女性二人
フジTV「ワイドナショー」で、松本人志氏が「ネットニュースに自分の発言がよく取り上げられるが本意が伝えられないことが多い。それはまあ仕方がないとは思うが、せめてそれを書いた記者は記名して自分の記事には責任を持ってほしい」と言いました。
松本氏は普段からふざけ半分ではありますが当を得た意見を言います。一部だけ切り取られて違うニュアンスで伝えられたらさぞ不愉快でしょうね。
それを横で聞いていた国際政治学者の三浦瑠麗さん、このごろテレビでの露出が多くなったのですが、「私は何を書かれても気にならないですね。松本さん、ちょっと細かい」と言って笑いました。
若いのに達観してるようなこと言ってますが、「気にならない」というより、「見ないようにしている」のではないでしょうかね。
人間なら誤解されるのは嫌だし、ちゃんと伝えてほしいという思いは誰にだってあると思うので、自分について間違って書かれたことを読んでしまったら「気にならない」ということはないでしょう。
それを正直に言ったら「松本さんは器が小さい」みたいなこと言われちゃって、あーかわいそ。
そういえばちょっと前に山口真由氏が「自分の書いた記事へのコメントは決して検索しないけど、それは関心がないからではなくて、関心がありすぎるから。その評価にいちいち右往左往してしまう。」と正直に書いていて好感を持ちました。
この頃時々テレビで見かける元財務官僚でアメリカで弁護士資格を取った才女です。
私はなんとなくその派手目な外見や喋り方からあまり好きではなかったのですが、先日ニッポン放送「そこまで言うか」に出演した時の語りがとても良かったので、好印象に変わりました。→ https://www.youtube.com/watch?v=zp-w04EL0Kg
レギュラーコメンテーターの宮崎哲弥氏の質問に的確にわかりやすく答える様子に頭の良さが伺え、良き社会を作るためにはどうすれば良いのかを真剣に考えている人、という印象を受けました。
三浦瑠璃さんのほうは、文章だけで知っていた最初の頃はなかなか良いこと書く人だと思っていたのですが、テレビに頻繁に出るようになってからは、話が観念的というのか、具体性がなく何を言いたいのかよくわからないことが多いし、女子高生のような甘えた声なのに「私の考え方が一番正しい」と言わんばかりの高慢な感じが、だんだん鼻についてきました。
一方、山口真由さんの話のわかりやすさは真の頭の良さを表すもので、あの甲高い声も気にならなくなりました。
BLOGOSに載った彼女の文章は、女性としての私的な思いがグダグダと綴られているので、寄せられたコメントもからかうようなものが多いですが、超優等生がたまにこんな風にあーでもないこーでもないと心情を吐露するの私は嫌いじゃないです。
究極の自己愛を感じさせる文章を書きながら、国をより良くすることに並々ならぬ関心も持つ・・・。それは有能な女性ならば珍しいことではないけれど、そんな女性が増え続けていることが子供が生まれない原因の一つかもしれないと私には思えます。
こんなに優秀で努力家で社会に優しい目を向け、かつ素朴な女心を備えた山口真由さん、幸せをつかんでくださいね。
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いつも応援ありがとうございます
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