ロジハラ
ロジカルハラスメント(正論で相手を追い詰め不快にさせる行為、略してロジハラ)なるものが新たなハラスメントとして話題になっていますが、乙武洋匡氏がこの風潮に疑問を呈しています。→ https://news.yahoo.co.jp/articles/ae43b2cde3f5d85cfa37f3aacf2a11b96c17d2f4
「こんなものがまかり通ったら、すべてに感情が優先される歪んだ社会になってしまう」 「むしろ世間の空気に流されずに正論を言ってくれる存在は大切にすべきでしょ」と。
「正論を言う」という行為も印象として二種類あると思います。
相手の気持ちも考えず、ただ優位に立って自分だけ良い気持ちになるために理屈を押し付けるのはたしかに嫌な奴としか思えませんが、科学的データなどをもとに相手の間違いを論理で指摘するのは悪いどころか、理解を広めるために必要なことです。
世間で言われるロジハラなるものは、人間関係における嫌がらせであって、不快に思うのは当然です。
でも社会的諸問題の解決に関しては「論理」は是非必要なものです。
福島原発の処理水を海に放出することに、科学的論理性が理解できない人々が反対する問題。
論理的思考を受け付けない韓国が感情論で日本を責め続ける問題。
豊洲の地下水を飲めるほどきれいにしないと安心できない、という人たちもいましたね。
これら論理的思考のできない人々の感情が勝ってしまっては、乙武さんの言う通り社会は歪んでしまいます。
SNSなどでは、一所懸命論理で説得を試みる人たちがいて、それを感情論で押し通す人たちが全然論理的思考ができなくて、いやもう大変です。どっちが困った人たちなんだか。
原発処理水について細野豪志議員がツイッターで頻繁に論理的な発信をしているので、よかったら「いいね」を押してあげてください。
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