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2018年5月28日 (月)

内田先生の自家撞着

内田樹先生は、憎い安倍政権の支持率がなぜもっと下がらないのか、いたくご不満のようで、その理由を真剣に分析されたようです。→  http://blogos.com/article/299868/

「こんなに悪い政権なのになぜ国民は支持をするのか」 →「失点はたくさんあるのに、おそらくそれを補うほどの『よきもの』があるにちがいない」 →「安倍政権にはまがりなりにも『国家ヴィジョン』らしきものがあり、支持者はそれにすがりついている」
・・・とまあ、こんなことをつらつらお考えになったんですね。

サヨクの人々は、安倍政権がどんな成果を上げていようが全くそれを認めないのはいつものことなのですが、支持者が安倍首相の国家観に賛同しているというところはその通りです。

国家観と言ったって別にたいしたことじゃありませんよ。戦後の自虐的考え方から脱却して普通の国になろうというだけです。

で、安倍さんが初めてそれをはっきり言ってくれた総理大臣だから支持する人が多いのですよ。

で、内田氏は「安倍晋三の国家観ではだめだ」というわけなんでしょう。

内田氏は自身の理想とする国家の形が頭の中にあるのでしょうかね、「国家的ビジョンが国民の間に共有されていない」と嘆き、
≪「ヴィジョン」とは、国はどうあるべきか、どういうかたちを目指すべきかについての国民的な規模で共有された「夢」のことです。長期的な目標です。≫と説明します。

しかし、「国の目標」って・・・。国を運営するのにそんな御大層な目標って要ります? まるで「社会主義国家の実現を目指す」みたいじゃないですか。

共同体を維持するという基本認識をみんなで共有すればいいだけだと思うのですけど。

つまり国益です。豊かさを維持または向上させる。外敵に備える。この基本が国民の共通認識としてあるのが国というものじゃあないでしょうか。

日本は既に民主主義が確保されているのに、これ以上何を目標にするっていうんでしょう。

内田の考える理想国家に反対する者は許さない、みんな同じ目標を持つべきだと言ってるように見えるんですが、それって、サヨクの方々が信奉する憲法13条に反しませんか。「すべて国民は個人として尊重される」というあれですよ。個人の自由な考え方は国民の権利として尊重されるべきなんでしょう?

みんなで同じ目標に向かって進むって、まるで全体主義・・・・あ、そうか、そもそも左翼ってそういう人たちでしたね。

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2018年5月22日 (火)

自由な発言もいいけど時と場合によって慮るのも大切

夕方のフジ「プライムニュース」に出た安倍総理の、拉致問題に関しての質問に対する答えがしどろもどろだった、と元テレビプロデューサーの両角敏明氏が、書いています。 → http://blogos.com/article/298342/ 

私はその番組を見ていないのですが、この両角という人は反安倍ですから、安倍さんの喋り方の特徴を取り上げて
「このごろの安倍総理の言動には落ち着きがありません」 → 「安倍総理は怪しい」と言いたいのでしょう。

しかし、安倍首相の「しどろもどろ風話し方」はいつものこと。要するに、喋りが下手な人なのです。

両角氏の文章では「えー、つまり・・・、」「あのう・・・」を安倍総理の言葉の中にふんだんに取り入れていますが、そしてそれは実際に発せられた言葉であるでしょうが、それらは文字で起こすと、なおいっそう「しどろもどろ感」を醸し出しますね。

まあ印象操作ということです。

しかし、口が上手くても国政を任せられるほどの能力がない人より、滑らかに話せなくてもちゃんと仕事をする人のほうがほうがいいに決まっています。

「言葉が命の政治家が喋りが下手でどうする!」と怒る人もいるでしょうが、問題は中身です。

内容のない話をすらすらと喋るより、訥々とつっかえながらでも、一所懸命答えようとするほうがいいじゃないですか。

で、両角さんはその内容について「なにをおっしゃっているのかさっぱりわかりません」と言うのですが、
首相が言っているのは、「アメリカにも韓国にも協力を要請している。北朝鮮の『なぜ日本は直接我々に言ってこないのか』については、金委員長が直接交渉に応じるというメッセージである可能性がある」
ということですよね。何もおかしくないです。言い方ヘタですが。

