順応
IT大手のyahooは、社員のテレワーク充実のため、国内であればどこでも住める制度にすると発表しましたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9061963bc5657dd888752ec8472c3546611a0a77
飛行機での出勤も月額15万円まで補助が出るそうで、「週に一回の出勤であれば、沖縄に住むことも可能」と羨む声がネットで見られました。
アメリカのyahooは10年ほど前に「在宅勤務禁止令」を出して社員に出社するよう厳命していたことがあります。「ライブの魅力」
IT業務というのは元々在宅でできる仕事がほとんどなので社員はあまり出社する必要がなかったでしょうが、業績不振の原因が社員同士が生で交流しないことにある、とデータ分析で突き止めた社長が社員の出社を促したとのことでした。
その後、米yahooは業績回復したものの、結局買収されて別の会社になったそうですが、リアルに生身同士で仕事をすることの効果はどうだったのでしょうか。
今、多くの企業でリモートワークが成り立つ仕組みが出来上がってしまいましたが、このままこれは続いていくのでしょうかね。
ところで、職場のいわゆる「飲みニケーション」が必要だと考えている人が減っていると言われます。
コロナとは関係なく、近年は職場の飲み会が苦手だという人も多くなってきました。
苦手な人と顔を合わせたり飲食に付き合ったりすることに苦痛を感じている人は、コロナでのこの状況を歓迎しているのでしょうね。
好きな人とだけ生で交流してればいい、会いたくない人と会わずに済ます、そういうのって気楽だとは思うけど、それが人間心理や社会に何をもたらすのかはよくわかりません。
無機質な人間関係がつまらない社会を形成するんじゃないかなんてちょっと心配してしまいますけどね。
それでも、変化というものは人間社会にはつきもので、例えば江戸から明治への変化などは今とは比べ物にならないくらいのとんでもない変わりようだったわけです。
これからはもっと大きな変化がいくつも待ち受けているでしょう。
やがて面倒なことはすべてAIがやってくれ、人間が芸術と哲学に生きるだけの存在に成り果てたとしてもそれはそれで必然の行く末だと思います。
人としての基礎が育まれる乳幼児へのマスクの悪影響については真剣に考えた方がいいと思いますが、大人に起こる環境変化はそんなに心配することはないかもしれない、と思う次第であります。
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