子はかすがい
女優の樹木希林が亡くなったので、追悼番組として今日のテレビ朝日「徹子の部屋」は希林さんのこれまで出演したものの再放送だった。
別居している夫内田裕也と二人で出演した回もあった。
仲睦まじそうなその様子に徹子さんは「良いご夫婦じゃない」と称賛していた。
実質的には夫婦とも言えない関係かもしれないが、年月を経てああいう雰囲気を醸し出すことができれば「良い夫婦」と評されるようになる。
これも一つの夫婦の形態だろうし経済的に余裕があるからできることだろう。
一緒に暮らしていた頃は凄まじい喧嘩をしていたらしい。
家裁の調停のお世話にもなり離婚寸前までいったという。
離婚せずにここまで来ることができたのは、別々に暮らしているからということもあるだろうが、一族の人数が増えたことも関係しているのではないかと思う。
子供は娘一人だけだが、その娘が3人産んだ。
一族が集まればなかなかにぎやかで楽しそうだ。
老境に入って「これで良かった」と思えるのは、やはり子供や孫たちを通じてそもそもの夫婦の絆を実感するからだと思う。原点はあの結婚だったと。
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