それに、日本としては今はまだ北朝鮮と直接交渉に踏み込めない段階でしょうし、駆け引きですから国民に言えないこともいっぱいあるでしょう。

それぐらいわかってあげましょうよ。

国家間の交渉は実際にやっている人が一番わかっているのですから、素人は外交に口出しないほうがいいと思いますけどねえ。

言うのは自由なんですが、こういった反安倍派の印象操作によって政権が国民の支えを失い、結果的に拉致被害者の救出を阻害するのであれば、やっぱり、素人がやたら大きな声で余計なことを言うのは控えたほうがいいと思います。

それに、素人ならまだいいのですが、野党は国政政治家でありながら、素人と同じように首相の邪魔をしようとするので困ります。

外交・防衛に与党も野党もないのにねえ。

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2018年5月17日 (木)

交代する理由がない

株価と景気は好調。外交にも精力的に取り組み成果を出している。戦後レジームから脱却し、日本の国柄を守る。___これが安倍政権であるならばそれを退場させる理由がどこにあるのか、と。

これはつまりそういうことです。 → 
「総裁候補」に求められる器量 

≪新総裁は前政権の「成功」を継承する責務がある≫
と小川氏は言います。

国が良い状況であるならばその方向性は引き継がれるべきだということですね。

≪現在の安倍政権に関して言へば、後継者に絶対不可欠なのは、アベノミクスと安倍外交の継承である。劇的な政策変更は景気と株価を直撃する可能性が高い。≫

で、次期自民党総裁選で、候補と言われる人たちはいったい安倍首相の方針のどこをどう変えるために手を挙げているのか、ということなんですね。

変わらないのであれば、安倍さんに首相を続けていただきたいと思います。

だって、候補に名前が挙がっている人たちが、安倍氏ほど国際社会で存在感を発揮するとは思えないし、彼らの誰一人として「戦後レジームからの脱却」なんて考えていないからです。

景気も大事ですが、国際的な発言力や国のプライドも非常に大事なものです。

「もりかけ」のしつこさに、首相がこのごろお疲れの様子なので、体調を崩しては大変だから、いったん身を引いたらどうかとも思ったのですが、支持率が回復してきたようで、もうこうなったらとことん戦っていただきたいと思います。

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2018年5月12日 (土)

首相も官僚も国民もみんな疲れちゃった

先日の柳瀬元首相秘書官の国会での答弁が不誠実だと批判されています。

しかし、答弁があのようになるのも無理からぬことと思います。政権崩壊を食い止めなければならない立場でしょうから。

そもそもこんな問題、初期のうちに適切に対処していれば何でもなかったものを、小さな嘘をついてしまったために次々と突っ込まれる羽目になってしまいました。

柳瀬氏も、森友問題で証人喚問された佐川氏も気の毒だなあと私は思うのですがどうでしょうか。

お二人ともいかにも実直そうです。

官僚はなにかと批判され、たしかに中には出世第一の人や左翼思想に侵されてしまっている人もいるでしょうが、多くは真面目に国家のために働いていると思います。

そのときどきの政権を守る立場として、呑み込まなければならないことやつじつま合わせをしなければならないこともあるでしょう。

安倍総理か、あるいは官邸で采配を振るっているという首席秘書官の方針かわかりませんが、初動対応を間違えてしまったために色々な人が苦しさに耐えなければならない事態になってしまいました。危機管理の問題でしょう。

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柳瀬氏の参考人招致を終えてやっと事態収拾されるかと思ったら今度は愛媛県の中村知事の発言です。

