再構築
大塚家具の大塚久美子氏が社長を辞任しました。
お家騒動とかいって、ずいぶんとテレビを賑わせたことありましたね。
社長である父の高級家具路線と銀行でキャリアを積んだ娘の考え方がぶつかり、お店は二つに分裂しました。
事の顛末は詳しくは知りませんが、娘の久美子氏はカジュアルで低価格の商品販売を目指すも、うまくいかなかったようで、今はヤマダ電機の子会社となったそうです。
父親の方は「匠大塚」という高級家具店を新しく立ち上げ、一定のお得意様を確保して経営も安定しているそうです。
久美子氏がこのほど社長を引責辞任したことで再びワイドショーなどで取り上げられました。
テレ朝「ワイドスクランブル」でコメンテーターの若新雄純氏が「良い形でおさまったと思います。高級家具の店として図体が大きすぎた。ヨーロッパでも長く続く高級ブランドの企業はどこも小さいです。『匠大塚』として職人とともにブランドは守られ、残りの部分は安価な家具店として生き残った。これがリストラクチャリング(事業構造の建て直し)なんです」と述べていて、なるほどと思いました。
従業員にも明暗はあったでしょうが、リストラに痛みが伴うのは仕方がないことでしょう。
久美子氏は今後は家具販売アドバイザーとして会社を側面から支えていくということですが、経歴からもわかるようにとても優秀な方のようです。
残念ながら今回は久美子さんの思ったようにはいかなかったけれど、その才能を生かして再び第一線で活躍する姿を見たいと思います。
そういえば大阪の再構築も反対派の巻き返しが凄まじいそうで都構想の行方はどうなるのでしょうか。
私など、二重行政の膨大な無駄を解消するためなのだから悪いことであるはずがないと思うのですが、改革しなければと言いながら人は現状維持が心地良いのでしょうね。
反対派の意見を読んでもよくわかりません。
だから普段から信頼している論者の意見を信頼することにします。投票権ないけど。
よろしくお願いします ⇒
人気ブログランキング
| 固定リンク
コメント