マック憲法
マック憲法・・・、なんと軽々しい響きでしょう。
連合国軍最高司令官マッカーサーが、この日本というアメリカにとってかなり厄介な国を弱体化しようと、且つ効率よく統治しようと制定させた「日本国憲法」なるものの正体。それは「占領憲法」と理解するのが正しいでしょう。
この忌々しい出自に思いを致すと、祝日には門前に日の丸を掲げて祝いたい私も、今日のこの日は揚げるべきではないのではないかという心境に陥ります。
5月3日の憲法記念日前後には毎年のようにマスメディアに護憲派の有名人などが登場し、「戦争は悲惨だ。憲法9条は絶対に守らなければならない」などと力説するのが定番になっています。
「戦争はしてはいけない → ゆえに日本は憲法9条を変えてはならない。」
・・・これが論理的に成り立っていないことは明らかなのですが、マッカーサーの呪いとでも申しましょうか、日本という国が身動きできないよう手足さえ縛っておけば平和でいられる、という70年にも渡る思い込みはまだまだ多くの日本人を縛っています。
しかし、日本周辺環境の変化で防衛上必要だとかいう9条問題はさておいても、アメリカ製でなく日本国民の意思による憲法を作ることを怠ったままでいいのか、と私などは思うのですけどねえ。
≪今、求められているのは具体的な提案だ。改憲か護憲かといった抽象的で不毛な議論から卒業しなければならない≫ と安倍総理は語りましたが、世論調査では憲法改正に反対する人が30%~40%近くもいるようです。
賛成派が過半数を超えているとは言え、反対する人が多すぎませんか。
現憲法がどのような経緯で出来たのか、それははっきり言ってはいけないことなんでしょうか?
はっきり言わなければ、改憲アレルギーという病気は治らないと思うのですけどねえ。
いつも応援ありがとうございます
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