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2018年12月30日 (日)

クジラを食べたいという理由だけでなく

日本は、IWC(国際捕鯨委員会)から脱退しました。

国際的な組織から脱退することの不安を口にする人の意見もよく見聞きしますが、脱退せざるを得ない理由を知ると、これで良かったと思います。

IWCは資源としての鯨を保護しつつ、有効利用することを目的に創設されたものですが、70年も経つうちに、主だった参加国は捕鯨国ではなくなり、今や当初の目的から大きく乖離して「鯨愛護団体」と化してしまったようです。

つまり「鯨は賢いし可愛いから殺してはならない」というイデオロギーが根底に据えられるようになりました。

当然、日本が「鯨はすごく増えている」と科学的なデータを示して証明しても限定的な調査捕鯨以外認められることはありません。

増えた鯨はイワシ、サンマ、タラ、イカなどの魚を大量に食べ、人間と奪い合っているのが現状です。

おそらく反捕鯨勢力は、人間が鯨に譲るべきだと思っているのかもしれませんが、人間にとっても魚類は主要なたんぱく源ですから、いくらクジラ様が可愛いからと言ってそう簡単に譲るわけにはいきません。生存がかかっているのです。あんた牛だって豚だって食ってるじゃないの。それらは「賢くないから。可愛くないから」とでも言うのか。とんだ差別主義者だ。

日本は30年にもわたって、IWCで一所懸命言葉を尽くして説得してきたそうなのです。でも、ほとんど「動物愛護カルト」に陥ってしまった組織では聞き入れられることはなかったのです。

30年もよく耐え、よく頑張りましたね。もういいでしょう。脱退は正解です。

思うのですが、せっかく飛び出したのですから、日本が主導して「まともな捕鯨委員会」を作ったらどうなんでしょう。

IWCに深く関わった経験があり、事情をよく知っている中田宏氏によると、資源管理をしながら持続可能なように利用していこうという日本を含む国々は41ヶ国、絶対に捕鯨を認めない国々が48ヶ国あるそうです。
「これらの数字から見ても、日本がIWC内で孤立したわけではないことがお分かりいただけると思う」と言っています。

日本と考えを同じくする国々と協力して、資源保護と鯨の有効活用について賢く議論ができる組織を立ち上げれば、IWCの理不尽な実態を世に問うことができるんじゃないでしょうか。

こちらのほうが「本流」になったら嬉しいなあ。

因みに、小学生の頃の給食で「鯨の串カツ」がとてもおいしかった覚えがありますが、今食べたらどうなんでしょう。

いずれにせよ、未来の食糧難を見据えて、捕鯨の技術を失わないことも重要かもしれません。
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2018年12月27日 (木)

ネトウヨと反日日本人

テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」でネトウヨ特集をやったそうです。私は見なかったけれど、こんなことだったらしい。 → http://news.livedoor.com/article/detail/15798888/

評論家の古谷経衝氏が、ネトウヨについて解説していますが、この人の論説はいつもとても雑なので、そのまま受け取らないほうがいいですね。

「ネトウヨ」はネット上で右翼的な発言をするからそう呼ばれるのでしょうが、大抵のネトウヨは短絡的で言葉が乱暴で、左翼勢に対しては喧嘩腰なのが特徴です。

だから私などはブログで(左翼の人から見れば)右寄りの意見を書きますが、ネトウヨという範疇には入らないと思います。

喧嘩腰でコメントを書いてくださる左翼の方々にも真面目に答え、あるいはあまりに粘着質の場合は、皮肉で返すか無視するぐらいなものです。こういうのはネトウヨとは言わないと思います。

「モーニングショー」のコメンテーター玉川徹氏はネトウヨの皆さんから「反日だ」と叩かれるそうで、「日本のためを思って言ってるのになんで反日と言われるのか」と憤慨します。

そうですねえ。玉川さんは自分ではそういうつもりなんでしょう。

ただ、玉川さんは本当に安倍政権が嫌いで嫌いでやることなすこと批判します。

安倍政権支持派から見れば「日本の利益のために一所懸命やっている総理大臣を引きずり降ろそうとしている。反日だ」となってしまうのでしょう。

やっぱり「左翼政権」であった民主党の迷走ぶりを思い出すと、防衛にしろ経済にしろ左翼的な人たちによる政治では国の運営はうまくいかないんですよね。

ああいうことを経験しているのに、まるで民主党政権を懐かしむかのような現政権批判を聞いていると、日本のためを思っていると言われても「ほんとに?」と疑ってしまいます。