「柳瀬氏は愛媛県の職員と名刺交換していないと言うが、こっちには柳瀬氏の名刺がある」と怒りの会見をしました。

中村知事にしてみれば、事実を隠すわけにはいかない、という正義を前面に出したいのでしょうが、あえて言わない、という選択肢もあったのではないでしょうか。
これでまた野党もマスコミもこの問題で政権を攻め続けるんでしょう。いつまで続くのやら。

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思うのですが、安倍首相は自分の任期中に改憲するのをあきらめたらどうでしょう。
一時より改憲の機運は低下していますし、いま無理して発議しても国民投票で否決されてしまっては元も子もありません。

安倍首相は「自分が憲法改正したい」という強い願いがあるでしょうし、安倍支持派も「何としても安倍さんの手で改憲をしてもらいたい」と思っているでしょう。

しかし、「安倍首相の下での改憲に反対」と思い込んでいる国民が少なくないことや、このところの不祥事で安倍政権に対する不信感が広がってしまった以上、改憲が失敗する可能性は大いにあるのです。

そんなことになったら次にいつチャンスが訪れるでしょうか。

それに、安倍首相の9条改正案は承服できません。
なんで2項を残すんですか。矛盾がそのままでは改憲の意味がありません。

安倍首相やその支持者たちは、「何より国民の思いを酌まなければ改憲はできない。だから、『武力を持たない』という2項を排除しないでほしいと国民の大多数が願うなら、その範囲内での改憲案にせざるを得ない」という考えのようですが、私は、それならば国民を説得するのが先だろうと思うのです。→「アレルギー治療が先」

確かに改憲は急ぐ必要があります。
北朝鮮の脅威というより、中国の脅威だって差し迫っていますし、自衛隊のPKO活動にも支障をきたします。

でも中途半端な改憲をするぐらいならじっくり腰を据えて筋の通ることを実現したほうがずっと良いのです。

ただ、安倍政権ではもう国民を説得することは無理でしょう。
信用を失ってしまったのだから。

野党やマスコミの印象操作によるところが大きいとはいえ、政権側の対処の仕方に不備が多かったのも事実です。

堂々と正直に言えば済んだことを、怪しまれないようにと神経質になり過ぎ、ごまかしたり隠したりして事をこんなに大きくしてしまいました。
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安倍首相に改憲をやらせてあげたいと思っている人々には悪いけれど、改憲は安倍首相のためにあるのでなく、国民のためなのですから、しっかりとした改憲をできる人がやればいいのです。

安倍さんは初めて本気で改憲に踏み込み、眠っていた多くの国民が目覚めるきっかけを作ってくれたのです。それは立派な役割として歴史に残ると思います。

「ついに改憲を成し遂げた総理大臣」という名目はどうでもいい、国のために改憲作業を進めるんだという強い意思を持っていた___そういう総理大臣で十分じゃないですか。

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総裁三選は諦めて、2項削除を主張している石破さんに後を継いでもらったらどうなるか。

「安倍政権下での改憲は反対」と言っている人たちは、今度は「石破政権下での改憲は反対」と言うのか、「2項削除は反対」と言うのか、どっちでしょう。

石破さんなら「2項削除」の意義を噛んで含めるように丁寧に説明してくれるんじゃないでしょうか。

今「反安倍」のスローガンだけでかろうじて元気を保っている人たちがそのエネルギーを失っていく様子が見られるんじゃないかとちょっと期待します。

ただ、石破さんってこういう人なんですよね:

 → https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/04/ishiba-gekkan-1.jpg

 → https://i0.wp.com/hosyusokuhou.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/pRMrDov.jpg


かといって、岸田さん? 野田聖子さん?

