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2022年1月31日 (月)

素人ですけど

この新型コロナ騒動はもう2年続いていますが、人によってはまだこれを異常に怖がっており、岸田内閣支持率の高さは、行動制限を厳しくしているからだとも言われます。

「もう普通の風邪になったようだから以前の生活に戻してもいいのではないか」と考える人がだんだん増えてきてはいますが、それでも怖がる人はまだまだいて、ネットなどでは二手に分かれた人々が言い争いをしているのを見ることもあります。

テレビでは「この第6波がこのまま続けば緊急事態宣言もあり得ると思います」などと言うお医者さんの言葉にキャスターやコメンテーターたちが頷き、「ただの風邪になったのだから普段の生活に戻してもいい」などと言うお医者さんは一人もいません。

そんなことを言って、万が一重症者や死者が増えた場合に責められるリスクを負いたくないからだと思います。

でも、それは「どうなるか誰にもわからない」ということです。
わからないから、普段の生活に戻してはいけない、ということです。

でももう少ししたらピークアウトするでしょうから、そこで普段の生活に戻せばいいと私は思います。

国際政治学者の三浦瑠璃さんが「東京都は来週ピークアウトする可能性が高いので緊急事態宣言要請を踏み止まるべき」とツイッターでつぶやいたそうです。

すると「わかりもしないのに素人が口を出すな」との反発が多く寄せられました。

でも私は三浦さんの意見に賛成します。
コロナに関しても素人なりにたくさん発信してきました。みなさんそうだと思います。

「素人がわかりもしないのに」という言い方はおかしいと思います。

専門家自身がよくわからないのです。わからないから厳しくしておけばいい、という考え方でやってきて、社会は大きなダメージを受けました。

いまやこの騒動は、ウイルスや感染症について詳しいかどうか、ということより、日本経済・若者の生活や人生・幼い子供の心身の発達、そういったことをどれだけ真剣に考えるか、という問題になっているでしょうに。

 

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2022年1月27日 (木)

作られる世論

つけていたラジオから、ふと耳に入ってきた誰かの言葉:
「世論を作るのもマスコミの仕事ですから」

本当にそうなら、もっとまともな世論を作ったらどうなの、って思いました。

≪東アジア以外の多くの国は経済を動かす方向に舵を切っている。
 日本は圧倒的に死者も重症者も少ないのだから、本当は先陣を切ってそうすべきだったのではないか。≫

とか、

≪高齢者や持病のある人はなるべく他者との接触を避けて、それ以外の人はコロナ以前の普通の生活に戻しても差し支えないのではないか。≫

とか、

≪こんなに行動制限続けるなら、何のためにあんなに必死になってワクチン2回も接種したのか。≫

とか、

≪冬になると風邪が流行るのは例年のことなのに、これからずっとこういう厳しい措置を続けるとしたら、日本経済の復活は望めないことになる。≫

とか、

まともな考え方なら他にいくらでもありますよ。マスコミが伝えないだけ。

マスコミ各位、そういうことをどんどん発信して、日本人が幸せになれる世論を作ってくださいな。

 

うん、わかってる、マスコミにとっては日本人が幸せになることより騒ぎを大きくして自分たちが儲かることの方が大事なんだってことはね。

 

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2022年1月26日 (水)

ひとでなし

電車内で喫煙していた男を注意した男子高校生が15分間にもわたって暴行を受け重傷を負った事件には胸が強く痛みます。

高校生が可哀想でなりません。犯人の男に激しい憎しみを覚えます。

どれくらいの刑罰を受けるか知りませんが、何年かしたら世の中に出てくるんでしょう。出てこないでほしいと思います。

謝っている人を重傷を負わせるほどに執拗に暴行し続けるなどということを平気でする人間が反省して更生するとはとても思えません。

根が腐ってる、なんていうと人権屋さんたちから「問題発言だ」と攻撃されるかもしれませんが、それでもやっぱり、私はああいう人間を見るたびに、「反省して更生するような人間であれば、初めからあんなひどいことはできないはずだ」と思ってしまうのです。

私は間違っているでしょうか。

 

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 関連記事:「脳と犯罪」 
        「愛するものを奪われた」 

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2022年1月25日 (火)

「女は同じ物語」

NHKBSプレミアムで放映されたドラマ「女は同じ物語」、録画してあったのを観ました。
山本周五郎原作の若き侍の恋物語ですが、切なくて温かい、余韻の残る美しいドラマです。

