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2018年1月27日 (土)

時代も政治も変化する

自民党の大物政治家だった野中広務氏が亡くなりました。

様々な人が色々な追悼の意を表しています。

弱者への眼差しが優しかったとか、沖縄への気配りも細やかだったとか、反戦を訴え続けていたとか、威厳があったとか、今の堕落した自民党にはそういう政治家はほとんどいないとか、そういう評価が少なからず見られます。

野中さんは日本の「幸せな時代」に存分に力を発揮した政治家だったのだろうと思います。

利権にまみれた自民党政治を象徴しているとか、黒い人脈だとかの噂が絶えない人でした。

ずいぶん前に書いた文章ですが:

≪経済が右肩上がりの時には、政治家も官僚も、「思い切った政策」「厳しい措置」など打ち出す必要もなく、どんどん入ってくる税収を、政治家、官僚、経済界のさまざまな結びつきに従って、ただ配分していれば良かった。
政治家はその配分を調整する能力がありさえすればそれで済んだ。
潤沢な税金が国庫に入り続け、政治は同じ事をやっていればうまくいくという時代がとっくに終わり、「これを続けていたら国は破綻する」と気づいてもう20年も経った。≫   「時間がない」 


バブル崩壊後、さまざまな問題が表出し、それまでの古い体質の自民党政治を終わりにしなければならない、という動きが出始め、古い政治家たちはだんだん影響力を失っていきました。

そうすると、国内の諸問題も外国からの脅威も今ほど深刻でなかった頃に台頭し既得権を持った野中さんのような政治家たちが、深刻さを増す現在の諸問題に悪戦苦闘している政治家たちを「過激だ」とか「弱者をないがしろにしている」とか「戦争に突っ走っている」とか批判するわけです。

「弱者にやさしい政治家だった」とか「平和を愛する立派な政治家だった」とか褒めそやすのは自由ですが、やっぱり時代背景を前提にしなければ人の評価は公平なものにはなり得ないでしょう。

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コメント

全く同感です。
時代と状況が全く違うのです。

野中さんは、重鎮ではありましたが旧態然とした自民党の時代のイメージが強く
あまり良い印象はありません。
憲法改正反対発言を前面に出し、
偏向報道放送局は強調したいのだなと思いながら見ています。


話は変わりますが、安倍首相が平昌五輪に出席されますね。
最初は、失望感が強かったのですが
国会中継見たりすると、やっぱり安倍首相しかいないと思い直しました。
勿論アメリカの要請とか、もう引退して欲しいような古い自民党議員とかにつつかれたのも少しはあるのでしょうが、
安倍首相は、良い意味策士な方なので
行かれるからにはちゃんと計算しつくして行かれるのでは無いかと、僅かな期待を持っているのですが。。どうでしょうねぇ。

投稿: FRAU | 2018年1月27日 (土) 20時49分

★FRAUさん

ああいう利権の親分が動かす自民党政治を、嘗てはマスコミは厳しく批判していました。
今になって、盛んに持ち上げるのは、仰るように、護憲政治家だからでしょうし、反安倍に利用できるからでしょう。

平昌オリンピックには首相は出席すべきではないと私も思っていましたが、私たち国民にはわからない高度な外交戦略があるとしたら、その判断は政治のプロに任せるべきなのでしょうね。
保守派の中には、口を極めて首相の決断を非難する人もいますが。
韓国の非常識が国際的にも周知されつつあるので、首相も余裕の判断をしたのかもしれません。

投稿: robita | 2018年1月27日 (土) 21時29分

おはようございます。

ただ、首相の身の安全が不安ではあります。
不穏な発言をしてる人たちもいますしね。
突貫工事のあの場所に行かれるのも、ちょっと怖い。。
何事もなく終わることを願うばかりです。

投稿: FRAU | 2018年1月28日 (日) 04時22分

★FRAUさん

おはようございます。

たしかにそういったことが心配ですね。
無事を祈りましょう。

投稿: robita | 2018年1月28日 (日) 09時10分

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