風邪症候群
「ただの風邪」という言い方がありますが、「ただの風邪」とは何でしょう。
「風邪」の症状が出るインフルエンザやSARS・MERSなどは重篤になり死に至ることも少なくない怖い感染症ですが、それ以外に発熱・喉の痛み・咳などの症状は出ても、それほど心配でない風邪もあります。
そういう風邪の場合、大人はいちいち医者に診てもらわないでしょうが、子どもの場合は心配なので一応診察を受けさせることが多いです。親は「ただの風邪ですか」と聞き、「ただの風邪です」と医者に言われると安心します。
「ウイルス性の風邪」と「ウイルス性でない風邪」に分類されるというより、ほとんどの風邪はウイルス感染によるものです。自律神経失調症や細菌の一種であるマイコプラズマ感染症でも風邪の症状が出ることがありますが。
風邪の症状を引き起こすウイルスは200種類以上あって、全部を特定することはできません。
インフルエンザ、アデノウイルスやヘルパンギーナなどの夏風邪のウイルスは確認ができますが、どのウイルスで起きているか分からないものを医者は「ただの風邪」と言っているのだそうです。
こういうこと意外と知られてないんですけど、・・・なんて言ったら、小泉環境大臣みたいに「誰でも知っとるわ!」とか突っ込まれたりして。
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