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2020年12月29日 (火)

コロナ総括

昨日のテレ朝「モーニングショー」で、羽田雄一郎参議院議員がPCR検査を受けに行く途中で亡くなったニュースを受けて、コメンテーターの石原良純氏が次のようなことを言って怒っていました。
「この番組がコロナの恐怖を煽ってるとか週刊誌で叩かれているけど、羽田氏は数日前から発熱があったのにPCR検査が遅れた。発熱があったらすぐに検査を受けたいと思うのは当然だ。PCR検査は無意味だという人はそういう時でも検査を受けるなと言うのか」

おわかりになっていないようですね。

症状が出た人をPCR検査するなと言っているのではないんですよ。

例えば無症状でも陽性と出た人と接触した人々をかき集めて検査して、その無症状や軽症の陽性者たちを隔離したり家に待機させたりする無限の広がりを作ることにどれほどの意味があるのか、ということなんです。

無意味どころか、そんなことをして大勢の貴重な働き手を2週間も拘束することで、色々な場で人手不足を引き起こすことになるでしょうに。

「指定感染症」の2類に指定されているため、軽症でも入院させなければならず、医療逼迫の主因になっているという問題もあります。

コロナウイルスは根絶などできません。夏の間も生きていて、冬になって温度も湿度も下がればまた活発に活動し始めるんです。インフルエンザと同じです。

インフルエンザもワクチンがありながら毎年猛威を振るいますよね。人もたくさん死にます。変異もします。

だから怖いウイルスではあるけれども、共生するしかないんです。

医療は重症者を救うことに注力し、なるべく死者を出さないようにする。それが対策です。

こんなことでいちいち経済活動を止めていたら、これから先いったいどれだけの人が経済困窮しどれだけの自殺者が出ることでしょう。

 

・・・・と、私は理解しているのですが、どこか間違っているところあるでしょうか?

 

今朝のモーニングショーではまだ「検査を増やせ増やせ」と叫んでいました。
「年末年始に親の家に行きたい人たちが民間のPCR検査を受けるために長蛇の列に並んでいるそうです」とキャスターの羽鳥慎一氏が言うと、玉川徹氏は「検査難民ですよ。受けたい人は何回でも検査受けられるようにすればいいじゃないですか」だって。だめだこりゃ。

 

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