まあ落ち着いて
産経新聞コラム「産経抄」がリーダーの資質について書いていました。→ https://special.sankei.com/f/sankeisyo/article/20200229/0001.html
菅直人元首相がツイッターで「安倍総理は対応の遅さを批判されて、それを気にして急遽(きゅうきょ)準備もなく対策を発表しているように見えます。リーダーとして最悪です」と書いたそうですが、同じような批判がマスコミにも国民の間でも見られます。
リーダーは何をやっても批判されてしまいます。特に反安倍キャンペーンに乗せられた大衆は、こういった国難の時に冷静さを失いある種「高揚感」さえ漂わせて政権批判をします。
時間をかければ「遅い」「早く決断しろ」と言うし、決断すると「議論が足りない」「独裁者だ」と言う。
クルーズ船を横浜港で引き受けたこと、全ての中国人を入国禁止にしなかったこと、全国の小中高の学校に休校要請をしたこと、それらが果たして良かったのか悪かったのか、誰にもわかりません。
政府高官は「どちらにしても批判は出る」と達観しているそうですが、マスコミや大衆の非難にいちいち動揺していては政治はできませんから、そのような気持ちを保って議論と決断をしてほしいと思います。
歴代の全ての総理大臣も厳しい批判を受けながらあれやこれやの苦渋の決断をしてきたことでしょう。
国の安泰を考えないリーダーなどいないのです。(私の知る限りですが菅さんだけはちょっと違ったような気がします→「総理の自己実現」)
「産経抄」はこう結びます:
≪中世フィレンツェの政治思想家、マキャベリは言う。「大衆はつねに、外見だけを見て、また出来事の結果によって、判断してしまう」
安倍首相は、政治は結果がすべてだと誰より理解しているはずである。≫
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