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2022年3月30日 (水)

核兵器はもう古い

核兵器は戦争の抑止力になるので、日本もその議論ぐらいはすべきではないか、と考える人が多くなってきましたが、いや、絶対に持つべきではない、日本は被爆国だ、非核三原則は守らなければならない、という意見もまた強固です。

ウクライナが核を手放さなければ今回のようなことにはならなかったというのはたしかにそうだと思うのですが、かといってロシアが核兵器使用をちらつかせてもウクライナは屈しないところをみると、やっぱり「使えない兵器」というのをみんなわかってるから、結局戦争の抑止にはなっていないような気もするのではあります。

核兵器抑止論もそろそろダレてきたので、やはり核兵器を上回る兵器が必要じゃないでしょうかね。→「最強の兵器」

それともだれか世界的な偉い人に「核兵器を捨てなさい」と言ってもらいましょうか。→「あいつらに名指しで言ってやれ」 

ゼレンスキー氏の演説は世界中の人々が注目してあんなに神妙に聴き入ったんだから、もっと権威のある人なら比べ物にならないぐらい効果あると思うんだけどなあ。

だれか演説のうまい人、思い切り感動的な「平和のメッセージ」で独裁者たちをノックアウトしてくれませんか。

 

日本みたいな良心的な国が核を凌駕する新兵器で核保有国を脅すのが一番良いと私は思いますけどね。→「13400発もあるんですって」 

それができないなら、やっぱり宇宙人の来訪を待ち望むしかないかな。→「幼年期の終わり」 

 

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2022年3月27日 (日)

恥ずかしいのは誰ですか 

左翼人たちは、専制国家の属国になって日本の国体を変えたいと思ってるか、頭が悪いかのどっちかだと思います。

失礼な言い方だけれどそう言わざるを得ないのです。

例えば教育評論家尾木直樹氏→ https://news.yahoo.co.jp/articles/c28290a9b239a81185abcea01382681ac095a641

「なぜ武力には武力で対応するのか 平和憲法国家としての役割を果たそうとしないのか?」と言っていますが、侵略者が武力で襲ってきた時、武力で対抗しないでどうしろと言うのでしょうか。まさか言いなりになれとでも?
何のためにどの国にも軍隊というものがあるのか、考えたこともないのでしょう。

そんな簡単なこともわからないのは、頭が悪いとしか言いようがない。わかってて言ってるとしたら、嫌いな日本を破壊してやろうと思っているんじゃないでしょうか。

困ったことに日本にはそういう人がずいぶんと多いのです。

 

今、世界中がロシアの暴挙を批判する状況の中、「安倍晋三は首相在任中、何度もプーチンに会って媚びを売っていた。恥ずかしくないのか」、そんな批判がネットにはあふれています。

北方領土返還交渉において友好的な関係を構築するために相手が喜ぶことをする。それを「媚び」と呼びたければ呼べばいいと思いますが、武力の後ろ盾がない日本の外交においてはそうするしかないのではないでしょうか。

そういった方々は、相手を怒らせることになってももっと強気に出るべきだったとでも言うのでしょうか。「脅すのでなく話し合いだ」といつもこの人たちは言っていますがその主張はどこへいったのでしょうか。

それに、当時は今のような状況ではなかったのです。今になって以前のことを批判するのは卑怯というものです。

北方領土を返す気もないのに日本の弱みにつけこんでお金だけを搾り取ろうとする邪悪なプーチンをこそ批判するべきなのに、外交カードの乏しい中、涙ぐましい努力をした日本の首相を責める。これは頭が悪いか、日本が嫌いかのどちらかです。


このブログはそういった左翼の方々も読んでおられると思いますが、反論ありますか。

どこからでもかかってらっしゃい、と言いたいところですが、その人たちって話し合いしようとしないんですね。

しきりに「話し合いが大事」と言い続ける人たちなのに、人の話も聞かず、一方的に自分の言いたいことを発信するだけなんです。

「話し合いすべき」と力説する人たち自身が、「話し合い」や「説得」がいかに無力かということを証明してくれちゃってるんですねえ。

 

とはいえ、コメント欄はいつでもオープンなので話し合いする気になったら いらっしゃーい。

 

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関連記事:「サンデーモーニングはいつになったら大人になるのかな」 

  その他、左翼が人の話を聞かないという話をどれほど書いたことか😢

 

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2022年3月21日 (月)

