民主主義国なんだから「強い政権」を怖がらなくてもいいと思うんですけど
結局、政治を官僚にお任せして安心していたいというのが日本人の本音なんじゃないかと、加計学園騒動を見ていて思います。
「官僚支配が良くない。国民の代表である政治家の手に政治を取り戻せ」などと言いながら、実際に政治の中枢が強い力を発揮して岩盤規制に風穴をあけようとすると、「権力の乱用だ」と批判の矛先を政権に向けるのですから。
強い政治などいらない、権益を守ろうとする省庁と結託する政治勢力(と支持勢力)が強いままでもいい、物事が遅々として進まなくてもいい、このまま動かさないでほしい、そう願っている人も少なくないということなんでしょうね。
なんだか小泉改革の時も同じこと書いたような気がするなあ。
マスコミは両方(「既得権を崩せ」と「権力の乱用」)に交互に火をつけ、煽り、商売に利用するし、善男善女(特に情弱の高齢者)はその都度どっちにも乗せられ、本質的なことは考えようとしない。
どこの国も似たようなものだと思いますが、それを繰り返しながら時代を作ってきたんでしょうね。
まあ仕方がない。誰だって既得権は手放したくないし、これが自由主義社会というものでしょうから、そんなに悪いことでもないか。
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