自由主義対全体主義
昨日のフジTV「日曜報道 ザ・プライム」で橋下徹氏が次のように発言しました。
≪この機に乗じて中国の体制を変えてやる、みたいな威勢の良い政治家も出てきている。
こんなこと言うとめちゃめちゃバッシングされるけど、二階幹事長のような中国との太いパイプを持つ人は必要。
二階さんは憎まれ役になって中国との付き合いを大事にしている。≫
これに対して櫻井よしこさんが諭すように反論していました。→ https://sn-jp.com/archives/4623
ツイッターでは案の定橋下さんが批判されまくっています。
でもツイッターだから、短い言葉で感情的にしか表現できません。制限された少ない字数で書き込まないといけないのでツイッターではきちんとした議論ができないのです。
橋下さんだって「ほら、めちゃめちゃバッシングしてくる」と思うだけです。これではなんの進展もない。
橋下さんはわかってないと私も思います。もともと国際・外交・防衛問題についてはあまり熱心に考えるほうではないように思います。
頭が良い人ではあるので、ちゃんと状況把握すればきっとわかる人だと思います。
私も素人として考えるだけですが、習近平政権下の中国とは、太いパイプを維持するより、できるだけビジネスをしない方が将来的に日本にとってのダメージは少ないのではないでしょうか。
中国がとてつもなく危険な国であることが明らかである今、その司令塔である習近平とその体制を警戒するのは当然のことです。
中国との経済関係が切れれば日本の損失も大きい、というのが二階さんはじめ親中派の言い分なんでしょうが、それこそが中国の策略にまんまとはまっていることを意味すると思います。
オーストラリアはそういう考え方でやってきて、政界や教育界はじめあらゆる業界がじわじわと侵略され、気がつけば中国批判もし難い状況になっていたというのです。今頃になって事の深刻さに慌てているようです。がっちり入り込まれてこれから排除していくのは大変なことだと思いますがなんとか頑張るしかありません。
二階さんの太いパイプってなんですか。それって中国にとって都合がいいだけのものじゃないんですか。
経団連は目先の金に目がくらんで日本をオーストラリアのようにするつもりでしょうか。
習近平のやってることはどう考えてもおかしいのです。狂っていると言ってもいい。
中国共産党内部で権力闘争が激しくなっているそうですが、感染症の蔓延や水害などの難問を抱えているのに独裁政治を強め領土拡大の傍若無人を続ける中国共産党が国際的に孤立してその後どうなるか、それを考えないといけない。
たとえ習近平が失脚したとしても、共産党独裁がなくなるわけではありません。独裁でなければ体制を維持することができないからです。
勢力拡大に躍起になっている中国共産党に対し、自由主義陣営は協力して対抗する必要があります。
米ソ冷戦時代のCOCOM(対共産圏輸出規制)を復活させたら・・・戦争になってしまいますかねえ。
でも自由社会は協力してなんとかあの怪物を抑えないといけないのです。
日本企業もそこをよく考えて中国マネーに執着せず、できる限り距離を置くよう努力してもらいたい。
安倍政権は中国をサプライチェーンからはずす政策を考えているでしょうか。
マスクや消毒液など衛生用品の製造については中国撤退の企業を支援するために700億円を用意するそうですが、親中派(政界、財界、マスコミ等々)がまだまだ強い勢力を持っているうちは、他の業種に広げていくのは難しいでしょうね。
こういう時こそ、独裁国に飲み込まれることがどんなに怖いことか、国民はそこを真剣に考えないといけないのに、「独裁者安倍はやめろ」とかノーテンキなことを言ってる人がまだいる。情けない。
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