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2017年9月30日 (土)

革命前夜

民進党から希望の党に鞍替えする人たちは「ただ議員として生き残りたい一心で信念を棄てるのか」と言われがちですが、私はそんな人たちばかりだとは思いません。

なんとか自民党に対抗し得る政党を作らねばと努力してきたけれど、党内で憲法や安全保障政策における考え方のギャップをどうしても埋めることができないと苦悩していた議員は少なくなかったはずです。

長島昭久氏や細野豪志氏は我慢できずに「希望の党」発足以前に離党しましたが、少人数では何もできません。

彼らが小池知事の「保守二大政党」の構想に希望を見出したのは無理もありません。

結党の記者会見には、長島氏、細野氏以外に、松原仁、松沢成文、中山恭子氏ら14人が並びました。

ここに至って、民進党前原代表はこの流れを止めることができないと判断したのか、小池知事と会談し、合流を決断しました。

両院議員総会で前原さんが「民進党としては公認をしない。希望の党に公認申請をしてほしい」と説明したので、民進党議員は全員希望の党から出馬できると喜んだのもつかの間、小池さんは「全員を受け入れる考えはさらさらない」と、自分たちで選別する考えを明らかにしました。

これを「前原は小池に騙された」と見る人もいますが、どうでしょうか。

二人で話し合いの場を持ったのだから、受け入れについての条件が重要な話題になったと考えるほうが自然じゃないでしょうか。

前原さんは元々自民党から(小泉首相の時)「考え方が同じなんだから、こっちへいらっしゃい」と言われていた人です。右です。保守です。党内の護憲派には内心苦々しい思いを抱いていたんじゃないでしょうか。

小池さんと前原さんが組んで左翼排除の策謀を巡らした、とまでは言いませんよ。でも可能性がないとは言えない。

さらに、その背後には、もしかしたら自民党かOBの誰かによる工作や助言があった、という可能性だってないとは言えない。

・・・、と考えてしまうほど、ニッポンサヨクの終焉の訪れが急激です。

長年願ってきたことではあるけれど、これは本当に本当だろうか。反日左翼という似非リベラルが排除されて、本来のリベラル勢力が育つ環境ができていくのだろうか。

70年もの間、誰も変えられなかったのに?


小池さんの選別が非情であることが前提ですが、今度の衆議院議員選挙の結果で、日本は時代の大きな転換期を迎え、普通の国として歩み始めるでしょう。

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2017年9月29日 (金)

百合子、そこまで!

小池百合子氏が都知事を辞めて衆院選に出るとか出ないとか取り沙汰されていますが、小池さんまさかそういうバカな行動はしないでしょうね。

50億円使って都知事選をまたやるのかという問題もあるけれど、衆院選後、首班指名に小池と書くかどうかみたいな話まで飛び交っているとなると、どうかお調子に乗らないで、と言うしかありません。

女性コメンテーターの中には、「初の女性総理を応援したい」などと言ってる人も何人かいますが、そんな無責任な軽口はワイドショーの中だけにしておいてくださいね。

いま政権交代してどうなりますか。
安倍首相は実に精力的に世界中を飛び回り、北朝鮮問題についてもアメリカ大統領との話し合いも密にこなしてきました。貴重な実績の積み重ねがあります。
積み上げてきた各国との信頼関係は、首相が代わったとして、単に「安倍政権の外交方針を受け継ぐ」と言えば済むものでしょうか。

立ち上げたばかりの新党、そして都政を放り投げる女性に国政を託すなんて考えられません。

まさに国難の今、ベテランの自民党に任せるべきではありませんか?

小池さんは日本に巣食う反日左翼勢力の駆逐への道筋をつけた。それだけで歴史に残るほどの功労者です。それで十分ではありませんか。

これ以上野望を膨らませるとロクなことにならないでしょう。

民進の前原代表は希望の党との合流にあたって「もう一度政権交代を実現し、安倍政権を退場に追い込みたい」と言っていますが、そうじゃなくて、みんなで協力して共に国難に立ち向かうべきなんじゃありませんか?

