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2018年2月 3日 (土)

アレルギー治療が先

世論調査では国民の半数が憲法改正に賛成だそうです。

ということはまだ半数が賛成してはいないのです。

それで安倍首相も、憲法改正を怖がる国民感情に配慮して、「9条2項を残す」などという中途半端な案を提示せざるを得なくなっています。

矛盾した条項を残せば、せっかく改憲してもバカバカしい神学論争は続くんじゃないでしょうか。

ならば、今すべきことは、国民感情に配慮することではなく、国民に分かってもらう努力をすることではないかと思います。

「改憲してもいいが安倍政権の下では反対」などと言う人も多いのですが、理由を聞けば「安倍晋三が嫌いだから」という実にくだらない本音が見えてきます。
たいした理由もないのに一部の国民の間に広がる「安倍嫌い」は、繰り返し流されるマスコミの印象操作の影響がかなりあるでしょう。

しかし現実を見れば、もう左翼といえどもどんな理屈をつけても護憲を言い張ることができなくなっています。誰が総理大臣になっても、憲法をこのままにしておくわけにはいきません。

だったら、今ここにある国の一大事に際して、与党だけでなく野党もマスコミも一緒になって「国防上も、国の自立の上でも、憲法改正は必要です」と、国民を説得するべきだろうと思うのです。

「安倍首相の改憲案では対米従属から抜けられない」と言って、立憲民主党などは、「そうならないための憲法にしなければならない。安倍政権での改憲は危険だ」と主張していますが、改憲案を提示して活発な議論をすることは正しいのです。おおいにやってもらいたい。

しかし、その前に、国民の改憲アレルギー(=軍事アレルギー)を治す必要があるんじゃないでしょうかねえ。

その治療を施すについては、国の土台の問題ですから、それは対立軸でもなんでもない。与党も野党も一緒になって取り組まなければいけないことなのです。

それとも、国の安全保障対策より、政敵を引きずり下ろすことのほうが大事だとでもいうのかな?

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コメント

robitaさん、こんばんは。
初めてコメントさせていただきます。

参議院議員の青山繁晴さんは、
「日本国憲法には国民をどうやって守るのか一字も書いてない」
と言っておられますね。
私は青山さんの著書「ぼくらの真実」の中の日本国憲法前文に付いて書かれている部分を読んで愕然としました。
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という部分です。
恥ずかしながら私はそれまで前文にこんなことが書かれているなんて知りませんでした。
学校で習った覚えがないのです。
「こんな大事なことを誰も教えてくれなかった・・・」その時そう思いました。
もし学校で習っていたとしても私の心に残るものではなかったのだと思います。
私たちの安全と生存を他の国民を信頼して保持しようなんて、いったいどうやって国民を守るというのでしょう。
この部分だけをみても当然憲法は改正するべきではないのかと不思議に思いました。
その後、この前文ことを友人3人に機会を見つけて(個別に)話したことがあります。
友人たちは口にはしませんでしたが、3人共この前文は知らなかったようです。
3人共60歳前後の女性で、その年齢にしては高学歴の人たちです。
私たちの年代の人たちは、思いのほかこういったことを知る機会がなく知らないままで過ごしてきている人が多いのではないでしょうか。以前の私のように・・・
robitaさんがおっしゃっているように、まず本当のことを知ってもらう必要があると思います。
でもこういった内容の話はなかなかしづらいものですね。
押しつけにならないように、誤解のないように、わかってもらうのは本当に難しい。
私はせめて自分の子供や孫たち(孫に話せるのはまだまだ先のことですが)に、学校では教えてもらえない日本(歴史や文化も含めて)を伝えていきたいと思っています。
いつかそのチャンスがきた時に、「日本って本当はこんな国なんやで」って言える自分でいたいと思います。
そのためにはテレビからの情報だけでなく、自分で真実の情報を捜す努力が必要です。
私にとっては、こちらブログを見せていただくのもその一つです。
これからもrobitaさんの発信を楽しみにしています。

