自分たちにとって甚だ不都合な首相だから
総理大臣とは、なにしろ一国を率いるわけですから、大変な重責で気の休まる時がないほど困難な仕事だろうと想像しますが、首相なんて国会答弁して会見開くだけだから簡単だと思っている人も多いようです。
安倍首相が5か月近く休みなしで執務を続けたことを「働きすぎ。休みを取るべき」と言う人もいれば、
「首相動静を見るとスケジュールはスカスカ」「問題山積の中、国会も開かず、会見も逃げる。全然仕事してないじゃないか」と責める人もいます。
首相の執務は具体的にどういうことをするのか私にはよくわかりませんが、「首相動静」に載せられてない部分のほうが多いんじゃないでしょうか。
国会を開かないのは、すでに散々言われていることですが、「開いて何を決めるのか」が大事です。
野党は「コロナ対策について話し合う」といいますが、もし今の政府の対策が間違ってるというなら対案を出して国会開会を要求するべきです。しかし例えば台湾や韓国のような対策を見習え、というなら、厳しい私権制限をかける法律が必要で、野党(特に共産党や立憲民主党)がそういう私権制限に反対するのは明白です。
政府は今の法律でできることを精いっぱいやっているのに、野党が「国会を開け」と、あたかも首相が怠けているかのような言いぶりで非難し続けるのは単なる印象操作でしかありません。対案もなく国会を開いて野党は何をするつもりなんでしょうか。くだらない質問で「舌鋒鋭い」パフォーマンスをやるだけなら国会を開くのは無駄でしかありません。
会見から逃げる、というのは、例えば6日の広島での会見で言えば、飛行機の搭乗時間が迫っていて周囲が首相を急がせただけのことをことさら朝日新聞や東京新聞が「首相が逃げた」という印象に仕立てましたね。
彼らは「首相は嘘つきで情がなくて卑怯者で怠け者」という悪印象を拡散しようと懸命です。
首相はもちろん指導者として完璧でもないですし、欠点だって失敗だって色々あるでしょうけど、いったいあんなに悪しざまに罵られるほど酷いですかね。
むしろ問題山積の困難な状況の中、よくやっておられると私は思いますよ。お体大事にしていただきたいと思います。
ま、彼らがなぜしつこく首相を引きずり降ろそうとするのか、理由は明々白々ですけどね。
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