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2020年10月28日 (水)

話し合い?無理無理

≪尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の上空で昨年11月、海上保安庁の航空機が中国海軍の艦船から「中国の領空を侵犯している」と警告を受け空域からの退去を求められていたことが26日、政府関係者への取材で分かった。≫

一年も前にこんなことがあったんですね。
政府が公表しなかったのはなぜでしょう。
習近平国賓来日を視野に、事を荒立てないよう水面下で中国と折り合いをつけていたのでしょうか。

中国は常時尖閣周辺に公船を往来させ、日本の漁船を監視したり追いかけたりしていますが、「中国の領空侵犯だ」と日本に警告まで発していたのですね。

漁民は怖くて漁場に出られませんし、海保もつきっきりで護衛する余裕がありません。
日本が強く出られないのを中国は知っているのでこうなるのも仕方がないと思います。

尖閣から日本人を追い出して、次の段階はといえば尖閣のどこかの島に上陸でしょうか。

日本政府は上陸されてしまった時にどうするかを考えているんでしょうか。

少しは考えてるかもしれないけど、75年もの間、軍事を避けてきた日本ですから、戦うといっても何ができるのかなあと心配になります。

悪いのは侵略者のほうなのに、今のところ日本は腰が引けています。というか、先に武器を使うわけにはいかないので仕方がないですが。

漫画「空母いぶき」では、侵略してきた中国相手に勇敢な戦いぶりでとても頼もしく思いましたけど、あんなにうまくいくとはちょっと思えない。

日本は戦いたくないし中国も恐らくそうでしょうから、日中両政府が水面下で何らかの話し合いをしているとしたら、尖閣の海の緊張状態はあまり変わらずこのままでずっといくのかとも思いますが、いやいや「サラミ戦略」といって、中国は少しずつ少しずつ侵入して既成事実化していくのだ、という見方もあります。実際南シナ海はそうやって事実上我が物にしてしまいました。

中国はなだめすかしておさまるような国ではないので、世界中から嫌われ、孤立して弱体化するのが一番いいのですが、どういうわけか中国に親しみを感じ擁護したり手を組もうとする人や国がたくさんあります。金の力には抗えないのか。

 

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