主演の川合諒と井頭愛海の初々しい演技が好印象でした。

今どき珍しく整えない太眉の飾り気のない川合さんと、透き通るように清楚な井頭さん。

二人とも見たことのない俳優でしたが、これから伸びていってほしいなと思います。

この物語にはオチが二段あって、二段目はフェミニストがキーッとなりそうな、というより一般の女性も反発しそうな台詞になっています。

ああ、だから地上波じゃないんだ。

 

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  関連記事:「振り返って見える足跡」 

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2022年1月23日 (日)

高齢者こそ声を上げよう

先日の新聞の「読者の声」欄で見た意見です:

70代男性「オミクロンの感染力は強い。たとえ重症化率が低いとしても絶対に感染したくはない。さらなる感染防止対策の徹底を心がけるしかない」

こういう人多いのでしょうね。だから岸田政権がコロナ対策で厳しい措置をとるほうが支持率が上がるという滑稽な事態になっています。

「絶対に感染したくない」って・・・、インフルエンザでもいつもそのように怖がっていたんでしょうかね。昔から毎年経験していることなのに。

もうコロナ騒ぎは3年目に入ってますので「未知のウイルス」とは言えないでしょう。

2・3日前、TBSの朝のニュースショー「THE TIME]」で司会の安住紳一郎アナが淡々と語っていました。
「連日の感染者の数字の大きさに驚いて思考が止まってしまう人も多いかと思います。感染者数が『何千人』と発表されるとその数に驚いて100人に1人ぐらいかと勘違いしそうですが、感染者の割合は0.05%です。東京都の人口は1396万人なので正しくは10000人に5人という状況です。正しく恐れる必要があります」

こういう冷静な意見を言うキャスターを初めて見ました。

昨日は東京都の陽性者が1万人超えました。でもびっくりしないでくださいね。

割合を出してみますよ。
10000÷13960000=0.0007 つまり0.07%、 10000人に7人です。

しかもその7人の中には重症者が含まれない確率の方がずっと高い。ほとんどが軽症・無症状です。

これでも怖いですか。

いつまでも怖がって経済活動や人間らしい行動が抑えられ、若者の生活や人生・幼い子供たちの心身への悪影響が及ぶ、その方がずっとずっとずっと怖いのですよ。

 

今朝のフジTV「日曜報道ザ・プライム」で視聴者アンケートがありました。
≪繰り返されてきた「専門家の提言」を信頼しているか≫
    信頼している 30%
    信頼していない 58%
    内容を知らない 12%

 

番組では 無料になったからか検査に来る人が急増したために検査の現場がパンク状態だと伝えていました。バカバカしいですね。

そんなに検査がしたければすればいい。データが集まるから感染状況や重症化率などがある程度わかります。
そして今後インフルエンザが流行った時にもそれをするべきです。データを集めるためになら。
でも決して収束に役立つわけではない。それを理解しないで検査をむやみに増やせばかえって混乱を招きます。

今のまま濃厚接触者の待機が続くと、社会機能が麻痺するおそれがある、というある教授の意見も紹介していましたが、そんなこと当初からわかってましたよね。私もそれについては何回か書きました。「コロナ総括」  「虎の威を借る狐」 
  
専門家や政治家の間でも言うことが違ったり変化したり、あまり意味のないことを繰り返すだけだったり、それが人々の疑心暗鬼につながり世間が混乱しています。
こんなことになる原因は何かと言うと、コロナを特別扱いすることから始まっているのだと思います。インフルエンザの方がずっとたくさんの人が亡くなっていたことを思い出しましょう。

高齢者のみなさん、過剰に怖がるのはもうやめましょう。
責任を取りたくない政権が英断を下せないのは情けないけど、国民の声は彼らに勇気を与えることができます。

こんなツイートに賛同の声がたくさん集まってました。
≪5類にしてPCRやめてテレビを消せばコロナ禍終わるよね≫

 

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関連記事:「『陽性』と出て、さてそれから?」  
       「どうしたいのか国民が決めたらいいと思います」      
       「世田谷封鎖」 
       「日本のコロナ対策は悪くない」 
       「経済を回さないと若年世代が死ぬ」
       「幽霊の正体見たり・・・」 
       「風邪症候群2」 

 

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2022年1月21日 (金)

日本弥栄

前記事より続く> 

外国人をかくも驚かせた日本精神の美しさはいかにして育まれたのでしょうか。

地理的環境、気候風土、歴史などが国民性を育てると言われます。
気候風土がアニミズムを生み、地理的環境によってそれが神道に進化する歴史をたどる過程で日本人特有の気質が形成されたということでしょうか。