「独裁者を潰す」一択でしょう

ロシアは戦略を誤り、国際社会からの非難を浴び、結束した西側諸国による経済制裁のダメージが深刻になりつつあります。

あともう少しだ、もう少し頑張ればプーチンは音を上げる、と期待することは、爆撃を受けるウクライナ人にとって迷惑でしょうか。

そうではないと思います。

ウクライナ人は自らの意志で戦っている。「ロシアの言いなりになるのは嫌だ。我々は自由のために命をかけて戦う」とウクライナ人は思っているでしょうし、国際社会もロシアの侵略を許すべきではないという思いでウクライナを応援しています。
何もウクライナ人自身の意思を無視して「戦え!」と面白半分に煽っているわけでも何でもない。

ここで、ウクライナが譲歩してロシアの要求を呑んだりしたらどういうことになるか。

プーチンは独裁者のまま生き延びることになります。それはウクライナにとっても世界にとっても良いこととは決して思えない。独裁者が国際社会で力を持つことは断じて阻止しなければいけないのです。

これは「自由社会」と「専制主義国家」との戦いではないでしょうか。

世界には最強の武器(核兵器)を持った危険な独裁国家があと二つばかりあります。それらの国へ国際社会の断固たる意志を示すためにも、ロシアの独裁者をつぶすことには大きな意味があると思います。これらの国に力を持たせてはならない。

違う価値観の国家が共存すべき、などと言う人もいるかもしれないけれど、それは違う。
それぞれの国益を賭けて国同士があからさまに戦った時代とは違います。第二次世界大戦が終わった時点で世界は変わったのです。

得体のしれない宇宙人じゃあるまいし、同じ地球人が「強盗や殺人は許されない犯罪である」という認識を共有しないでどうするのか。
これを「価値観の違い」だなどと認めていては、国連の改革など永久にできるはずがありません。

だから、ウクライナ、あともう少し踏ん張ってください、と私は思うのですが間違っているでしょうか。

 

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   関連記事:『考えの足りない人が語る「平和」』 

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2022年3月18日 (金)

ウクライナ侵攻が教えてくれたこと

ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにしながら、考え、気がつくことはたくさんありますが、エネルギー確保と軍事抑止力が国を守るためにいかに大切であるか、世界中の人々が痛感したと思います。

エネルギー資源の大半を他国に頼っていること、そして自分で自分を守れる軍事力がないということ。これらが国の安全を危うくすることに日本人は気づいたと思います。気づいたはずです。気づかなければおかしい。

日本は狡猾で危険な国々に囲まれていますから、そのことに最も敏感でなくてはならないはずです。

「原発反対」「9条守れ」と言ってた人たちは、これから何を主張して生きていくのでしょうか。

「何より命が大事」と言いながら、命を失っても教義を信じる、というその人たちは変わらず同じことを言い続けるつもりなのかもしれないけど。


昨晩の「プライムニュース」に、国連職員として紛争解決にあたったという伊勢崎賢治氏が出ていました。

「ウクライナの民間人が武器を持って戦うと言っている。これはロシア軍が民間人を襲撃する口実になる。とても危険だ」と言います。

何を今さらという感じです。ロシアは既に、と言うか、最初から民間住宅や民間施設を無差別に攻撃して民間人を大量に殺しているではありませんか。

それに対してウクライナの人々が立ち上がったら、「民間人が武装したら殺されるから危険だ。やめろ」というのはどういうことなのでしょうか。

護憲派が持ち上げる伊勢崎さんはニヤニヤしながら他にも色々のん気なことを言ってましたが、元航空自衛官の宇都隆史自民党参議院議員が納得いく説明をしてくれました。
非現実的な意見にも真っ向から否定することなく穏やかに反論する宇都さんの凛々しい表情を見ながら、こういう政治家が増えてくれば日本は戦後のくびき・足かせから解放されるんじゃないかと思いました。

 

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2022年3月15日 (火)

国を守るということ

前記事より>

橋下氏を嫌いで「テレビに出るな」「黙れ」と言い募る人たちもいれば、韓国に対しても同じように「こっち見るな」「断交しかない」と言う人たちもいます。

でも、そんな風に突き放すだけでは何も解決しません。

韓国にもわからずやばかりでなく、理性的で相手の言うことに聞く耳を持っている人が少数ながらいるように、橋下さんだって、すべての点でわからずやというわけではありません。

なかなか動かないものを殺されるかもしれない覚悟で動かしたのが大阪の改革だったと思います。橋下さんはその改革で身を切られた人に憎まれているのでしょうが、それは改革者の持つ宿命です。

今もあちこちのメディアに出て強く発信し続けているのは、日本の難点について物申したいからでしょう。こうすればもっと日本は良くなる、という気持ちで発信していると思います。

以前橋下さんを支持していた人たちも橋下さんのそういうところを支持していたのではないですか。

なぜ日本人が韓国に呆れているのか韓国の人にわかってほしいのと同様、橋下さんにも、なぜみんながあんなにバッシングしてくるのかをわかってほしいと私は思います。

 