コメントするかどうか迷っていましたが、
建国記念の日の今日、思いきってコメントさせていただきました。
長々と失礼致しました。

投稿: 花水木 | 2018年2月11日 (日) 22時01分

★花水木さん

初めまして。
貴重なお話、本当にありがとうございます。

>学校で習った覚えがないのです。
「こんな大事なことを誰も教えてくれなかった・・・」その時そう思いました。
もし学校で習っていたとしても私の心に残るものではなかったのだと思います。<

私も学校で熱心に教えられた記憶がありません。

でも、この前文と9条に表現されている「武力不保持」「戦争放棄」の精神は知らず知らずのうちに日本人全員に刷り込まれたのではないでしょうか。
「平和を希求する」ということはそういうことだと当たり前のように思ってきました。

何かおかしいと感じ始めて、インターネットを始めたり言論誌などを読むようになって、色々なことがわかってきました。

>3人共60歳前後の女性で、その年齢にしては高学歴の人たちです。<

そういうことなんですよね。日本人の多くがそんな状態です。私の周りにもわかってない人がたくさんいます。
いきなりそんな話をするのは憚られますから、私はきっかけがあれば「ブログをやってるの」と言ってみます。興味を持ってくれればブログタイトルを教えるようにしています。
でも友人知人にはネットをやっている人が少ないので、なかなか広がらないですね。

私の知識など大したことはないのですが、できるだけ専門家の書いたものを紹介しながら頑張ってまいります。
これからもよろしくお願いします。

投稿: robita | 2018年2月11日 (日) 23時25分

お久しぶりです。
私は団塊世代ですが、中学の社会科の授業で憲法を学びましたよ。前文なんて全部暗記し、なんて素晴らしい文言(日本臭くない)と、大好きでした。同時代にできた世界人権宣言の文言と共通しているな、と気が付いたのは大学生のころでした。
日本にもヨーロッパにも、焼け跡が残っている時代に生まれた法典だと思います。
70年経過後も、改正はままならぬ、という風潮はいびつですよね。ただカリカリ叫んでいてもむなしいので、こんど世間を騒がせた40代の女性議員さんと同席する場があったときに、口頭よりも、文章で質問したほうがいいだろうと考えています。
ただやみくもに反対だと連呼するのではなく、平和な国であり続ける手立てとしての指針(憲法)って大事なものですから、それがどんな内容であるべきか、耳を閉じていたら始まりませんものね。

投稿: 案山子 | 2018年2月16日 (金) 17時18分

★案山子さん

お久しぶりです。

>中学の社会科の授業で憲法を学びましたよ。前文なんて全部暗記し、なんて素晴らしい文言(日本臭くない)と、大好きでした。<

はい、以前から仰ってましたね。

学校によって違うのか、個々の教師の性向なのかわかりませんけど、案山子さんはきっと熱心な先生に教えられ、且つご自身がその文言に感動されたのでしょうね。

私は教わった記憶がないのですよ。
でもまあ、日本人はみんな「日本の平和憲法は特別素晴らしい」と思っていたのでしょう。どこの国だって侵略戦争などしないという平和希求の理想は掲げていたでしょうにね。

上のコメントで花水木さんが指摘されたように、日本人のほとんどが、前文の「私たちの安全と生存を他の国民を信頼して保持しよう」とか、9条の戦力不保持などという文言の不条理に気が付きもしなかったのです。

>40代の女性議員さんと同席する場があったときに、口頭よりも、文章で質問したほうがいいだろうと考えています。<

立憲民主党はとにかく「安倍政権下での改憲は反対」という方針らしいですね。

自分たちが政権が取れるわけがないのに、安倍さんでなければ自民党政権下でもいいと考えているのでしょうか。意味がわかりません。誰が首相でもみんなで議論して納得いくものにすればいいと思います。

投稿: robita | 2018年2月16日 (金) 22時08分

すみません。訂正です。
世界人権宣言ではなく、国連憲章でした。
世界大戦のあと、平和を希求する思いにあふれています。


投稿: 案山子 | 2018年2月17日 (土) 08時56分

★案山子さん

了解しました。

投稿: robita | 2018年2月17日 (土) 10時22分

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