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2020年4月16日 (木)

保身に懸命なモーニングショー

今朝の「モーニングショー」にノーベル賞受賞者の本庶佑氏がリモート出演し、「どこに潜んでいるかわからない忍者のような感染者を見つけるためにPCR検査を増やすべき」と発言していました。

コメンテーターたちは「さすがノーベル賞受賞者。科学者の言うことはやはり違う。論理的だ」と口々に褒めちぎっていましたが、本庶さんは特段「さすが」と思えるような科学的で論理的なことは言っておられませんでしたよ。
「モーニングショー」の主張を後押しするようなことを言ってくれたので絶賛したのでしょうね。本庶先生、利用されてますよ。

「検査を増やせ」という主張は、「陽性と判定された夥しい数の軽症者を収容する施設と、そこで働く人員(食事の用意、風呂・トイレの掃除等)」が確保され、治療薬があって初めて意味をなします。もちろん定期的な医師の診察も必要でしょう。
それは今の混乱した医療の現状で可能なのかどうか、という問題だと思います。

モーニングショーは「軽症・無症状の感染者を収容する施設を用意してからPCR検査を拡大すべきだ」なんて始めから全然言っておらず、とにかく希望する人全員に検査するべき、と言い続けていました。
検査して陽性の人を早期に入院させて治療すればいいんだ、と医療崩壊を招くようなことを無責任に主張していましたよ。

要するに、検査機器の精度が高く治療薬があり隔離施設が充実しているなら検査をやる意味はあるんですよ。
そうでないなら、医療現場を徒に疲弊させるようなことはすべきでないと私は思いますけどね。

 

この新型コロナウィルスは感染力が強いわりに無症状・軽症の人も少なくないと見られており、日本は「感染の広がりはもうある程度は仕方がない。医療が注力すべきは重症患者だ。死者を出さないようにする」という方針でやっているのだと思います。

「コロナに打ち勝った!」と一時誇らしげだった中国は、感染者の再流入で危機感を募らせているようで、「日本方式に転換しようか」と考え始めている模様です。

 

神奈川県医師会の「かながわコロナ通信」をもう一度。

PCR検査についての見解 
「PCR 検査の現状と将来のこと」

テレビのコメンテーターの無責任なコメントにも気をつけてくださいとのことです。
「ごまかされないで、間違った情報に」 


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コメント

きちんと後も追っていらっしゃるのね。
さすがです。ありがたいです。

私の方も追加しました。

検査の増加を求める声が大きく、増加へと舵が切られ、この先どうなるかと心配です。8割の殆ど無症状の人たちが増えて、そのうち自然と収束へ向かうと期待してたのですが、どうやら抗体が作られにくいウイルスのようですので長期戦になりそうです。この冬、インフルエンザは下火でしたが、コロナは暑さに弱くないようなのでどうなるでしょうね。

病気は何もコロナだけではないのに病院に行きにくく、おかしな民間療法が流行るようになるのでしょうね。

投稿: さなえ | 2020年4月19日 (日) 06時58分

★さなえさん

検査を増やしているので、感染者も目に見えて増えていますね。こういう人たちの行き場が問題です。

>どうやら抗体が作られにくいウイルスのようですので長期戦になりそうです<

そうですね。自分でできる抗体検査というのも精度があまり高くないのであれば、やる意味もあまりないのではないかと思います。

感染者数の増加はともかく、日本人の死者数が少ないことに世界各国が首をかしげているそうです。
ギリギリのところで医療崩壊を防げているからか、それとも何か他に要因があるのでしょうかね。

>コロナは暑さに弱くないようなのでどうなるでしょうね。<

ついこの間まで東南アジアは湿度も気温も高いから感染が少ないと言われてましたが、患者数はだんだん増えてるようです。
韓国では治癒後の再陽性も数多く確認されているとか。
とにかくよくわからないウィルスなので、収束後の検証が重要ですね。

>おかしな民間療法が流行るようになるのでしょうね。<

動揺せず冷静な心が大事ですね。
特に高齢者。

投稿: robita | 2020年4月19日 (日) 10時52分

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