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2019年1月12日 (土)

変人

「片づけられない」「忘れっぽい」「指示がよく理解できない」「うまく話せない」・・・、そういった難点を抱える人が悩み、自分を責め、引きこもりになったり鬱になったり、自殺まで考えたりすることがあります。
「生きづらさ」を抱えた人たちとしてメディアによく取り上げられます。

近年、そういった特徴を持つ人の多くは医学的に「発達障害」と診断されるようになり、大人になってそれがわかって「病気だったんだ」と本人が悩みから解放されたという事例をよく見聞きします。

そういうのを聞くと、それじゃあ私も発達障害じゃんか、と思ってしまいます。

≪水を流しながらお風呂を掃除していて、電話が鳴ったらその瞬間に忘れてしまう。
他の部屋で別の用事をしていると流しっぱなしの水の音に気づく。そんなことを一日中やっている≫

発達障害の人のこういう一例を新聞で読みましたが、私、これに類することは若い時からよくやってます。さすがに電話が鳴ったら水は止めてからその場を離れますが。
とりかかった作業に別のことがかぶさると、前のことを忘れてしまうんですね。

説明をされてもよく理解できなかったり、作業の手順が覚えられないから働くことにも不安がありました。
実際、アルバイトなどの場でもミスをして迷惑をかけることがよくありました。
就職していたら「使えない人」として睨まれ、バカにされ、いたたまれなくなって退職せざる得なくなっていたかもしれません。

話すことも苦手で、緊張すると支離滅裂になり、何を言いたいのか自分でもわからなくなります。

言っていいことと悪いことや、やるべきこととやってはいけないことがわからない時があり、つい失敗してしまうので、コミュニティの中では喋らず行動せずの癖がついてしまったかもしれません。(単独では結構自分なりの冒険はしましたが)

後で落ち着いて考えてみると、事の良しあしは普通に理解できるのですが、他の人はどうして瞬時にそれを判断できるのだろうといつも思っていました。

「コンビニ人間」という芥川賞受賞作品の主人公に、ちょっと共感しました。自分はこれほどではないなあと思うので「ちょっと」です。

私はそれでも、人より動作が遅い、覚えが悪い、頭の回転が悪い、忘れっぽい、という劣等感には悩みましたが、そのことで人生に絶望することもなく普通に暮らしていました。

劣等感なんて誰もが持ってるものだし、それぞれ得意なこと不得意なことがあるのだからと教わっていましたから。

まあでも、「人間の基本というところで私には欠如しているものがあるのかなあ」ぐらいは思っていたかもしれません。人間の基本がなってないということは確かに深刻な問題ではありますね。もっと悩まんかい。

結婚してからずいぶんいろいろ経験し、少しは成長したと思います。異様に成長が遅かったということなのかなと今になって思います。

今でも多分におかしいところがあって、反省することはしょっちゅうです。人からどう見られているかわかりません。

でも周りの人はみんな普通に付き合ってくれるし、いじめられることもありません。

果たして私は発達障害なのでしょうか。

「ちがうよ。そんな簡単なもんじゃない」と言われますかね。

でも大学も出てるし結婚もしていて発達障害に悩む人も少なくないらしい。知的障害があるわけではないのです。ただちょっと脳のどこかのネジが緩んでいる程度のことではないのかなと思います。

・・・思いつくまま書いてしまいましたが、やっぱり私は事の重大さがよく理解できない変な人なのでしょうか。

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