「政権交代」などと世迷い言を言ってる場合ではないのですよ。。

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2017年9月27日 (水)

政界の整理

三浦瑠麗さんは文章に書くとやはりわかりやすい。→  http://blogos.com/article/248525/
というか、単に私が話し言葉に追いつけないだけかもしれませんが。


長年にわたって一つの国の政治をほとんど継続的に担ってきた自民党という特異な政党について、
≪自民党という集団の融通無碍というか、無節操さには際立ったものがあります。≫
≪政党間競争で追い詰められる度、自民党は左右にウイングを広げて、対立する政党の課題を奪って来ました。安保で国民の支持が離れたと思えば、低姿勢を貫いて国民経済の充実に集中する。環境や福祉などの左側のテーマが過熱しそうだと思うと、いち早く取り入れる。高齢化社会の本質を見抜いて、分配に配慮する。公共事業をバラまいてきたのも、高齢者福祉の膨張を放置してきたのもそれ故です。結果として、家父長主義風味の保守イデオロギーと、バラマキ型の大きな政府を組み合わせた、何とも日本の風土にあった政党を作り上げたのでした。≫

と説明します。

安倍政権だって、どうしてもこれだけは決めなければならない、ということ以外は、世論の動向や野党や連立パートナーとの摩擦の中で、その都度、政策の修正をしながら切り抜けてきたのではないでしょうか。左翼が言いたがる「独裁政治」とは思えません。

右も左も取り込んだ「無節操」な政党が日本という国を治めるのには最も適していたのでしょう。

とは言え、党内の違った意見を擦り合わせるのに時間のかかる政治ではありましたし、長期政権ゆえに固定化した利権が新しい産業の育成・経済成長を阻んでいる、というのもずっと言われてきたことです。

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今日、小池百合子都知事が「希望の党」設立会見をしました。

「しがらみのない政治」「日本をリセット」、改革を叫ぶ政治家なら誰でもが口にする、ありふれたフレーズを小池さんは繰り返しました。

しかし、小池さんが登場する直前に壇上に映し出された映像は非常にインパクトがあって効果的だったと思います。

小池さんらしき女性が歩いていく横から、いかにも守旧派といった風情の老人たちが口々に「歯向かう気か」「組織をなめるなよ」「変えられると困るんだよ」と脅しをかけていますが、女性はものともせずまっすぐ光り輝く方向へ進み続けます。
これは無党派層の心をわしづかみにしたんじゃないでしょうか。

しかも、壇上に並ぶ顔ぶれを見ると、これまでいやというほど立ち上げられた新党の雰囲気とは異なっています。

明らかに「保守政党」であり、改憲派です。つまり「日本特有の左翼」がいない。
なぜ最大野党の民進党が「自民党に対抗し得る政党」になれないかというと、数合わせで集まったため、国の安全保障対策に真面目に向き合おうとしない人がたくさんいる、というのが最大の理由だと思います。
今回の選挙は、自民党には厳しくなるかもしれませんが、反日とも言える国会議員の居場所をなくすにはまたとないチャンスではないでしょうか。

小池さんの政治手法は批判されることが多いですし、私も築地・豊洲に関しては大いに疑問を持っていますが、あんな無駄遣いをしてまでもやらなければならなかったことはこれか、と思えてきます。

私はこのこと自体は歓迎します。これをきっかけに、護憲平和主義から脱却できない議員連中を孤立させ、できれば一掃してほしいと思います。

この流れは保守二大政党という形に収斂されていくのかどうかはわかりませんが、わざわざ「保守」とつけなければならないところに、護憲左翼勢力を排除しなければまともな国防論さえ始まらない日本の特殊な政治環境事情が表れています。

民進党が希望の党に合流するという話ですが、きちんと厳しく選別しないと、また同じことの繰り返しですよ。

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2017年9月26日 (火)

女性二人

フジTV「ワイドナショー」で、松本人志氏が「ネットニュースに自分の発言がよく取り上げられるが本意が伝えられないことが多い。それはまあ仕方がないとは思うが、せめてそれを書いた記者は記名して自分の記事には責任を持ってほしい」と言いました。