神道についてはよくわからないながらも、自然を征服するのでなく、神々が宿る自然の恵みに感謝し生活の安寧を祈ることが日本人の精神生活を支えてきたのだろうということは感じます。

日本人が古代から拠り所としてきた神々に、国家の繁栄と国民の幸福を祈る最高祭祀者が天皇です。

歴史家の宇山卓栄氏が書いています:
≪天皇や神道の存在は誰かがそれを教条主義的に強制したものではなく、日本の豊かな自然の中で、長い年月をかけて人々の心や社会に浸潤してきました。
この包容力のある大らかで力強い伝統と慣習の累積の延長上に、令和という日本の現在があります。≫
https://toyokeizai.net/articles/-/307071


何年か前のブログに「日本の祈り」と題して書いたことですが:
≪「日本会議」を過激な右翼団体と決めつけて憎悪する青木理氏が「神社本庁を筆頭とする神道という宗教団体が中心になってこの『日本会議』を運営している」、という言い方をしていました。
しかし神道というのは、「宗教の持つ偏狭性」とは対極にある考え方で、その意味では普通の宗教ではないと思います。
古代から日本人の思考や生活習慣に染み込んだ、日本人の精神と言っていいのではないでしょうか。
神道には教祖も経典もなく、狂信的な何かを生み出す素地はありません。
自然を崇拝し自然と折り合って生きてきた日本人の慎ましやかな態度は、すべてのものに神が宿るという自然信仰が育んできたものだと思います。

私も何となくの知識しかありませんが、日本人として生まれた時から、それこそ何となく身についてきた習慣や心のありようは、鎮守の森の静謐な空気に畏敬の念を抱くことと無関係ではないでしょう。≫


日本という珠玉のような存在は世界の希望なのではないかとさえ思えてきます。
そして、その希少が故の貴さは天皇の祈りなしには保持し続けることができないのではないでしょうか。

 

皇位継承について悠仁さまの後をどうするか、悠仁さまのお子様だけに望みを託すのは心許ないということで、旧宮家の皇籍復帰という案が出ています。

その方たちに皇籍復帰の意思と覚悟がおありならば検討に値する話だと思います。

戦後GHQ政策によって皇籍剥奪された時、宮内府から旧宮家の方々に対して「万が一にも皇位を継ぐべき時が来るかもしれないとの御自覚の下で身をお慎みになっていただきたい」とのお願いがあったそうです。

また、これらの方々は皇室とはずっと親しく交流されているようで、やはり俗世間とは一線を画した立場でもいらっしゃるのかな、と思います。

今の時代、皇統を継承していくのは並大抵のことではない、なくなっても仕方がない、と思う人は多いでしょう。私もそう思っていました。

でも何らかの手立てがあるならば、できるかぎり皇統継承の努力をしたほうがいいのではないかと思うようになりました。

 

こういうことって理屈ではなく、私たち日本人が祖先から受け継いだDNAが呼び起こすものなのかもしれないですね。 「かたじけなさに涙こぼるる」 

 

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2022年1月20日 (木)

「日本」という奇跡

≪衆参両院議長 安定的な皇位継承の在り方めぐり各党に議論要請≫

皇位継承の議論が本格化するんですね。

私は皇室の未来について、あまり期待していませんでした。天皇家の方々の人権を奪ってまで続けていくべきものなのかと思っていました。

以前、皇統の継承についてちょっと長い文を書いたことがあります。中間あたり→http://robita-48.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-ee6525.html

今の時代、皇室伝統を守り続けるのはあまりにも無理筋ではないかと思うし、いずれ国境などもなくなって国ごとの伝統も色褪せていくだろうし、それは自然な成り行きだろうと思って書いた文章ですが、ネット上のあるつぶやきを見てちょっと立ち止まりました。

元経産官僚の宇佐美典也氏のツイート:
≪多分皇室なくなったら日本バラバラになって大混乱すると思うよ。≫

それに対する返信:
≪5年くらいじゃ何も変わらないけど、30年くらいかけて世代が変遷していくにつれて、じわりじわりと変わっていく気がする。≫

この返信のほうに気づかされるものがあります。

皇室がなくなったら日本人は変わるのか。
変わるわけないだろうと思っている人も多いと思います。だって普段皇室のことなど気にしないで暮らしている人の方がずっと多いのだから。

