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2018年11月30日 (金)

正直に言えば言ったで

入管法改正案が評判が悪い。
左派にはもちろん、安倍政権支持層にも。

事実上の移民政策であり、移民を受け入れている世界の国々の惨状を見れば、愚策であるのは間違いがない、と言う。

しかし、安い労働力を求めるのは仕方のないことじゃないだろうか。
今の日本社会を見れば、別に安倍政権でなくたって、誰が政権を担当しようが同じことをやるのではないかと思う。

国民みんなが満足する解決策など誰も持っていないから、国会の与野党攻防はあのように空しいものになっているのだ。

こんなに反対が多いのに、それでもなお移民を入れようとするのはそれだけの理由があるからだろう。

地方や中小の経営者は強欲に貯め込むために安い労働力を求めているのだろうか。
地元の彼らから切実な要求があれば政治家はそれを聞かないわけにはいかない。

今の野党が政権を取っても同じ要求と移民反対の板ばさみになった挙句、苦渋の選択をせざるを得なくなるんじゃないだろうか。

結局、「日本の良き国柄を守りたい」という国民より「現実的な利益が大事」という国民のほうが多いのであれば、そっちを選択するしかないのである。

政府は経営者に賃金を上げろと命令することはできず、結婚や出産を強いるわけにもいかず、高齢者の介護にお金がかかると言って、介護保険料を引き上げることもできず、・・・・いや、正直に言えばいいだけだ。

「介護職員の給料を上げるためには介護保険料を上げなければなりません」、これは言える。

心ある政治家は「経営者は安い労働力に期待するのでなく、頑張って給与を上げれば日本人労働者が集まるはずです」、これも言うんだ。

それを言って選挙で負けるんだったら負けてもいいではないか。

本当のことを正直に言って退場する政治家と、目先のことしか考えない国民、その構図が明らかになるだけでもいい。

思い出したが、小泉純一郎総理大臣は「痛みに耐えてくれ」とはっきり言っていた。
なのに絶大な人気があり、国民は支持した。

「日本の未来のために今の痛みに耐えてくれ」と厳しいことを言っても国民が歓迎する指導者。結局はそういう人物の登場を待つ、または育てるしかないのだと思う。
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コメント

介護職でフィリピン、ヴェトナム、インドネシアなどから海外へ働きに出ようとする人たちは、オーストラリアやカナダを目指すそうです。彼らは英語ならそこそこ話すことが出来るし、
生活も楽になるからでしょう。
既に、日本は選択肢に入らないのです。

先日見たテレビの番組で高齢化の中国の介護をやっていました。日本式の介護を取り入れようとした施設では、職員はそんなふうに出来ない、と丁寧な介護が無理だと言っていました。

要するに、一人一人に丁寧に対応するなら、もっと報酬を上げることを考えないと海外からも働きに来ないということではないでしょうか。

安く丁寧な介護を望むのは無理なのです。今、その無理なことを日本の若い人たちにやらせている、ということです。

海外からも来ないのであれば、国内のリタイアして元気な高齢者をパートタイムで雇用すれば良いのに。
俺は(私は)介護など出来ない、などと言いそうですが、今のうちに近い将来の自分の姿を見ておくのも必要ですよ、と言ってみたらどうでしょう。

投稿: kai | 2018年12月 2日 (日) 08時22分

★kaiさん

>海外からも来ないのであれば、国内のリタイアして元気な高齢者をパートタイムで雇用すれば良いのに。<

仰る通りですね。
何年か介護施設でボランティアしていましたが、70歳前後の高齢労働者も少ないけどいました。
でもパートタイムで短い時間というのが雇う側としてはやりたくないようなんですね。それとも雇用形態上、無理なのか、それで私もボランティアならということでお手伝いしたのですけど。
高齢者が若者の職場を奪うのか、なんてことも言われました。
高齢者が安い賃金で雇えるとなると、事業者は若い人より高齢者ばかり雇うからということなんですかね。そんなの年齢で給与額を分ければいいだけと思うのですけど、私にはよく事情がわかりません。

とにかく、今の高齢者は元気なんですから、半分ボランティアのつもりで安い賃金で3Kでもなんでも働けばいいと思うのです。
でもそこはやはり高齢者ですから、できる範囲でとなると、週2日、1日2・3時間みたいなことになるでしょうか。そんな虫の良い話はないし、労働効率も悪いということなんでしょうね。

>俺は(私は)介護など出来ない、などと言いそうですが、今のうちに近い将来の自分の姿を見ておくのも必要ですよ、と言ってみたらどうでしょう。<

たとえば退職して9年になるうちの主人に提案しても「絶対にやらない」の一言でおしまいですね。男性はそういう人がほとんどだと思います。
でも、もし、高齢者ができる範囲での仕事が用意されて、徐々に雇用が進んでいけば偏見はなくなっていくんじゃないかと思います。


投稿: robita | 2018年12月 2日 (日) 10時37分

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