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2017年9月 4日 (月)

南下

東洋学園大学の櫻田淳教授の≪「正論」文明論的に見た朝鮮半島情勢≫が面白いと思いました。

文章そのまま引用してものすごく大雑把に要約すると :

≪文在寅大統領の思惑通り、北朝鮮主導で朝鮮半島が統一され、さらに事実上中国に飲み込まれて韓国が「あちら側」の陣営になれば、従来の日韓関係の宿婀(しゅくあ)であった歴史認識案件はおおかた、落着するであろう。

もっとも、韓国が「あちら側」に去るということは、日本にとっての安全保障上の防壁であった「38度線」が消滅することを意味する。それが日本の対外認識に及ぼす影響は甚大であろう。≫


「西側世界さえ納得させることができれば、日本の悪い評判は払拭される」というのは、韓国があちら側に行ってしまえば、仲良くする必要もなくなり、どう文句を言ってこようが存分にこっちの言い分を世界に向けて発信することができる、ということでしょうか。

でも、そんなにうまくいくのかなあ。
中国が韓国の後ろ盾になって圧力をかければ、中国経済への依存度が高い西側諸国にとって、日韓・日中の歴史の真実などどうでもよく、平気で「日本が悪い」なんて言いそうです。

もう一つ
「日本にとっての安全保障上の防壁であった「38度線」が消滅することを意味する。それが日本の対外認識に及ぼす影響は甚大であろう。」

これは、緩衝地帯がなくなり防衛最前線がより本土に近づくということで、緊張は増すでしょうが、国防について日本人が真剣に向き合うようになるのではないか、という観点からはそんなに悪いことではないように思えます。

櫻田教授が「重大な懸念」と言わず、「日本の対外認識に及ぼす影響」と表現するにとどまったのは、あながち負の側面ともとらえていないからではないかと思いました。

韓国の日本に対する執拗な嫌がらせにはいい加減うんざりを通り越して嫌悪感さえ感じている日本人が「どうぞどうぞ、もうあなたたち、あちら側に行っちゃってください」と思ったとしても無理もありません。

朝鮮半島のややこしさは、いっそのこと、中国と一体化したほうがわかりやすくなるかもしれないですね。

中国だって表向きは北朝鮮を非難しているように見せて、実は全部中国の描いたシナリオかも、という可能性はないのでしょうか。

あの恐ろしく老獪な中国なら北朝鮮を思いのままに操るなんぞ簡単なことではないかと思うのですが・・・。

本当に38度線がなくなり日本の防衛ラインが対馬海峡になったらどうなるのでしょうか。
安全保障上、絶対に避けなければならない事態なのか。
それとも防衛費を増やせばなんとか対応できるのか。

あるいは軍事とは関係なく、少子化著しい日本の国力が落ちると共に、朝鮮半島と同じく中国に飲み込まれてしまうのか・・・。

日本のジャーナリズムも、ずいぶんと長い間「森友だ、加計だ」とそればっかりでしたが、こういう問題についてもっと真剣になってほしいんですよね。

北朝鮮がICBM搭載型の水爆実験に成功したことで、これからアメリカがどう動くのか。

私たち一般国民には複雑な国際関係はよくわからないけど、日本政府はいま必死に関係各方面へ対応しているでしょう。その頑張りに期待します。

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