けれども普段意識していないとは言え、そこには日本人を日本人たらしめている大切な心棒のようなものがあるのではないか、それを思うと、皇室を失うことが少し怖くなってきたのです。

民族意識というのはどの国民でも持っていると思いますが、日本のそれはどこか違う。→  「DNA」 


昔から、日本を訪れた外国人たちが日本精神の美しさを心から賞賛していたことは良く知られています。

一例をあげれば「ヒュースケン日本日記」:
≪気品と威厳をそなえた廷臣たちの態度、名だたる宮廷に栄光をそえる洗練された作法、そういったものはインド諸国のすべてのダイヤモンドよりもはるかに眩(まばゆ)い光を放っていた。≫
≪質素で飾り気がなく、子供たちの無邪気な笑い声に満ちた幕末の日本を愛した彼は同時に、この国の将来に大いなる危惧を抱いた。≫

ハリスに随行した通訳のヒュースケンは欧米の悪徳がこの美しい国を汚染してしまうのではないかと心配したのです。

  <続く>

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2022年1月17日 (月)

ピークから下がり出した時がチャンス

昨日のフジTV「ワイドナショー」での松本人志氏の発言に共感する人は多かったのではないかと思います。

・オミクロン株の感染拡大より緊急事態宣言のほうが怖い
・高齢者や基礎疾患のある人を守ることだけできれば、あとの人は集団免疫が獲得できるぐらいの気持ちでいればいいんじゃないか

https://sn-jp.com/archives/67229

 

コロナを怖がる人が多い中で、テレビでこういうことを言うのは勇気がいると思いますが、今のところこの発言は炎上していないようです。

ニッポン放送「ズーム そこまで言うか」のキャスター、辛坊治郎氏もずいぶん前から同じようなこと主張してました。

≪無症状や軽症の人まで捕まえて隔離・入院させて、これでは医療逼迫するのは当たり前。そういう軽い症状の人がベッドを埋めてしまって、重症患者の受け入れができなくなったらどうするんだ≫

考えてみれば当たり前のことなのに、なぜ政府や専門家はこのようには考えないんでしょうねえ。

ネットやラジオではこの当たり前の意見はあふれているのに、テレビではほとんど見られず、情報源が主にテレビという人が多いのもあって、なかなか広まりません。

テレビ、特にテレ朝「モーニングショー」などはコメンテーターの玉川徹氏が主導する形でコロナの恐怖を煽り続けます。玉川さん自身が「恐怖の大魔王」になってしまってる。

勇気のない政府や専門家も悪いですが、彼らをしり込みさせている張本人はコロナの恐怖から抜け出せない一般の人々だと思います。

 

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関連記事:「『冷静に』と言う医者はあまりテレビに出ない」 
       「『よくわからないから怖い』のはわかるけど」 

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2022年1月15日 (土)

順応

IT大手のyahooは、社員のテレワーク充実のため、国内であればどこでも住める制度にすると発表しましたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9061963bc5657dd888752ec8472c3546611a0a77
飛行機での出勤も月額15万円まで補助が出るそうで、「週に一回の出勤であれば、沖縄に住むことも可能」と羨む声がネットで見られました。

アメリカのyahooは10年ほど前に「在宅勤務禁止令」を出して社員に出社するよう厳命していたことがあります。「ライブの魅力」 

IT業務というのは元々在宅でできる仕事がほとんどなので社員はあまり出社する必要がなかったでしょうが、業績不振の原因が社員同士が生で交流しないことにある、とデータ分析で突き止めた社長が社員の出社を促したとのことでした。

その後、米yahooは業績回復したものの、結局買収されて別の会社になったそうですが、リアルに生身同士で仕事をすることの効果はどうだったのでしょうか。

今、多くの企業でリモートワークが成り立つ仕組みが出来上がってしまいましたが、このままこれは続いていくのでしょうかね。

 

ところで、職場のいわゆる「飲みニケーション」が必要だと考えている人が減っていると言われます。
コロナとは関係なく、近年は職場の飲み会が苦手だという人も多くなってきました。
苦手な人と顔を合わせたり飲食に付き合ったりすることに苦痛を感じている人は、コロナでのこの状況を歓迎しているのでしょうね。

好きな人とだけ生で交流してればいい、会いたくない人と会わずに済ます、そういうのって気楽だとは思うけど、それが人間心理や社会に何をもたらすのかはよくわかりません。

無機質な人間関係がつまらない社会を形成するんじゃないかなんてちょっと心配してしまいますけどね。

 

