感情でものを考える人を説得するのは難しい
「週刊新潮」に連載されているタレント石田純一氏のエッセイ、いつもは読まないのですが、ちょっと前の号に載った文章に日本国憲法のことが書いてあったので読んでみました。
一部抜粋:
≪日本の軍部は__(中略)__破滅への道を突進した。引き返す機会は何度も与えられたのに、である。
こうして引き起こされた悲劇の結果である300万人超の犠牲のうえに、先の憲法の条文はある。彼らの犠牲のうえに、僕らがいま民主主義を享受できていることを思えば、この憲法を尊重することが、犠牲者への一番の弔いになるのではないか。僕はそう考える。__≫
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「平和主義者」の思考回路ってこうなんですよね。
日本政府が引き返す勇気を持たなかったので夥しい数の人を犠牲にしてしまった。それはたしかでしょうが、そのことと、今現在の日本の存立のための対策は全く別の問題です。
ところが石田氏は「あの戦争で大勢が亡くなった」、「だから護憲」と、何の脈絡もない二つの事柄をウェットな感情だけで結びつけています。
「引き返す勇気がなかったためにあの戦争で大勢が亡くなった」→「だから、引き返す勇気を持つべきだった」、これならば論理性のある反省と言えるのですけどねえ。
でも論理は往々にして感情にかなわないものです。
泣く子と護憲派には勝てない、と申しましょうか・・・
あ、それと、「戦争に負けたおかげで民主主義を手に入れた」という思い込み、石田さん、それ間違いですから。
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コメント
石田氏の発言は、感情論と言うより
何だか聞こえの良い言葉だけを羅列した誰にでも書ける
平々凡々(中身がペラペラ)とした文章にしか受け取れません。
都知事選に何も考えなく立候補したのも然り、この文章も然り、
思慮深くない人である事は感じ取れます。
投稿: FRAU | 2018年5月 5日 (土) 07時07分
★FRAUさん
>何だか聞こえの良い言葉だけを羅列した誰にでも書ける
平々凡々(中身がペラペラ)とした文章<
そうなんですよね。
「平和が大事」という言葉なら誰にでも言えるし、平和が大事なのは誰にとっても当たり前のことです。
平和のためには「戦略」が必要、ということが9条信者にはどうしてもわからないようですね。
憲法9条は平和対策どころか障害にさえなっているのに、「戦争はイヤだ」という感情だけで護憲護憲と駄々をこね続けるのは、理屈の通じない「泣く子」と同じです。
投稿: robita | 2018年5月 5日 (土) 09時35分