松本氏は普段からふざけ半分ではありますが当を得た意見を言います。一部だけ切り取られて違うニュアンスで伝えられたらさぞ不愉快でしょうね。

それを横で聞いていた国際政治学者の三浦瑠麗さん、このごろテレビでの露出が多くなったのですが、「私は何を書かれても気にならないですね。松本さん、ちょっと細かい」と言って笑いました。

若いのに達観してるようなこと言ってますが、「気にならない」というより、「見ないようにしている」のではないでしょうかね。

人間なら誤解されるのは嫌だし、ちゃんと伝えてほしいという思いは誰にだってあると思うので、自分について間違って書かれたことを読んでしまったら「気にならない」ということはないでしょう。
それを正直に言ったら「松本さんは器が小さい」みたいなこと言われちゃって、あーかわいそ。

そういえばちょっと前に山口真由氏が「自分の書いた記事へのコメントは決して検索しないけど、それは関心がないからではなくて、関心がありすぎるから。その評価にいちいち右往左往してしまう。」と正直に書いていて好感を持ちました。

この頃時々テレビで見かける元財務官僚でアメリカで弁護士資格を取った才女です。
私はなんとなくその派手目な外見や喋り方からあまり好きではなかったのですが、先日ニッポン放送「そこまで言うか」に出演した時の語りがとても良かったので、好印象に変わりました。→ https://www.youtube.com/watch?v=zp-w04EL0Kg

レギュラーコメンテーターの宮崎哲弥氏の質問に的確にわかりやすく答える様子に頭の良さが伺え、良き社会を作るためにはどうすれば良いのかを真剣に考えている人、という印象を受けました。

三浦瑠璃さんのほうは、文章だけで知っていた最初の頃はなかなか良いこと書く人だと思っていたのですが、テレビに頻繁に出るようになってからは、話が観念的というのか、具体性がなく何を言いたいのかよくわからないことが多いし、女子高生のような甘えた声なのに「私の考え方が一番正しい」と言わんばかりの高慢な感じが、だんだん鼻についてきました。

一方、山口真由さんの話のわかりやすさは真の頭の良さを表すもので、あの甲高い声も気にならなくなりました。
BLOGOSに載った彼女の文章は、女性としての私的な思いがグダグダと綴られているので、寄せられたコメントもからかうようなものが多いですが、超優等生がたまにこんな風にあーでもないこーでもないと心情を吐露するの私は嫌いじゃないです。

究極の自己愛を感じさせる文章を書きながら、国をより良くすることに並々ならぬ関心も持つ・・・。それは有能な女性ならば珍しいことではないけれど、そんな女性が増え続けていることが子供が生まれない原因の一つかもしれないと私には思えます。

こんなに優秀で努力家で社会に優しい目を向け、かつ素朴な女心を備えた山口真由さん、幸せをつかんでくださいね。

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2017年9月20日 (水)

解散総選挙

衆議院の解散が近いようです。

昨夜BSフジ「プライムニュース」に民進党の辻元清美議員、共産党の小池晃議員が出ているのをチラッと見たのですが、「森友・加計問題隠しの解散」みたいなこと言ってました。

民進党や共産党はずっと「森友、加計の真実を隠さずに明らかにしろ」と言い続けていますが、真実を隠しているのはマスコミであり、真実を無視しているのは野党でしょう。

国会での、前愛媛県知事の加戸守行氏や元経産官僚の原英史氏の非常に重要な証言はほとんど報道されずに隠されています。

きっとマスコミも野党も安倍首相に疑惑などないことをわかっているのでしょう。だから重要な証言を無視しているとしか考えられません。

でも、この問題で攻めなければ他に攻めどころがないし、あれだけ大騒ぎしたのだから今さら引き下がるわけにもいかない、といった事情があるのでしょう。

辻元氏や小池氏は「疑惑が晴れたとは国民は思ってませんよ。なぜなら一番のキーマンである安倍昭恵さんと加計理事長の証人喚問がされていないからです。なぜ国会に呼ばないんですか」などと与党側に迫ります。

だけどね、ちょっと落ち着いて考えてみてくださいよ。

国会に昭恵さんと加計理事長を呼んで何を聞くの。

昭恵さんには、「ご主人に頼んで特別のはからいをしたんじゃないですか」、加計理事長には「特別のはからいをお願いしたんじゃないですか」とか聞くの?