それでも、変化というものは人間社会にはつきもので、例えば江戸から明治への変化などは今とは比べ物にならないくらいのとんでもない変わりようだったわけです。

これからはもっと大きな変化がいくつも待ち受けているでしょう。

やがて面倒なことはすべてAIがやってくれ、人間が芸術と哲学に生きるだけの存在に成り果てたとしてもそれはそれで必然の行く末だと思います。

人としての基礎が育まれる乳幼児へのマスクの悪影響については真剣に考えた方がいいと思いますが、大人に起こる環境変化はそんなに心配することはないかもしれない、と思う次第であります。

 

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2022年1月12日 (水)

不気味なマスク人間社会

日本赤十字社医療センター化学療法科部長の里見清一医師の週刊新潮連載エッセイが面白く為になるのでよく読んでいます。

先週号に、全員マスク装着による乳幼児への影響が書かれていました。

コロナが収束すれば、大人たちは難なく「元の生活」に戻るだろうが、心配なのは「元の生活」が確立されていない乳児だろう、というのです。
孫がようやくなついてくれたのでマスクを取ってあやそうとしたら赤ちゃんが嫌がって激しく泣き出したのであわててまたマスクをつけた、という知人のエピソードも紹介していました。

≪本来、乳幼児は、相手の表情を読んでコミュニケーションを会得するのだが、最近のお子さんには顔の上半分の情報しか入らない。だから見知らぬ鼻と口が出た途端に拒否反応を示してしまう。パンデミック発生の時に生まれた子供はもうすぐ2歳だが、最も重要なコミュニケーション形成期をそういう環境で過ごし、それに「順応」してしまったということだろう。
マスクとオンラインは社会を変えた、なんて暢気に構えている場合ではない。人格が形作られる時期をそういう環境で過ごし、それに「慣れた」子供たちは、もう「戻れない」可能性もある。彼らがどういう人間になって、いかなる社会を形成するのか、見当もつかない。≫

 

私もこのことはとても心配で、何度か書きました。 「世界一怖がり民族」

けれどもマスコミがこの問題を取り上げているのを見たことがありません。取り越し苦労なのかと思っていましたが、医師という職業の方からこういう指摘が出てきたということは、もっと深刻にとらえなければいけない問題なのではないかと思います。

私は外を歩くときはマスクを外していますし、人がいるところでもなるべく下にずらすようにしています。本当は全面的にやめたいけど、思い込みの激しい輩にいきなりどつかれるのも怖いし。

オミクロンの陽性者はこれから急激に増え、2月にはピークを迎えるだろうと予想するお医者さんをテレビで見ました。
ピークに達すれば後は徐々に下がり、暖かくなれば自然に収束していくでしょう。
それでも心配で人々はマスクを着け続けるのかもしれません。

子供たちの健全な発達を守ることより、年寄りに絶対に風邪をひかせない態勢を守ることの方が重要だとは私にはどうしても思えませんが。

 

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2022年1月11日 (火)

強くのんびり良い加減に

産経新聞の書評欄に「『北の国から』黒板五郎の言葉」(倉本聰著、碓井広義編)という本が紹介されていた。

すごいよー。

・「電気がないッ!?夜になったらどうするの!」 五郎「夜になったら眠るンです」

・二人の子供の小遣いを自分に預けさせ、「欲しいもんがあったら自分で工夫してつくっていくンです。つくるのが面倒くさかったら、それはたいして欲しくないってことです」

・住まいを焼失し、建て直す金も失った五郎は「金がなかったら__知恵だけが頼りだ」と石で家を作り始める。

 

強くたくましく、厳しい生き方を己に課し、みごとに自己責任を貫いている。

いま「生きづらい」と悩む人が増えているのにこんな本を勧められたら余計生きるのが辛くなりそうだ。

一方、生きるのが嫌になったから人を殺して死刑になりたいなどという犯罪がちかごろ頻発しているけれど、自己責任社会が悪いみたいな論調で語る人も多い。

 

