父性喪失
寂しい。
なんだか父親を亡くした時のような気分です。
石原慎太郎氏の死をそんな風に感じる人も多いのではないでしょうか。
昔懐かしい頑固で怖いお父さんだけど筋を通す信念の人、嫌われるのをいとわず容赦なく叱る、でも温かくてチャーミング、そういうイメージに「理想の父親像」を重ねる人も少なくなかったと思います。
一方、大嫌いだと言う人も多いでしょう。
こういうところかな →「お婆さん仮説」
言いにくいことをはっきり言う人でしたから、きれいごとの好きな左翼に嫌われるのは当然でしょうが、これはないんじゃないの → https://twitter.com/ohtsubakiyuko/status/1488385771455139841
「彼が撒き散らしたレイシズム、性差別、障害者差別等」って書いてるけど、石原さんそんなことしてましたっけ。性差別も障害者差別も聞いたことないなあ。
人種差別は憎んでいましたね。→「右翼って呼ばないで」
今朝のフジTV「めざまし8」で、橋下徹氏が昨年の12月に石原氏宅を訪ねて色々語り合ったと明かしていました。
車椅子だったけれど帰る時は玄関まで見送ってくれ、「友よ、ありがとう」と手を握ってくれたと。
政治的には袂を分かったけれど、心の深いところで惹かれ合い、友情で結ばれていたのだろうと思います。
石原の真似かどうか、威勢の良い演説をしたり左翼批判をする右翼を時おり見かけるけど、あのような弁舌や反対派に対する厳しい批判は石原が言うからこそすわりがいい、と思えます。持って生まれたキャラクターでしょう。
あのような政治家はもう現れないだろうし、それを許すような社会はもうどこにもありません。
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