それでどうなるの。「いいえ。そんなことはしていません」で終わりでしょう。何の意味があるの。

決定的な証拠でも掴んだというならまだしも、何もないのに、「なんとなく怪しいから怪しいんだ」だけで、真実が明らかになるとでも思ってるのでしょうか。

愛媛に獣医学部を誘致する努力を何年も続けてきた前知事と政策決定プロセスに直接関わってきた当事者の証言を無視しておいて、素人の昭恵さんや加計さんを国会喚問したところで、何も明らかにはなりませんよ。

野党の目的は、安倍首相に近い人たちを晒しものにし、政権のイメージに傷をつける、それだけでしょう。国民をバカにしているのでしょうか。

バカにされないよう気をつけましょう。

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2017年9月17日 (日)

楽園に棲む

百田尚樹「カエルの楽園」の文庫本が出たので、遅ればせながら読みました。

日本という国を風刺した作品ですが、想像していた通り、最初から「ああ、まあね。そうね」と思える先刻承知の描写が続きます。

しかし、読み進めていくうちに、まさに日本の構図そのままのトンマなドタバタぶりに今さらながら呆れかえってしまうのです。

作者は何も目新しい創作などしておらず、ただただ素直に、ありのままの日本の現状や日本人の思考をそのまま書いたら、このような奇妙で滑稽な物語が出来上がった、ということなんだなあ、と感心してしまいました。

ネットでいくつか感想文など読んでみました。批判的なものだけ。

それらの批判文には、「低次元」「読むに堪えない駄文」「単なるネトウヨの妄想」「悪意に満ちている」「改憲扇動の書」といった悪口が書かれているだけ。つまり「反発心」を表明しているだけで、具体的な指摘が何もありませんでした。

これだから、9条信者は議論ができないと言われるのですね。

日本人の国防意識をそのまん
描いた極めて明解な作品なんですよ。何か他に言うことないの?

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2017年9月16日 (土)

警戒警報

朝鮮学校を高校授業料無償化の対象から除外したのは違法だとして、東京朝鮮中高級学校高級部の卒業生62人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。
田中一彦裁判長は「文部科学相の判断に裁量権の逸脱・乱用があったとは認められない」として、原告側の請求を棄却した。
卒業生側は控訴する方針。


日本に向けてミサイルを発射し、「日本を核爆弾で沈めてやる」と脅している北朝鮮。

その北朝鮮の独裁政権を礼賛する教育が行われている朝鮮学校の授業料をなぜ日本が負担しなければならないのか。普通の感覚を持った人なら、おかしいと思うのは当然でしょう。

原告は「判決に納得がいかない」として控訴するそうなのですが、本国の命令でそうせざるを得ない彼らも気の毒だとは思います。

しかし、可哀想だからといって独裁国家の一組織である朝鮮学校に助成金を出すのは、そのならず者国家に資金援助しているのと同じことと考えると、どうにも納得がいきません。

北朝鮮の核やミサイル開発には、技術面でも京都大学准教授らが深く関わっていて、それを日本政府も把握しているといいます。

在日の人がパチンコ店経営で儲けたお金も北朝鮮に流れているらしい。

マスコミだってちっともこういう問題を取り上げません。

マスコミ業界も在日勢力に牛耳られている、などということもよく言われ、「そんなものはデマだ」と否定されても、マスコミの態度を見ていると「それはあり得る」としか思えないのです。

日本政府はこういったことを当然わかっているでしょうに、ほとんど対策がとれていません。

こう考えていくと、北朝鮮の体制維持に手を貸し、核開発を支援したのは、他ならぬ日本じゃないかとさえ思えてきます。

あらゆる業界(政界・官界を含む)に深く浸透している反日活動家によって日本が操られているとすれば、論点は極めて明確で単純な事柄であるにもかかわらず憲法改正や歴史問題が異常なまでにこじれてしまうのも腑に落ちます。

