日本維新 1
こういう意見に出会いました。→ ≪維新は本当にこの国の政治構造そのものを変えようとしている≫ (渡瀬裕哉氏)
ネットでは維新の会に否定的な人が多く、創設者の一人で改革を叫ぶ橋下徹氏はとても嫌われています。
なので、このような評価は初めて見ました。
一年ほど前、まだツイッターの書き込みを始めて間もない頃、橋下氏の発言を支持する意見を書いたところ、結構名のある女性言論人にバカにされ無礼なツイートをつけられたことがあります。
穏やかに説明したら、いきなりブロック。その人のフォロワーからも総攻撃(というほどでもないけれど3・4人)を受けました。
その人たちにも穏やかに対応したので事なきを得ましたが、お婆さんがいじめられて可哀想と思ったのかどうか、傍観していた人からアドバイスを受けました。
<あんな所で橋下さんのこと書いたら、変な男が寄ってきて炎上するのは当たり前です。あの程度で済んでマシな方ですよ。>
で、私が「穏やかに話し合うこともできないのでしょうか」と返信しますと、
<そりゃ無理です。みんな仮面被って偽名使ってるんだから、最初から嫌がらせしてやろうと思ってるカス男の天国ですよ。>と。
カス男ねえ・・・
反維新・反橋下というのは主に愛国保守の方々です。
そういう人たちが「日本人の誇り」とか「美しい日本の伝統を守れ」とか言うくせに、ネットで汚い言葉で人を罵るし話し合いもできない。
おかしいですね。
忠告してくださった方は話の出来るとても良い人だと感じましたが。
まあそれはさておき、嫌われがちな「維新の会」はきっととてつもないことを考えているのではないか、そしてそれは疲弊した日本政治に必要な大転換ではないか、という話です。
長年の自民党政治は限界を迎え、明治維新に匹敵する大改革が求められている、とずっと言われてきましたが、30年経ってもなかなかそういう展開にはなりません。
でも考えてみると、明治維新も混乱が起こり始めてからずいぶん年月がかかりましたよね。
ちょっと日本の年表をめくってみますと、現在の経済・社会状況とよく似ています。
・1772年ごろからの15年は世界的な異常気象で、日本も天災や飢饉に見舞われ続け、庶民特に農民は困窮する
・寛政の改革(1787)、天保の改革(1841)を断行するも、幕藩体制に陰りが見え始め、商人ばかりが豊かさを増す
・1853年黒船来航
そして、日米修好通商条約、大政奉還、戊辰戦争を経て、明治10年になってもまだ内戦が続きました(西南戦争)。
幕藩体制がうまくいかなくなったのはいつごろからなのかよく知りませんが、政治を変えようと歴史に残るほどの大きな改革を繰り返したわけですから維新の80年前ぐらいにはそれが始まっていたんでしょう。
黒船来航から数えても15年。
明治維新並みの改革を成就するためには、長い年月がかかるということですね。
よろしくお願いします⇒
人気ブログランキング
| 固定リンク
コメント
そうですね。
日本は民主主義国家ですから。民主主義は時間がかかります。
でも革命で、一夜にして政権が様変わりするより遥かにいいじゃないかと。
100人いれば100人の考え方があるわけで、皆さん勝手に言いたいことを云える国がどれほど良いのか。
北朝やチャイナを見てたらそう思いますね。
わたしたちは国会議員を選び、多数を得た政党が中心になって国会運営をする。
そこで野党も交えて議論を戦わせて収斂し、最後は多数決で決める。
それこそが民主主義国家の使命ですから。
維新の政策や実績が素晴らしいなら、選挙をするたびに勝つことができます。
で、多数政党になったら力を行使できますし、期待できるかもですね。
橋本さんもコメンテーターなんか辞めて、国会に立って、もっと仕事をしてほしいですよね。
投稿: ahn | 2021年11月29日 (月) 22時59分
★ahnさん
>わたしたちは国会議員を選び、多数を得た政党が中心になって国会運営をする。<
そうですね。だからこそ、わたしたち自身がよく考えないと政治が良くならないということですね。
理屈で言えば、民主主義とは国民が政治に無関心であってはならない仕組みであるはずですよね。
個々の損得に関わりますから、まとめるのは難しいですが、やっぱり結局は「国の成長・存続」、つまり「国の強靭化」ということを考えないと個々の幸せも望めません。
一般国民だからといって、目先のことばかりで政治を判断しないようにしたいですね。
投稿: robita | 2021年11月30日 (火) 08時05分