真に強かな総理大臣を求む
外務大臣に内定したという林芳正氏は政策通で将来の総理大臣候補とされる大物だそうですが、ネット民にはあまり期待されていないようです。
日中友好議員連盟会長なので中国に毅然とした態度を取れず言いなりになってしまうのではないかとの懸念ゆえです。
外交のことは私たち一般庶民にはわからないことですし、いくら中国が悪いからと言ってこちらも同じように敵愾心を持ってあたるというのは良くないでしょうが、こちらに理があることにはしっかりと抗議や反論をしてくれないと困ります。
「相手を知る」という意味で日中友好議員連盟は大事な組織なのでしょう。どうか媚中にならないようあくまでも日本の国益を考えてやっていただきたいと思います。
ところで、林芳正さんに関する記事を書いたことがあります。→「単なる『政治家の妻』でなく」
政治家の「政治信条」っていったい何なんでしょうね。あのような事例を目にするたび、あいまいな姿勢の政治家が大勢いるということが日本政治の特徴かなと思ってしまいます。
その特徴が日本を救っているのか、ダメにしているのかはわかりませんが、事実として、日米安保と経済発展に支えられていた平和で幸せな時代には、ぬえのような正体のよくわからない政治家でも、それぞれの地元の利益だけを考えて行動していればそれで済んだのだと思います。
しかし、国際政治の厳しさに加え内政の大改革が必要な時代には、平時とは違って旗幟鮮明にすることが求められるのではないでしょうか。
優しくて人柄が良くて人の話をよく聞く政治家は好感が持たれやすいでしょうが、今の激動期を受け止め乗り切るには、政治家は嫌われることも覚悟しないとね。愛国心をベースに政治やってください。
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コメント
林芳正氏は三代にわたる世襲議員ですが、父の林 義郎氏も日中友好議員連盟では会長を務めていました。
義郎氏は日中国交回復を果たした田中派ですから、その当時から日中間の利権構造の中にどっぷりだったのではないでしょうか?
で、父の後をついで芳正氏もまた日中友好議員連盟では会長です。いわば、親子二代にわたって鼻薬を利かせられてきた生粋の親中派(わたしのひねくれた想像ですが)ですから、これで是々非々の対中外交が出来るのか?ここのところは心配ですね。
とはいっても、今まで日本経済人はこぞって中国へ進出し飯を食って来た(今も、これからも)経緯があります。
その利益団体から票を貰ってる議員は、林氏ばかりではなく、少なからず親中にならざるを得ないのでしょうね。
投稿: ahn | 2021年11月 9日 (火) 16時32分
★ahnさん
林氏はそういう政治家ですか。そういう政治家と見られても仕方がないですね。
まあ、中国との商売によって日本も儲けさせてもらってるのでしょうが、個人的に手にした利権を守るために中国に何も言えないような政治家は困ります。目先の利益より長い目で見て国益とは何かを考える政治家に力を持ってほしいです。でないと日本はいつまでたっても強くなれない。
なんでもっとほかの東南アジアの国々に生産拠点や市場を求めないんでしょうね。中国という麻薬を克服しないと、と私は思ってるのですが、そういうわけにはいかないのでしょうか。
投稿: robita | 2021年11月 9日 (火) 21時29分