悪いのは日本を脅す北朝鮮なのに、脅されている側の日本政府を批判するメディアが少なくないという理解しがたい現状からも腑に落ちます。

Jアラートは意味がないとか、首相は威勢のいいことを言って良い気持ちになってるだけだとか、自主性を持たずアメリカのケツを舐めてるだけじゃないかとか、これらは私が耳にしたTBSラジオでのジャーナリストや評論家たちの言葉ですが、多くの新聞やテレビでも同じようなものです。

日本政府をバカにして非難するあなたたちこそ、日本を外国の武力の脅威に対して何もできないこんな国に仕立て上げた張本人なのですよ、と言いたくなります。

こういう勢力に対する「アラート」が、まず必要だと思うのですけどね。

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関連記事: 「侵食」


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2017年9月11日 (月)

天才バカリズム

昨夜9時過ぎまでやっていたフジTVの「27時間テレビ~にほんのれきし」が面白くて、全部ではないけれど、長時間見てしまいました。

縄文時代から明治維新まで、テレビでおなじみの歴史家たちによる解説、タレントらの史跡踏査やドラマなど織り交ぜながらの日本の歴史探訪です。

お笑い芸人バカリズムが脚本を書いたドラマ「金ヶ崎の戦い」は、お笑い仕立てでセリフも軽薄な現代風でしたが、信長、光秀、秀吉、家康の人となりや戦国大名のそれぞれの事情などがコンパクトにまとめられており、なかなか上手な描き方だと思いました。

バカリズムの脚本によるもう一つのドラマ「私たちの薩長同盟」には、なるほどと思うところがありました。

薩長同盟は、坂本龍馬の説得で西郷隆盛と桂小五郎が決断し実現したものですが、ドラマでは、坂本の妻お龍、桂の妻幾松、西郷の許嫁糸子の3人が画策し、男たちを動かしたという筋立てになっています。
もちろんそれは史実ではないでしょうが、女の力とは本来こういうことではなかったのかなあ、と思いました。

昨今叫ばれる「女性の活躍」とは、単に労働力として動員されるだけでなく、男性と同じように前面に出る、発言する、行動する、ということも目指していると思いますが、考えてみればシナリオを書いたり裏で暗躍する「陰の実力者」になる、という手もあるんですよね。
というか、もしかしたら歴史上多くの場合、女性はそういう役割を果たしてきたのかもしれません。
民主主義のおかげで女性は表に出ることを余儀なくされたのです。

日本には女性の政治家が少ないとか嘆かれ、その女性たちも、「活躍」といえば、大臣だ、総理候補だと前面に出ることばかりに熱心になりますが、無理して前に出なくても、脚本家として、プロデューサーとして、俳優を動かす役割にまわることはできます。女には女の得意技があると思うのです。

家庭ではもちろんのこと、もしかしたら一般の企業などではそういうメカニズムはある程度働いているのかもしれませんが、政界では、「ほとんど男」である女性政治家たちにそんなことを期待するのは無理があるかもしれません。

でもね、「女性には男社会のようなしがらみがない」って胸をはるぐらいなら、やればいいじゃない。女性政治家って力の使い方間違ってると思うんですよね。

たった一人でも発想の転換をすることができれば、女性ならではの力を発揮して与野党の垣根を越えて手を結べるんじゃないか。国そのものの力を強化するべく薩長同盟ならぬ与野党大連立のために水面下で根回しとかできたら、憲法改正も無理なく進むんじゃないですか。

まあ憲法改正はさておいても、ユニークな発想をすることで定評のあるバカリズムが言いたかったのは、この世は女の力で動かしたほうが実はうまくいく、みたいなことじゃないでしょうかね。

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関連記事: 「働きマン」

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2017年9月 8日 (金)