テレ朝の玉川さんはこんな感じ → https://sn-jp.com/archives/66560

倉本さんも玉川さんも左翼陣営の人だけれど、言うことが両極端だ。

・「貧しくても生きづらくても奮起して自力で何とかしよう」
・「自己責任論社会は追い込まれた人間を犯罪に走らせる」

正義を語ろうとするからそうなるんだろうと思う。

人間社会は正義や理屈ばかりあてはめてもうまくいくものではないんだけどね。

そういえばずっと前こんなことを書いた。

≪小林よしのりの両親は、夫婦でしょっちゅう議論をしていたそうである。
マルクス主義にかぶれ、理想は実現されるはずだと信じる父親と、真言宗の寺の娘で人間が煩悩の生き物であることを知っている現実的な母親の対決である。
やがて、真面目な働き者だった父親は、権利ばかり主張してストばかり繰り返す労働組合に嫌気がさし、マルキストをやめた。マルクス主義が仏教に負けた。≫
 
「人類はみな友だち、って言うんなら」 

 

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2022年1月 8日 (土)

おお寒っ

予想以上の大雪で首都圏が凍り付きました。
気温が上がらず、雪がまだあちこちに残っています。寒い。

これで温暖化?というくらい寒い。

もともと海氷には地球の温度をコントロールしてくれる役割があるのに、温暖化で融けてしまい、地表の熱を大気中に放散してしまうため冬は寒くなる、というのが温暖化教の教えらしいのですが、なんか信じられないなあ。

ほんとうかどうか素人には検証のしようがないですから、わからないとしか言いようがありませんが。

 

でもこんなに寒くても私たちは暖房をつけて快適に暮らすことができます。まことにありがたいと言うほかありません。寒くなるといつも思うことです。

そして暖房はじめ快適な生活のための石油を運んでくれる人たち、それを護衛する人たちに思いをはせるのです。
「海上自衛隊中東派遣」

日本人は豊かになって不平不満を言うようになったけれど(左翼に顕著)、日本という国に守られていることを時々は思い出して感謝したいですね。


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2022年1月 6日 (木)

風邪症候群2

「いま風邪が流行ってるのよね」 「そう、私の周りも風邪ひいてる人多い」

以前ならこれで済んでいた話が今は、検査、入院、感染者〇人!と大騒ぎです。

昨日は東京都の陽性者が390人になった、というニュースが駆け巡り、すわ緊急事態宣言かというほどの煽りよう。

一方、昨日の午後日本テレビのワイドショー「ミヤネ屋」に、木村盛世元厚生省医系技官が出演していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d6413473108c816944630df8832df7f578e1cb8

・ウイルス感染は山があるもの。山があれば必ず下がる
・ウイルスは変異を繰り返し多くの人に感染させることで弱毒性に移行していくもの
・効果があるかどうかわからない自粛・人流抑制を繰り返すことは、コロナ死以外の数々の悲劇を招く
・検査で陽性の人をすべて隔離・入院させることが医療逼迫を引き起こす
・PCR検査は感染状況を把握するのに有用なこともあるが、蔓延抑止には意味がない

 

ネットではこういうことはさんざん言われていますが、テレビでは何らかの意図があってか、これを言う人を出演させません。

出てくる「専門家」は、言っても言わなくてもいいようなことを言うだけの人ばかりです。

 

自然界に存在し、人に感染し得る未知のウイルスは85万種もあると推定されているそうです。
こういうものがこれからも出て来て人間にとりつく可能性は大いにあります。

たしかに最初に人間の体に侵入してきた時は抗体が作られにくいために多くの人がウイルスに負けてしまいます。

しかし専門家ならば、ウイルスは変異を繰り返し、生き延びるために弱毒化して人類(寄生する宿主)と共存するようになる、と理解しているはずなのではありませんか。

私は専門家でも何でもないですが、普通に考えて木村さんの言うことが一番納得できます。そう思う人も多いと思います。

ではなぜそのまともなことを他の専門家は言わないのか、なぜ知事たち(特に東京・沖縄)は規制を強めるよう国に求めるのか、なぜ政府は国民が安心する真実を言ってくれないのか。

それはね、コロナ対策を厳しくすると国民の半数以上がそれを歓迎して政権支持率が上がるからなんだそうですよ。

この国民をどうにかするのが先決なんですが、彼らの一番の情報源はマスコミ、特にコロナの恐怖を煽るテレビのワイドショーです。はぁ。

 

岸田総理、国のリーダーというものはね、たとえ国民の反対の声が大きくても、国民を救うために現実に即した道を選ぶべきなんです。それでこそリーダーとしての存在価値があるんです。

櫻井よしこさんは岸田総理に「聞く力」より「説く力」を求めたそうですが、まさにその通り。ポピュリズムに陥って国を衰退させてはだめですよ。 


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      関連記事:「風邪症候群」 

 

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