まだまだテレビは左翼が主流だけれど
日曜日の午前中にお笑い芸人やタレントたちが集まって時事問題を話し合う「ワイドナショー」(フジTV)という番組があるのですが、これがなかなか面白い。
皆さん専門家ではないわけですが、普通のワイドショーのコメンテーターたちの凡庸な意見よりよほど胸に響くし納得できることを言ってくれるんですね。
昨日はアメリカ大統領選の話でしたが、こども漫才「まえだまえだ」のお兄ちゃん、高校生になった前田航基くんの意見が落ち着いていて感心しました。
「トランプになって日本中が慌ててるけど、アメリカにとって日本はアジア制圧の重要拠点なので米軍が撤退することはないと思います。だから日本が『どうぞ出て行ってくれてもいいですよ』というスタンスをとれば、逆に思いやり予算を下げさせる交渉もできるんじゃないかな、と思います。」
TPPについても、「アメリカの利益のための協定じゃなくなったら、その他の太平洋諸国で経済連携が結構うまくいくんじゃないか。アメリカが抜けるからってそんなに嘆くことはないと思います」と。
ネットなどで情報を取捨選択して自分なりの考えをまとめているのか、それとも親や教師などまわりの大人たちからの適切な示唆や指導ゆえなのか、ちかごろの若者の頼もしさが感じられるような光景でした。
ヘタな評論家やジャーナリストよりまともな考え方が一般国民の間に広がっていることの表れかもしれません。
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