優等生が高みからものを言うと

かめめさんが山尾議員に関する三浦瑠麗さんのツイッターについて知らせてくださったので、検索してみたら次のようなものが出ました。

>スキャンダルで淘汰していった結果まともな女性議員がみんないなくなっちゃうよ。
女の人が代表してもらいたいのは利益や意見やらであって、貞操の鬼であることじゃないからね。
そんなん言ってたら日本会議の候補しか残んないじゃん。<

>山尾さんもいままで倫理観で攻めすぎていたのは事実。
でも、だからって人間としての彼女を全否定するのは間違ってる。
そもそも人民裁判て気分悪い。
攻撃してる男性議員たちもメディアの男性たちも、みんな浮気したことないの?ほんとに。<

>山尾志桜里さんの件、幹事長打診の時期に前原さんに対し否定したとの報道や文春の直撃に否定したこと自体はびっくりしたけれど、一人の人として、どうしても隠したいという弱さを持ってたんだと思う。
とにかく報道は他人の不倫に時間割きすぎ。
政治家としての彼女の資質と不倫とは関係ないのに。<


三浦氏らしいですね。

以前、俳優小出恵介の未成年淫行問題についてのエッセイを読んだ時にも感じましたが、三浦さんは、良い社会を構築するためには、人が犯した間違いに対して徹底して人間臭い感情を排除するのが効率が良いと考えているのではないかと思います。

それはリベラルと言われる人々の特徴でもあります。

他人の色恋沙汰をあげつらうことやスキャンダラスな週刊誌記事の品のなさから距離を置く「大人の態度」を社会に求める気持ちもわからないではないですが、私は今回、山尾志桜里という人がどういう人なのかその一面がわかったことは有権者にとって一つの判断材料になったと思います。

政治家としての仕事ができればいいのであって不倫問題は切り離して考えるべきだ、と言う人も多いですが、家族や世間を欺いてまで欲望を満たさずにいられない人の人間性が疑われるのは当然じゃないでしょうかね。悪いとわかっていながら欲望に負けてしまう、ということなのですよ。

法則に忠実な裁判においても、当事者の置かれた立場や人生や感情や性格など、人間的な事情が考慮されて判決が下されるのだと思います。

人間社会は無機質なものではありません。理屈や論理だけで説明できるものでもありません。ついでに言うと、男と女は違う、それも真理です。

まぁしかし、「そんなん言ってたら日本会議の候補しか残んないじゃん」という言葉が正しいとすると、これから先、この社会は「日本会議のようなウェットな人たち」は差別され、排除され、三浦さんのような「高尚な考え方」がメインになっていくのかもしれません。

それに伴って、人間社会のありようが大きく変わり、ほとんどのことが「合理性」だけで片づけることができる社会になっているかもしれません。

それこそAI支配の世界になればその可能性はあります。

でもその時、人間の本質をほじくり返して騒いでいた時代を、人間たちはたまらなく懐かしく思い出しているかもしれませんよ。

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2017年9月 7日 (木)

恋愛至上主義

民進党の山尾志桜里議員が週刊文春に不倫をスクープされたそうですね。

本当だとしたらものすごく意外です。山尾さんっていかにも「風紀委員長」然とした態度で、取り締まりにキリキリしてる印象の強い人です。

週刊誌などがやたらとこの種の記事に力を入れているこんなご時世だからスキャンダルになるようなことはすまい、と気を引き締めるのが普通の感覚だと思うのですけどねえ。

男性に伍してバリバリ働く女性のストレスたるや並大抵のものでなく、アバンチュールでも楽しんで発散しなければ精神が持たないとでもいうのでしょうか。

自民党の今井絵理子議員の不倫騒動の時、フジTV「ワイドナショー」でコメンテーターとして出演している女子高生が感想を聞かれ、「信じられなーい。お母さんがそんなことしたら絶対イヤです!」と激しい拒否反応を見せていました。

まあ子供は普通はそうでしょうね。母親の不倫は父親の場合より嫌悪感が強いでしょう。

恋愛に走る衝動は、家族への後ろめたさや発覚したあとの修羅場などかき消してしまうほどの威力があるのでしょうか。

大抵の人はそういう地獄絵図を予測できるから、というより以前に、倫理的な人としての自制心が働いて踏みとどまるのでしょうが、たまにこのように後先考えず欲望のままに突っ走る人がいるんですね。