要するに、「日本のため」というなら、日本人同士で反目し合わず、それぞれが一方通行で悪口を発しているだけでなく、同じ場で議論をしてみせてほしいのです。

ところで、その「日本人同士の争い」を喜ぶ勢力がいることを忘れてはいけません。

中国や韓国、それにどういうわけか日本のマスコミです。

過激な言葉を書き込むネトウヨさんの中にも、日本人同士の喧嘩を煽る反日日本人がいるかもしれませんよ。

 
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2018年12月25日 (火)

今日の玉川さん

今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」で、韓国駆逐艦の日本哨戒機に対する射撃用レーダー照射について、香田洋二元自衛艦隊司令官の解説を聞きました。

これは、韓国軍は信用できないと国際的に不信感を持たれてしまうほどの非常識なことだそうです。

コメンテーターの玉川徹氏が、
「現場のはねっかえりのやったことを政府がかばっている、ということは国の意思すら感じられる。」
「あんまり反日教育してると、何かあった時に政府が止めたいと思っても国民や軍がそれを許さない、という状況になってしまう。」
と、とてもまともなことを言っていたので、いつもの玉川さんからするとちょっと意外に思いました。→ http://news.livedoor.com/article/detail/15788550/

しかしもう一人のコメンテーター青木理氏は、韓国擁護に一所懸命で、「韓国も日本もどっちもどっち」という方向になんとか持っていこうとしつこく食い下がっていました。

玉川さんが、「もし日本の自衛隊がこういうことをしたら、自衛隊トップもしくは政府が現場の誤りをかばうのですか?」と香田さんに聞いたところ、即座に「厳罰です」という答えが返ってきました。

すると、青木さんは「そりゃー、そんなことはないと思うんだけど」と言うのです。自衛艦隊元司令官がいる前でねえ。

まあしかし、青木さんのような極左がおかしな発言をしてくれるおかげで、まともな意見が光り輝くんだなあ、とも思います。

これが韓国の番組であれば、「何が何でも日本が悪い」という意見ばかりになってしまうでしょうから、視聴者も考える機会を奪われてしまい、それこそ玉川さんの言う通り、軍や国民の暴走を招きかねませんよね。

青木さんのようなことを言う人は必要なのかもしれません。

ただ、そういう人たちに対していわゆる「ネトウヨ」と言われる人たちが、汚い言葉で罵倒するのだけはやめたほうがいいと思います。
批判するなら冷静に理を説くことがとても大事です。

まあ、「ネトウヨ」の罵詈雑言は反日分子による工作活動だという話もあるようですから、よくよく気をつけなければなりませんが。
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2018年12月20日 (木)

ローラ、りゅうちぇる、ラサール石井、ああもう・・・

今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」でタレントのローラさんが「辺野古基地反対」の声を上げたことを取り上げていました。

ホワイトハウスの嘆願書サイトに1ヵ月で10万筆集まれば米政府が何らかの対処をすることになっていて、既に10万に達しているそうです。

ローラさんがフォロワーの多さを誇る自分のインスタグラムで署名を呼びかけたことも大きな影響を与えたと思われます(日米政府がこんなことで東アジア安全保障政策を変更するわけないと思いますけど)。

「わたしはいま頭の中が子供達や動物の幸せと地球をまもることでいっぱいです」とか言ってます。困った人です。
「環境問題」「人権問題」「動物愛護」等々に憑りつかれて現実が見えなくなる芸能人は世界中どこの国にもいますが、こういう人たちやそれに煽られた人たちから極悪人呼ばわりされながら現実の危機に対処しなければならない政治家というのも気の毒な立場ではありますね。政治家になんかなりたくない人が増え、質が落ちていくのも当然ではないかと思います。

モーニングショーのスタジオではコメンテーターの高木美保氏が、
「芸能人だって政治的発言をタブーにすることなくローラさんのように勇気を出して声をあげていいんだと思いました」とコメントしていましたが、

