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2020年5月31日 (日)

異形の国が巨大化した挙句に

今朝のフジTV「日曜報道ザ・プライム」で、香港問題に関して橋下徹氏が次のような意見を述べていました。
≪阿片戦争で負けた中国はイギリスに香港を奪われた。中国はそれを取り返そうとしている。それに対しての他国の批判は中国にしてみれば「内政干渉」だ。
中国が沖縄問題に口出ししてきたら日本だって「内政干渉だ!」と言うはずだ。≫

これ、一見正論のように見えるから始末が悪いですね。

香港は中国共産党政府に対して自治権を奪うなと言っているし、沖縄も日本政府に対して沖縄県民の自由意思を尊重しろと言っているので、同じことだと受け取る人もいるんじゃないかと思います。

しかし国際社会が中共の何を批判しているかというと、そもそも中国共産党の独裁体制、力による強引な現状変更、カネで国際機関を操るなどの傍若無人なふるまいに対してでしょう。もちろんチベット、ウイグルへの弾圧、台湾への脅しや嫌がらせは言うまでもありませんし、日本だって領土を狙われています。

自由、民主主義、人権を踏みにじる中国の政治体制それ自体が問題なんです。

 

短大一年生の時、法学の初日の講義で、「私たちが常識的に考えて悪い法律でも、その法体系で悪魔の国の秩序が保たれているならば、それはその国にとっては立派な法律です」ということを教わりました。はあ、これが法律の基本というものかと納得した覚えがあります。

中国共産党を悪魔に例えるのはちょっと失礼かもしれませんが、橋下さんは、「中国は自分たちのやり方で国をまとめようとしている。外野があれこれ言うのは内政干渉だ」という意味で言ったのでしょうね。

でもそれならば、中国は国際社会とは相容れず交流はできないことになります。
自由と民主主義は世界中の国々が共有すべき価値だということは国際社会ですでに合意されていることなんじゃないですか。少なくともみんなその方向を目指しているんだと思います。

 

これは単なる「香港問題」とか「内政干渉」だとかいう小さな問題ではないでしょう。
中国がこの世界でなにをしようとしているのかを考えるべきなんじゃないかと思います。

しかも沖縄のことを言うなら、中国はすでに内政干渉をしているじゃないですか。工作員を送り込んで沖縄を焚き付け日本を分断させようとしています。

他の点では同意できる意見が多い橋下さんですが、香港問題と沖縄問題を同列にして比較するのは間違ってると思いますよ。

 

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