希望を持つことを「空疎な精神論」とは言わない
日本のワクチン接種はスピードが上がっているようですね。
慎重なあまりなのか、日本は立ち上がりは遅いけれど、いったん作業に入るとものすごい馬力を発揮します。これが日本の底力、つまり現場で働く人々の頑張りというものでしょう。
英米など、ワクチン接種が進んでいる国では通常の生活に戻りつつあることから、日本もこの調子でいくとオリンピック前の収束を期待してもいいんじゃないでしょうか。
色々制約はあるでしょうが無事開催されるといいですね。
国会では、「オリンピックをやると感染が広がる。そのリスクを負ってまで開催する理由は何なのだ」と首相を責める野党質問が続いていましたが、理由はなんだと言われても、世界のイベントに日本が自分で名乗りをあげたからには開催に向けて努力する責務がある、としか言いようがないですよねえ。
野党だって同じ日本国民なんだから無責任に責めてばかりいないで「総理、オリンピックの成功に向けてともに頑張りましょう!」とでも言えば男が上がるし、支持率も上がるでしょうにねえ。
ところで、「立憲民主党主枝野さんが『オリンピック延期・中止』の主張を明言しなくなった。世間の空気が変わりつつあることを心配してるのかもしれない」と昨日の「プライムニュース」で言ってました。
つまりこのところワクチン接種が進み、感染者も減り続けていて、世論が「オリンピック賛成」に傾いてきているから、オリンピック反対を言い続けると不利になるというんですね。
これから感染状況がどうなるかわかりませんが、オリンピックまであと一か月半に迫ってるのですから、都も国も中止などは考えてないでしょう。
「もう延期も中止もできないから突っ走るのか、先の戦争の過ちと同じだ!」などと騒ぐ人がいますが、なにもそこまで大げさに考えなくても。
オリンピックの場合、中止したときのダメージのほうがずっと大きいという試算も出ています。
準備も粛々と進んでいるでしょうから、ここは国民一丸となって(「一丸」が嫌いな人もよろしく)オリンピック・パラリンピックを盛り上げようじゃありませんか。
福井県立大学教授の島田洋一教授はいつも皮肉の利いた面白いツイートをします。 https://twitter.com/ProfShimada/status/1400315517341077505
≪状況が見えず、明治半ばになっても「ところで攘夷はどうなったんでしょうか」と聞く人があったという。
いまだに、外国人が来る五輪はやめろと攘夷を唱えている野党議員を見ると、その例を思い出す。≫
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