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2017年2月15日 (水)

30年後の彼方より愛をこめて

上野千鶴子さんが「泣いてもわめいても子供は増えないのだから、もう経済は縮小するしかない。みんなで平等に貧しくなればいい」と発言して物議を醸しています。→http://blogos.com/article/209990/

そういえばずいぶん前に同じこと言ってた人がいたなぁ。→「平等に貧しい」 

上野氏批判の記事にはたくさんのコメントがついていて、「上野千鶴子は貧乏というものを理解してない」とか、「経済発展の恩恵を受けて豊かな人生を送ってきた人間が、次の世代に向かって貧乏になれとは」とか、「高齢世代が自分の財産を手放すはずがない」とかの意見が多いです。

たしかに「平等に貧しく」するための方法とは、金持ちからたくさん税金を取って、貧しい人に配分するということでしょうから、豊かな高齢世代の同意が必要になります。
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また、もしそれが実現したとしても、世界の中で生き残るためには、そこからまた必死に這い上がらなきゃいけないわけで、それも大変なことだろうなあと思います。

一番いいのは、団塊世代がなるべく早くいなくなることかな

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目出度かるべき愛の日なのに、お陀仏の話になってすみません。

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 いつも応援ありがとうございます → 


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関連記事: 「妬まず欲張らず」 

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       「年寄りは勝手だ」

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コメント

お陀仏になりたくともお迎えがこないことには自分からあちらに行けないし・・
貧しいのは経験済みですが、現代より心は豊かだったような気がします。

何年前だったか地元新聞に40歳代男性の投稿が掲載されていました。
「団塊世代の存在はとても迷惑だ」と。
団塊世代が受取る年金の為に、自分達が必死に働かなくてはならない云々との意味でした。

メディアの発する内容をそのまま受け入れ、
全ての団塊世代をひとくくりにして恨むような内容の投稿に少なからず気分が重くなったものです。

こんな時代になるとは思いもせず、人様に迷惑かけず生きてきたつもりでした。
専業主婦にて年金は・・いくらか?頂戴してはいますが。

団塊時代の私・・そのジュニア。
団塊ジュニアの20年後は一体どうなるのでしょうか。
私達は貧しさも豊かさも経験し、
少なくとも我が親の世代の存在を迷惑だとか恨んだことはありません・当然ですが。
でも投稿された男性よりは幸せな時代を生きてきたと思えます。

心配なのは、団塊ジュニアの高齢化時代は、現在の人口減も加わり
団塊時代のはるかに厳しい時代かもしれません。
あ・その頃はお陀仏になってますわ・・ね。

あの投稿された方。
どうぞいずれ来る未来を考えた今を過ごしていただきたいものです。

投稿: kayo | 2017年2月19日 (日) 15時06分

★kayoさん

生きた時代はそれぞれ違うのだから、経験もそれぞれですね。
団塊世代が幸せだったというのは、そうでもあり、そうでもないとも言えると思います。
だいたい「豊かさの質」が時代によって大きく違うのですよね。

私たちが若いころの質素な生活や中学高校卒で働き始めて苦労した大半の団塊世代を思うと、今の若い人の生活はかなり向上しているのは確かな半面、就職も子育ても難しく将来不安があるというのも事実です。

私たちから見ると「そんなことにお金を使うんだったら・・・」と言いたくなるようなこともありますが、それが時代というものだと思います。時代精神には抗うことはできないでしょう。

いずれにしても、年金・介護の問題は深刻です。高齢者を大事にするしないの問題ではありませんよね。
今年金をもらっている世代の人々が若い世代の払ったお金で暮らしているのは紛れもない事実ですので、世代間で批判をし合っている場合ではないと思います。

どういうやり方がいいのかわかりませんが、私は若い世代にお金を回して、余裕のある高齢者は少し譲るべきだと思っています。

>お陀仏になりたくともお迎えがこないことには自分からあちらに行けないし・・<

高齢者が元気であれば何も急いでいなくならなくてもいいのですよ。だから病気をしないよう気をつけることが一番。
ただ尊厳死の法制化はすぐにでもやってほしいと思います。無駄な延命にも意味があるのかもしれないけれど、今はそういう状況ではないですね。

ガンになると人は落ち込むものですが若年でなければ「これ幸い」と歓迎する人も増えてきました。
ガンは年寄りにとっては一番都合の良い死に方だと思います。
死期がだいたいわかるので、身辺整理をする時間があることや、痛み緩和ケアも進んできたことがその理由です。

けれども、誰もがそううまくあの世に行けるわけではなく、突然の脳卒中で寝たきりになることもあります。

・・・・書いてたら長くなっちゃって  いずれ、この続きを書いてみようと思います。


投稿: robita | 2017年2月19日 (日) 16時04分

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