応援の作法
高市早苗さんのツイートです:
≪皆さま、日々応援いただき重ねて感謝申し上げます。
告示も無事に過ぎ、各候補者と共に政策議論を毎日行える有意義な時間を過ごしております。
自民党の良さは、党内で遠慮なく意見を交わし、決まれば一致団結して前に進めるところです。
それが私の愛する自民党です。≫
≪しかし、悲しいことに私の元に、高市支持者が他候補への政策批判を超えた罵詈雑言を発する行動があると多数報告を受けております。
総裁選は議論していく場でもあり、例え正反対の意見であっても尊重しあう場です。
各候補者も、その支援者も決して敵ではありません。≫
≪他候補への誹謗中傷や恫喝や脅迫によって確保される高市支持など私は要りません。
丁寧な政策説明を行い、理解促進をし、支持を得ることができる。
そうしたリーダーがいま、求められています。
是非、皆様も良い総裁選になるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。≫
ネットにおける政治談議では「日本はこうでなくては日本ではない」といった強い気持ちを持っている人が多いので、応酬を繰り返しているうちに言葉が激しくなってしまうのでしょうね。
保守派のほうが罵詈雑言が多いというわけではないですが、今回の総裁選に関しては、濃すぎる愛国カラーを持った人たちが、他の候補に誹謗中傷を浴びせることが多いようです。
高市さん以外の候補者たちについては支持者といってもそれほど思い入れが強くないので、余計に高市支持者の中でも過激な人が目立ってしまうのでしょう。
高市さんの応援をする人たちが他の候補やその支持者に罵詈雑言をぶつけることは、決して高市候補の応援になっていないどころか、高市さんの評判まで悪くなってしまいます。「極右」だなどと言われて迷惑していると思います。
狂信的と言っては言い過ぎでしょうが、熱烈支持のあまり周りが見えなくなるのはよくありません。
橋下徹氏やユーチューバーのKAZUYA氏など、愛国者だと思いますが、やや柔軟で是々非々の姿勢に共感することが私は多いです。
しかし虎ノ門ニュース系というのでしょうか、国体に強いこだわりがある百田尚樹氏や有本香氏らと喧嘩別れしてしまったようです。
どっちも喧嘩腰だったのかもしれませんが、せっかく同じ愛国者同士なのに残念ですね。左翼から「内ゲバ」などと言われてしまっては笑うに笑えない。
以前「奥さまは愛国」という一文を書きました。
誰かに感化されたのか突如として愛国に目覚めた人たちが、過激な言動に走りがちなのかもしれません。
高市さんの言う通り、丁寧な議論で理解を促進することに努めてまいりましょう。
でも、あまりに自信たっぷりに馬鹿丸出しの政治家さんなどには、ついちょっとしたからかいのツイートをお見舞いしたくなるものですわよね。
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