誰に投票したらいいかわからない人へ
若手芸能人たちが「選挙に行きましょう」と投票を呼びかけているyoutube映像が話題になっています。
影響力のある人たちがこういう呼びかけをするのは良いことだと思いますが、政治家に一票投じるということは大変大きな意味を持つもので、当然のことながらただやみくもに投票所に行って誰でもいいから名前を書けばいいということではありません。そんなことするぐらいだったら投票しない方がマシだと思います。
けれども今まで特に切実な不満もなく生活してきて政治には関心を持たなかった人たちが、誰に投票するか決めるといってもどうしていいかわからないでしょう。
日本は今、様々な問題を抱えています。経済、エネルギー、外交、防衛、少子高齢化・・・等々、それら一つ一つについて、どの候補がどんなことを言っているのか知ることは大事なのですが、「そこまで熱心になれない、そんなことを調べる時間もない」という人も多いでしょう。
かといって政治家としての大まかな姿勢だけに注目すれば、どの候補も似たり寄ったりの「国民の所得を増やします。安全安心で豊かな暮らしを守ります」といった良いことしか言わないので、決め手がありません。
けれども、ただ一点、不可欠の判断基準があります。
この日本を愛し日本のためを本当に思っている政治家かどうかを知るには、いわゆる自虐史観から脱している人であるかどうかで見分けることができる、私はそう思います。
「日本を取り戻す」と宣言して特定勢力から嫌われ今も嫌われ続けている元総理大臣がいますが、「日本を取り戻す」、この姿勢は実は国の土台として最も大事なことなのです。当たり前の国家観を持つということです。
この土台があればこそ、与野党が切磋琢磨しつつ協力して日本が抱える様々な問題を効率的に話し合うことができるようになると思います。
政治家によって歴史認識に多少の違いはあるし個別案件的に色々な認識はあって当然です。
でも、国に誇りを持たないがために国益を失いかねない主張をする人を国会議員にするべきではない。
これは政治信条とも民主主義とも関係のないことです。
その人たちの考え方を細部にわたってここでは書ききれないから書きませんが、嫌がらせをされ領土を狙われてもその国(日本を敵視する国)に味方するような人間が国会議員になるというのはどう考えてもおかしいでしょう。日本はそういうところがとても変なのです。
もちろん、政策による利害はそれぞれですし利権構造がなくなることもないです。政治闘争は未来にわたってずっと続くでしょう。
しかし少なくとも、与野党に共通の土台さえあれば国会での議論はもっと活発で意味のあるものになっていくはずです。
とにかく、まずは候補者の国家観を確かめてほしい。個々の政策については時間と根気があれば調べるといいと思います。
それともう一つ、こういうことにも気を付けてください → https://twitter.com/takenoma/status/1450311390963519490
投票に行きましょう ⇒
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コメント
小選挙区制はダメですねぇ。選択肢があまりにも少なすぎますもん。
わたしの地区は、れいわ、立憲、自民だけ。
昨日も家人と話したんだけど、この地区の自民の〇〇は、朝生に出たことあるけど一言も発せられなくて情けないヤツだと。コメントで、今度朝生に出させて貰ったら、ちゃんとお応えしたい、とか言われても…
しかもこの地区の三氏、お三人とも比例と重複って何よ!っていう感じ。
比例なんて無しにしてほしいです。選ばれてない人が比例で復活なんて納得いかないです。
で、情けない奴に入れるより、高市さんの名前でも書いてくるか…こういうのダメですかねぇ。
投稿: aun | 2021年10月20日 (水) 12時23分
★aunさん(ahnさん?)
小選挙区制は評判悪いですよね。元に戻せないのでしょうか。
朝生は数回見たことがある程度ですが、大勢の論客が出るし仕切り役であるはずの田原氏が気まぐれなので、よほど波にうまく乗らないと初めての人は発言しにくいと思いますよ。その自民のかたも口惜しいでしょうから、次のチャンスまでに技を磨かれるのではないですか。
せっかくの一票ですから、マシな人に入れるしかないですね。
投稿: robita | 2021年10月20日 (水) 15時41分