生き抜くか、である>
、と著者は説きます。

 

国際社会からどんなに非難されても「自分は悪くない」と強弁する中国の態度を学びたいとは思いませんが、中国を相手にする時、少なくともそのしたたかさをよく理解した上で適切に対処する必要があります。

6月中旬、中国軍の戦闘機が尖閣周辺の公海上空に接近し、空自機が緊急発進した際、驚いたことに中国機はいつものようにUターンせず空自機と正面から向き合う「攻撃動作」を仕掛けたというのです。

日中両政府ともこれを否定しているのですが、日本が事なかれ主義でこのままいくと、中国軍のこうした行動はどんどんエスカレートしていくのではないかと思います。

いやですよぉ、戦争なんて。

だから言わんこっちゃない。もっと早く憲法9条を何とかして「日本はいつでも戦える」という強い姿勢を見せておくべきだったんだ。

中国の人民は自国が崩壊しても平気かもしれないけど、あの国の指導者たちが考えていることはきっと大規模戦争をせずに日本人を追い払って何食わぬ顔で南西諸島のどこかに居座ることだと思います。

こうやって脅しをかけていけば、戦うことを躊躇する日本はずるずると後退していくに違いない、尖閣を手に入れることができるだろう、中国はそう思ってるんですよ。

アメリカは「世界の警察をやめた」なんて言い出すし、日米同盟破棄すべしなんて言う人もいるし、「抑止力」が弱まっている状態を9条信者や安保法廃止論者たちはどう考えているのですか。

 

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コメント

何でも反対と叫んでいる方って、
さも考えている様子でいて、なぁ~んにも考えていないと
思いますね。
ただ迎合に乗っているだけなのではないかと。
真剣にこの日本の事を考えていたら 簡単に反対の言葉は言えないと思いますもの。
私、詳しくは解かりませんが そう思います。
反対の為の反対と。

投稿: fuuraiです | 2016年7月 2日 (土) 00時34分

★風来さん

>さも考えている様子でいて、なぁ~んにも考えていないと
思いますね。<

大抵の人は国防とか国際協力体勢について真剣に考えるわけではないですから、誰かが反政府のスローガンを掲げてもっともらしいことを言えば簡単に乗せられてしまうこともあるでしょうね。
憲法もまるで神から与えられた法典のごとくに崇め奉っている人々がいますよねえ。
何かの意図を持った勢力と、その活動に影響されてしまう悪意のない人々。後者を説得していくことが大事ですね。

投稿: robita | 2016年7月 2日 (土) 09時15分

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