それならローラは自分勝手な感傷的な思いを一方的に発信するだけじゃなく、なぜ辺野古に基地を移転させなければならないか、日本の防衛を真剣に考える人の話に耳を傾けるつもりはあるのかないのか、それをはっきりさせなければならないと思います。話し合いが最も大事なのです。それが民主主義です。

玉川徹氏は、
「玉城デニー知事が『基地はイヤだ』と言っているのに、国は言うことを聞かず工事をどんどん進める。だからもうアメリカに直接訴えるしかない、ということで、こういう署名活動になった。アメリカが『わかった。じゃあ方針を変える』となったら、(アメリカの言いなりの日本は)あわてて辺野古建設をやめるんじゃないか」
なんてバカなことを口走っていました。

こんな低レベルのコメントを平気で口にする人がなぜ毎日堂々とテレビに出てるんでしょうか。

玉川さん、一度専門家の書いたものを読んでみるとか、まともな議論をしているBS放送の政治番組でも見てみたらどうですか?

あなたにアドバイス、「人の話を聞く」

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2018年12月18日 (火)

これからは侵略者の思い通りにはさせないように

北方領土について、政府は歯舞、色丹の『2島先行返還を軸に』交渉を進める方針です。
まずは「2島返還」。残りの2島については引き続き交渉を続ける、ということなのですが、「国後・択捉はあきらめる」ということじゃないか、と右派も左派も共に、安倍政権を「弱腰」「外交下手」と非難します。

右派がそれを言うのはまだわかります。
しかし、他国と決して喧嘩はしてはならない、という信条を持つ左派がそんな言い方をするのはおかしいと思います。
奪われた領土を元通りに取り返すのは戦争でも覚悟しない限り、ほとんど不可能です。
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1982年、イギリスとアルゼンチンの間にフォークランド諸島の領有権をめぐって軍事衝突が起きました。アルゼンチン軍を負かしてイギリスは自国領土を守りました。
サッチャー首相は「侵略者が得をすることはあってはならない」として譲歩を拒んだのです。
軍隊を出すことをためらう閣僚たちに向かって女性であるサッチャー氏は「この内閣には男は一人しかいないのか」と叱咤したと言われています。

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北方領土も竹島も、軍隊が出せない日本が強い姿勢で交渉できないまま長い年月が経ってしまいました。
多くの民間人が既に定住している島に奪還のために攻め込むことはもちろんできません。
その点、尖閣諸島は誰も住んでおらず、もし中国軍が上陸したら、今度こそ「侵略者が得をすることはあってはならない」というしっかりとした対処をしてほしいと思います。北方領土や竹島のようなことになってしまわないように。

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今進められている北方領土返還交渉について、評論家やマスコミや野党は政権批判のネタとして勝手なことを言っていますが、平和を愛する左翼の方々は、どうか文句を言わず、交渉を見守ってください。

そして2島返還された暁には「よくやった」と交渉にあたった関係者を国民みんなでねぎらいたいものです。

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よろしくお願いします


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2018年12月13日 (木)

「フルーツ宅配便」ドラマ化

漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」で連載中の「フルーツ宅配便」(鈴木良雄作)がテレビ東京でドラマになる。とても楽しみだ。
深夜なので録画するとしよう。

ドラマにしてほしいという要望は、読者投稿欄だったかネットだったかで前々から目にしていた。
その中で「キャストに荒川良々あたりを持ってきて」などという意見もあったのだが、ドラマ告知の配役にしっかり「荒川良々」が入っていて笑ってしまった。

その他、松尾スズキ、前野朋哉、仲里依紗など、いかにもの俳優たちの名前もあり、期待が膨らむ。

デリヘルという些か後ろめたい世界の物語だが、こんな営みもあっていいのかな人間だもの、と思いながら読んでいる。

原作と同じ面白さが表現できるかどうかはわからないが、あの「みじめでほのぼの」感が出るといいなと思う。


おぉ、忘れていた。主演の濱田岳。イメージとちょっと違うが、なかなか良い配役ではないか。

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関連記事: 「マドンナたち」 

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2018年12月 7日 (金)

他に何か良い案があるなら

水道法改正で水道事業が民営化(運営権)されるととても恐ろしいことになると野党やマスコミは悪い面だけを論って反対している。

そんなに悪いことならなぜ政権側はそれを進めようとするのか、国民としては知りたいではないか。

野党やマスコミが言うように、自公政権は日本を滅ぼそうとしているのだろうか?

