そうだ、できるんだ!
<前記事より>
先日のテレビ朝日「モーニングショー」で再生エネルギーについての話がありました。
コメンテーターの玉川徹・浜田敬子両氏が、「世界はもうとっくに電気自動車に移行しているのに日本は相変わらずガソリン車をやめることができない」「ガソリン車に携わってる労働者が困るというけど、ガソリン車産業がなくなればそういう人たちの雇用は新しい産業に移動していくんですよ」と力を込めて言っていました。
これ、デビッド・アトキンソン氏や竹中平蔵氏の考え方と同じじゃないかと思いました。(日本の高性能ガソリン車に欧米は太刀打ちできないという現実や電気自動車に転換することの是非については別にして)
アトキンソンさんは常々「生産性が低く企業努力も怠る中小零細企業を温存していることが日本の成長を妨げている。これらが淘汰されても、そこで働いていた人たちは新しい産業の人材として受け入れられ、雇用の流動性を促す。日本の産業構造を変えなければ日本はこのまま沈む」と主張しています。
この考え方が非情だとして酷いバッシングを受けるためか、アトキンソンさんはこの頃あまり言わなくなりました。
左派の玉川さんたちが言うのは批判されなくてアトキンソンさんや竹中さんがすごく批判されるのはどうしてなのか、私にはよくわかりません。
玉川さん曰く:
「日本って、『こうだからできない』ばかり。『こうすればできる』という考え方をしないからだめなんだ」
そうだね、ほんとにそう思う。原発の小型化も使用済み核燃料の処理も頭から「危ない」「できない」と否定するのでなく「こうすればできる」という考え方で安全な方法の実現に向けて研究開発に励むべきだよね。
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