「恋愛と仕事とは別だ。不倫をしようが、政治家としてちゃんと仕事をすれば問題はない」という意見もあるようですが、「こうすればこうなる」という冷静な判断ができない人に、政治家や検事が務まるものかしらと私は思うのですけどどうでしょうか。

それとも、人類にとって、恋愛(性愛)というものは何ごとをも凌駕する至上の価値なんでしょうかね。

それにしては子供が生まれないんだよねえ・・・ 
  ・・・flairそうか、風紀委員を撲滅するべきなんだ。目指せフランス(嘘)

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関連記事 : 「不倫」 
 
           「淳一先生の言い分」 


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2017年9月 4日 (月)

南下

東洋学園大学の櫻田淳教授の≪「正論」文明論的に見た朝鮮半島情勢≫が面白いと思いました。

文章そのまま引用してものすごく大雑把に要約すると :

≪文在寅大統領の思惑通り、北朝鮮主導で朝鮮半島が統一され、さらに事実上中国に飲み込まれて韓国が「あちら側」の陣営になれば、従来の日韓関係の宿婀(しゅくあ)であった歴史認識案件はおおかた、落着するであろう。

もっとも、韓国が「あちら側」に去るということは、日本にとっての安全保障上の防壁であった「38度線」が消滅することを意味する。それが日本の対外認識に及ぼす影響は甚大であろう。≫


「西側世界さえ納得させることができれば、日本の悪い評判は払拭される」というのは、韓国があちら側に行ってしまえば、仲良くする必要もなくなり、どう文句を言ってこようが存分にこっちの言い分を世界に向けて発信することができる、ということでしょうか。

でも、そんなにうまくいくのかなあ。
中国が韓国の後ろ盾になって圧力をかければ、中国経済への依存度が高い西側諸国にとって、日韓・日中の歴史の真実などどうでもよく、平気で「日本が悪い」なんて言いそうです。

もう一つ
「日本にとっての安全保障上の防壁であった「38度線」が消滅することを意味する。それが日本の対外認識に及ぼす影響は甚大であろう。」

これは、緩衝地帯がなくなり防衛最前線がより本土に近づくということで、緊張は増すでしょうが、国防について日本人が真剣に向き合うようになるのではないか、という観点からはそんなに悪いことではないように思えます。

櫻田教授が「重大な懸念」と言わず、「日本の対外認識に及ぼす影響」と表現するにとどまったのは、あながち負の側面ともとらえていないからではないかと思いました。

韓国の日本に対する執拗な嫌がらせにはいい加減うんざりを通り越して嫌悪感さえ感じている日本人が「どうぞどうぞ、もうあなたたち、あちら側に行っちゃってください」と思ったとしても無理もありません。

朝鮮半島のややこしさは、いっそのこと、中国と一体化したほうがわかりやすくなるかもしれないですね。

中国だって表向きは北朝鮮を非難しているように見せて、実は全部中国の描いたシナリオかも、という可能性はないのでしょうか。

あの恐ろしく老獪な中国なら北朝鮮を思いのままに操るなんぞ簡単なことではないかと思うのですが・・・。

本当に38度線がなくなり日本の防衛ラインが対馬海峡になったらどうなるのでしょうか。
安全保障上、絶対に避けなければならない事態なのか。
それとも防衛費を増やせばなんとか対応できるのか。

あるいは軍事とは関係なく、少子化著しい日本の国力が落ちると共に、朝鮮半島と同じく中国に飲み込まれてしまうのか・・・。

日本のジャーナリズムも、ずいぶんと長い間「森友だ、加計だ」とそればっかりでしたが、こういう問題についてもっと真剣になってほしいんですよね。

北朝鮮がICBM搭載型の水爆実験に成功したことで、これからアメリカがどう動くのか。

私たち一般国民には複雑な国際関係はよくわからないけど、日本政府はいま必死に関係各方面へ対応しているでしょう。その頑張りに期待します。

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