滅ぼしていったいどうするのだろう?

一部の悪徳政治家やそれと結びついた悪徳商人たちだけが得をする世の中を作ってその頂点に君臨したいからだろうか?

いくらなんでもそんな子供だましの昔話みたいなことは考えていないだろうと私は思うのである。 

で、こういう意見を読んだ。→ https://blogos.com/article/343623/

要するに、
≪人口減少とエコ化による水の需要量が減少→水道料金収入で成り立つ水道事業の減収→赤字→水道料金値上がり。同時に老朽化した水道設備の更新に莫大な費用がかかる≫ ということだそうだ。

もうずいぶん前から問題視されていたことだし、コンセッション方式(施設・設備は公共が所有、運営は民間)が検討されたのは民主党政権の時だったという。
重要課題だから、民主党も一所懸命進めようとしたんだろう。

その時政権を担った政治家たちが野党になるとむやみに反対するという非常におかしな状況だ。

大阪市長 吉村洋文氏のツイートが無責任に反対する人々を批判している。
≪メディアや識者は、民営化の課題をことさら取り上げるが、
「何もしなければ水道料金はどうなるか?」にはダンマリだ。ここが隠されている。
耐震化、老朽化の更新、需要低下、役所の非効率、将来の市民が確実に負担を背負う。そこが問題の核心だ。≫

この問題に限らないが、与党の提案に、対案もなくただ反対するだけの野党がその態度を改めないことには良い議論にはならない。

その点、国民民主党はそういう不毛な路線から脱却する努力をしているようなのでそこは応援したい。

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2018年12月 6日 (木)

いったいどうなってるの

今日の法務委員会で立憲民主党の有田芳生参院議員が安倍総理に質問した。
「(技能実習生が)日本を本当に愛してやって来たのに、結局、差別され、虐待され、蹴られ、殴られ、自殺をした。そういう人がいっぱいいるのに、これをどのように総括して、新しい制度に入っていかれるのか」

総理はこれに対し、
「亡くなられた例については、私は今ここで初めてお伺いをしたわけで。ですから、私は答えようがないわけでありまして」と答えた。


「虐待され、蹴られ、殴られ、自殺をした人がいっぱいいる」、というのが本当であれば由々しき問題だ。重大な人権問題だし、刑事事件になっても
おかしくない。

亡くなった技能実習生の死亡原因や実習の実態を早急に調査して明らかにしなければ、日本は外国人労働者を人間扱いしない国だということになってしまう。

総理は何をのんびりと構えているのだろう。

今解決しておかないとやがて徴用工問題と同様に非常に厄介なことになるじゃないか。

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2018年12月 4日 (火)

笑いたいだけ

今年のMー1グランプリは「霜降り明星」というコンビが優勝した。

ドタバタ騒がしいだけで全然面白くない。なぜ優勝したのかわからない。

決勝戦の3組の中では、「和牛」が秀逸だったと思う。すごく面白かった。

もう一つのコンビ「ジャルジャル」は、言葉芸としてなかなかよく考えられていて技には目を瞠るものがあり、努力の跡が伺えるが、笑えるかと言えばそんなに笑えない。

審査員の先輩芸人たちは絶賛していたが、観客の立場からすれば漫才は笑えるものでなければ意味がない。

「和牛」には「もっと笑いを爆発させてほしかった」という批評があったが、私は充分爆笑した。

決勝戦に進出できなかったその他のグループにも優勝者より面白いのがいくつもあった。「ギャロップ」「スーパーマラドーナ」「かまいたち」等々。

芸人同士の共通認識として一般人にはわからないエスプリのようなものがあるのだろうか。

見ているほうとしては、よくわからない芸人魂より、自然に笑ってしまう漫才を求めているのだけどね。

まあ、お笑いの感性は人それぞれだから、「霜降り明星」に爆笑したという観客もいるんだろう。

「和牛」には、「あんな賞、取れんでええやんか。あんたらで爆笑する人のほうがずっと多いと思うよ」と言ってあげたい。

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和牛関連記事: 凡庸な「反権力」 

 

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