この人たち、これを是非やりたいから総理大臣になりたい、というもの何かあるのかなあ。情熱が感じられない。

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野党やマスコミがこうして反安倍活動に邁進し、それに乗せられた国民が何年かたって「あれはいったい何だったのだろう」と思い返すことはあるでしょうか。

ずいぶん小さいことで政権を突っつきまわしたものだ、などと回想することもないかもしれません。

国民は忘れっぽいから、マスコミが今まで何人の総理大臣をこうやって引きずりおろしてきたのかも覚えてないでしょう。

マスコミはこうしてお金を儲け、野党は「万年野党」としての役目を果たして「一仕事終わった」と満足するだけのことでしょうね。

なにやってんだか。

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2018年5月 6日 (日)

欧米はそんなに正しいのか

最近の「セクハラ」糾弾はすさまじく、「女性の敵」と認定されたエロおやじは社会的に抹殺されてしまいます。

たしかにいやらしいおじさんにいやらしいことを言われるのは不快ですよ。気持ち悪いですよ。

でも、この世はセクハラに限らず、不愉快な言葉を発する人なんて珍しくありません。
そういう人は周りから嫌われます。

不愉快な思いをさせられたのなら、それは当事者の間で解決すべき個人的な問題ではないのでしょうかねえ。
社会全体でその人を裁いたりつるし上げたり必要があるのでしょうか。

人権派弁護士などは、「セクハラは犯罪ではない」と発言した麻生財務大臣をフランスの法律を持ち出して激しく非難しています。→ http://blogos.com/article/295066/

「国際的に拡散されとても恥ずかしい」と思うなら、まずは大袈裟に報道する日本のマスコミを非難すべきじゃないでしょうか。

「国際感覚の欠如」などと言い立てる前に、この魔女狩りと私刑の流行を憂えてほしいと思います。

日本人は何につけても欧米標準を「国際常識」として盲目的に信奉する傾向がありますが、どうして日本人には日本人の考え方がある、と胸を張っていられないのでしょうか。

国際標準とは白人の価値観に基づくものらしいですが、おかしいと思えば追随しなくていいんですよ。

例えばイスラム世界の男女関係における価値観や習慣はその他の国々とはずいぶん違いますが、誰も責め立てたりしませんし、ご当人たちも「国際標準に合わせなければ」などと焦ったりしません。

グローバル時代に国際協調しなければならないこともたしかにあります。
しかし、欧米、中東、アジア、日本、それぞれの歴史があり文化があるのです。

何でもかんでも「国際標準」とやらに合わせなくてもいいんじゃないですか。

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2018年5月 3日 (木)

感情でものを考える人を説得するのは難しい

「週刊新潮」に連載されているタレント石田純一氏のエッセイ、いつもは読まないのですが、ちょっと前の号に載った文章に日本国憲法のことが書いてあったので読んでみました。

一部抜粋:

≪日本の軍部は__(中略)__破滅への道を突進した。引き返す機会は何度も与えられたのに、である。
こうして引き起こされた悲劇の結果である300万人超の犠牲のうえに、先の憲法の条文はある。彼らの犠牲のうえに、僕らがいま民主主義を享受できていることを思えば、この憲法を尊重することが、犠牲者への一番の弔いになるのではないか。僕はそう考える。__≫

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「平和主義者」の思考回路ってこうなんですよね。

日本政府が引き返す勇気を持たなかったので夥しい数の人を犠牲にしてしまった。それはたしかでしょうが、そのことと、今現在の日本の存立のための対策は全く別の問題です。

ところが石田氏は「あの戦争で大勢が亡くなった」、「だから護憲」と、何の脈絡もない二つの事柄をウェットな感情だけで結びつけています。

「引き返す勇気がなかったためにあの戦争で大勢が亡くなった」→「だから、引き返す勇気を持つべきだった」、これならば論理性のある反省と言えるのですけどねえ。

でも論理は往々にして感情にかなわないものです。

泣く子と護憲派には勝てない、と申しましょうか・・・

あ、それと、「戦争に負けたおかげで民主主義を手に入れた」という思い込み、石田さん、それ間違いですから。

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