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2016年10月26日 (水)

差別断固反対!

『「土人」発言を支持するヤマトンチュ大衆の無知と欺瞞』と名乗る方からコメントをいただきました。

コメント欄は字が小さく読みにくいので、こちらに書きます。

 

「差別問題」と「防衛問題」は分けて考えるべきだと思います。なぜなら、日本政府の防衛政策は差別感情によって組み立てられているものではないからです。

 

≪差別について≫

この世には色々な人がいますから、差別をする人もしない人もいます。日本にも差別する人はいます。

それでも私は、世界の中で日本ほど差別をしない国はないと思います。

それは例えば、先進国による嘗ての植民地政策に表れています。

有色人種を蔑み、搾取するだけの欧米と、後進国の水準を引き上げアジア全体の発展を計画した日本との間には大きな違いがあります。

1919年、国際連盟で人種差別撤廃の条項を明記するよう強く求めたのも日本です。それはアメリカでの日本移民に対する差別への抗議がきっかけではありましたが国際会議で初めて人種差別をやめようと提案したのは日本です。

 

欧米に住んだ経験があるからかどうか、私は日本人と外国人の他民族に対する意識の違いがわかる気がします。
それでこういう記事を書いたこともあります。→ 「地球に棲む日々」
                                 「to be or not to be」   

 

人間いろいろですから、差別をする人や野卑な人もいるでしょうが、全体的に見れば日本人は世界でも稀なくらい優しく寛容な人たちと私は思っています。

 

次に
≪国策について≫

防衛政策についてはもうたくさん議論されてきましたのでここでまた細かく書きません。防衛問題詳しくないですし。

要するに、政府としては、地政学的な必要性から沖縄を防衛の拠点としているのですよね。

問題のヘリパッドも防衛上必要だから移設工事を進めています。

沖縄の人たちに負担を強いるのは申し訳ないと政府も国民も思っていますよ。

 

建設反対の活動家の乱暴な言動を受け続ける警察官がうんざりして思わず口走った言葉は「お前の母ちゃんデベソ」と同レベルの罵り言葉でしょう。
そんな言葉をことさら取り上げて差別問題にするのは、険悪なムードを作り上げることを助長し、物事の解決をわざわざ難しくしていることになっていないでしょうか?

 

差別についてもう一つ言いたいことがあります。

ついこの間まで、憲法や戦後教育や安全保障政策などについてまともな意見を言うと、「極右だ。タカ派だ。歴史修正主義者だ」などと謂れのない批判が投げつけられました。

日本人が目覚めてきたとはいえ、大手マスコミはそのような態度を取り続け、決して改めようとしません。

まともな意見はネットの中でしか発信できませんし共感を得ることができません。

左翼の人たちは、国家権力がどうのとよく言いますが、マスコミの権力は場合によっては国家権力を上回り、政権を倒してしまうほどの力を持っています。

その強大な権力が、「弱者」を名乗る左翼勢力の後ろ盾となっています。

地上波を独占しているマスコミは自分たちに都合よく視聴者を誘導します。テレビの影響力は新聞やラジオの比ではありません。

弱者をサポートするようなふりをして、他の多様な意見を締め出す。これはマスコミによる差別ではないでしょうか。

占領政策からの脱却と日本の真の自立を一所懸命に訴える人々を馬鹿にし、見下し、蔑み、マスコミとともに我が世の春を謳歌してきた左翼勢力は、この何年かで劣勢になりつつあります。

しかしそれでもなお放送利権は盤石です。

日本に差別的なことがあるとしたら、本当に深刻なのは、こういった独占者による他者を受け付けぬ強固な壁だと思います。
沖縄県の中でもエスタブリッシュメント層による一般県民への差別という厄介な利権構造があるのではないでしょうか。

これもつきつめて言えば国民自身がそういう構造を変えるべく政治家を選ばないからでしょう。

利権がらみの人たちは別として、そんな事情に気がつきもしないどこまでもお人好しの日本人なのです。

 

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コメント

土人って言葉は差別語ってよりもデブとか田舎者みたいな侮蔑語じゃないかな?

と、大阪土人の仮)山田二郎は思うのであった。

投稿: 仮)山田二郎 | 2016年10月27日 (木) 06時59分

>差別なんかじゃなく、単なる悪口雑言の類ですよ。

差別かどうかを判断するのはあんたじゃないので。
というかいい年した婆さんがこんなことも解らないのか、恥ずかしい人だなぁ。
あんた人として終ってるよ。

投稿: | 2016年10月27日 (木) 12時00分


>差別かどうかを判断するのはあんたじゃないので。

だったら、差別かどうかを判断するのはあんたでもないわけですね。

投稿: | 2016年10月27日 (木) 12時17分

>だったら、差別かどうかを判断するのはあんたでもないわけですね。

倫理観の欠如した馬鹿が脊髄反射で絡んでくるの止めてくれ

投稿: | 2016年10月27日 (木) 12時25分

なんだか混ぜ返す話かもしれませんが。
一度だけ沖縄旅行したことがあります。素敵な紅型の衣装を着た琉球舞踊も見ました。その時聞いた言葉を思い出します。
踊りは私たちがイメージするきれいな紅型文様で緩やかに舞う踊りと、野良着を着たリズム感あふれる元気な踊りがありました。
一般農民は、紅型の着物を着ることは許されていなかったのです、という説明に、琉球時代の一面を知りました。もちろん、多くの日本でも朝から晩まで働きづめの日々を送っていたころは、晴れ着など手の届かない社会だったでしょうし。
失言はどう考えても、糾弾されても仕方がないでしょう。
私は、ほんの一面だけをピックアップして、沖縄は、、、大和人は、、、とは言いたくないですね。そういえば、もうずいぶん前ですが、来日したばかりの中国人留学生が、日本人は優しいですね、といった時も、いいえ、いろんな人がいますよ、と応えたことを思い出しました。

投稿: 案山子 | 2016年10月27日 (木) 12時48分

★案山子さん

厳しい階級社会であった琉球王国の構造は明治維新でも琉球処分の時にも改革できませんでした。それはもちろん琉球の支配層が既得権を手放そうとしなかったからです。その負の遺産が、今の沖縄の、一握りの「公」が「民」を支配する社会経済体制に受け継がれているということです。
沖縄の本当の問題は「基地さえなくなれば」ということでなく、今も残る階級社会が沖縄経済の自立を阻んでいるというのが実態だそうです。
「差別発言」で大騒ぎをし「沖縄が可哀想」という情緒を前面に押し出すことで問題の本質が隠れてしまい、解決に近づくどころかますますこじれていきます。それを喜ぶ勢力もいます。
沖縄に住んだジャーナリストと大学教員の共著「沖縄の不都合な真実」に書かれていることが出鱈目でないなら。

投稿: robita | 2016年10月27日 (木) 21時28分

★仮)山田二郎さん

山田さんは大阪でしたか。私も関西なので口が悪いのはそのせいでしょうか
差別的侮蔑コメントも時々いただくのですが別に傷つきませんし。

投稿: robita | 2016年10月28日 (金) 10時55分

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