「この世界の片隅に」 2
アニメーション映画「この世界の片隅に」が大絶賛上映中だそうです。
映画はまだ見ていませんが、原作漫画はずいぶん前に読んで簡単に感想を書きました。 → http://robita-48.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_0731.html
戦時下の庶民の生活がのんびりしたタッチで描かれています。
戦争中はたしかにモノ不足で不自由はしていたけれど、人の感情は平時と変わらず、非常時には非常時に合わせた生活を工夫し、「あるものでなんとかする」という昔の人の逞しさが感じられます。というか人間は本来そういうものでしょう。
一方で、女性たちがストレスに苦しむ現代社会。
例えば、BLOGOSに載せられた「男尊女卑のお正月」や「”初詣にベビーカー”問題の本質」で述べられるように、現代の女性たちの悩み苦しみのなんと深いことか。
便利で楽しい生活と豊富な知識・情報を手に入れたにもかかわらず・・・、いや、それゆえの苦悩と言えましょう。
井戸まさえ氏は書きます;
≪子育て真っ盛り時代にかかる過剰なストレスが、
外食したい、旅行に行きたい等々、子どもがいなかった時代と同じように楽しまなければならないという「無理くりオーダー」を自分に課し、ドツボにハマって行くというパターン。≫
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知ることと知らないでいることのどちらが人を幸せにするか、などという二者択一の問題ではないにしろ、「自由と民主主義が人間社会をだめにした」だとか「もう経済発展はしなくていいじゃないか」とか、現代社会の失敗や軋みの数々を、そういった言葉に託す知識人は少なくありません。達観してるんだか青臭いんだかわかりませんけど。
そういう言葉や女性たちの切実な訴えを耳にするたび、私はつい「そんなら女は家事育児に専念するとか、大家族で住むとかすればいいじゃないの。案外今よりマシかもしれないよ」と思ってしまいます。
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関連記事 : 「戦時中の庶民の暮らし」
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