今回のウクライナ問題に関しての橋下さんの主張は「国を守る」ということがどういうことか理解してないことからきているのだと思います。

橋下氏は最初の頃、ウクライナの人はとりあえず国外に逃げて、2・30年ぐらいたてばプーチンだっていなくなる、そしたら戻ってまた国の復興をすればいいと、とんでもないことを言っていました。

国がなくなるとはどういうことか。
そこに違う体制の国が入り込んで今までの伝統や国柄を破壊してしまうという事に他なりません。
第一、敵に占領された国に20年も30年も経ってたやすく戻れるなどと思っていることがおかしい。それこそ戦争でもしなければ取り戻せません。

最初にそんなことを言ってしまったものだから、糊塗するために強弁を繰り返し、だんだん引っ込みがつかなくなっているのが今の状態だと思います。

 

橋下さんは国という枠組みに意味を感じていない人なんでしょうね。伝統にも歴史にもあまり興味がない。母国への愛慕の気持ちも理解できないのかもしれません。

しかしそういう無機質ともいえる人というのはどこの社会にもある程度存在するものです。特に戦後左翼思想が蔓延した日本にはすごく多いと思います。

遠い未来に国境がなくなる時が来ると私は思っていますが、現在の世界にそれを当てはめることはできません。
国境があり、国益のためにそれぞれの政府は努力し、侵略を受ければ国民は力を合わせて戦うし、理不尽な侵略者に一歩も譲ることなどできないでしょう。死をも厭わず国を守る意志を馬鹿げているなどと第三者が批判することなどできません。

「命より大事なものはない」「誰も死んではならない」ということが当たり前になった今の日本で、国を守るためなら死ぬという価値観がどれだけ受け入れられるかわからないけど、少なくともその価値観は一刀両断に否定されるべきものではないと思います。

ウクライナに行って「降伏すれば命だけは助かる。降伏しなさい」と説教してみればわかることだと思います。

国家観も人生観も人それぞれ。互いに押し付け合うものではありませんが、まずは国家の安泰あっての個人であり、生存です。

 

ついこの間まで「プライムニュース」で櫻井よしこさんや橋本五郎さんや先崎彰容さんら賢者たちと穏やかに楽しそうに政治談議していた橋下さんを思い出すのですが、この人をこのままみんなで叩き続けて潰してしまっていいのだろうかと思います。

同時に、この橋下バッシングの光景が、日本国民の思い込みをほぐし、まともな国家観へと導くきっかけになるといいなと思います。

 

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   関連記事:「国がどうなってもいいのかと嘆くのなら」

 

 

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2022年3月13日 (日)

橋下徹という人

橋下徹氏はウクライナ問題に関してテレビに出てはけたたましく持論を展開し、他の意見を抑えて言い張るので、すっかり嫌われ者になってしまいました。

橋下さんが中国とはうまく付き合っていかなくてはならない、などと口にすると、「ハニートラップにかかった」だの「中国からいくら金をもらったんだ」などといった悪口がネットにあふれています。

橋下さんはハニー・トラップなどに引っかかるような人には思えないですけどね。据え膳食うことはあるかもしれないけれど、もしそういうことがあったとしても「公表してもらっても構わない。中国がそういう卑怯なことをする国だということがわかっていいじゃないか」とか言いそうです。
罠をかけられたと知ったら激怒してものすごい反撃するような人じゃないでしょうか。
また、お金をもらって国を売るようなことはしない人だとも思います。

ただ、世界がどういう恐怖の構造になりつつあるのか、それを把握する大きな視点をまだ持っていないのです。

今朝の「日曜報道 ザ・プライム」で櫻井よしこさんが橋下さんの言い分に見事に反論していました。

櫻井さんの穏やかさと抜群の説得力に、橋下さんもこのところの攻撃的態度が少し落ち着いたようです。

ロシアの暴挙、そしてそれに対する世界の反応を中国が見ています。

中国という怪物の力を削ぐ千載一遇のチャンスがまさにいま訪れているわけです。

番組の最後に橋下さんは「櫻井さんのような考え方もある。だけど僕はウクライナの人をどうやって救うかという考えです」とか言って、なんか議論をまとめたみたいなことにしてましたけど、これは「二つの考え方がある」というような問題ではありません。

橋下さんは「大阪で僕がやった政治は双方が妥協して決着をつけた」などと大阪での経験をいつまでも引っ張りすぎる。

それはそれでよくやったとは思うけど、今、世界はロシアや中国のような専制国家に支配されるか否かの瀬戸際なんです。国内政治とは質の違う問題です。

橋下さんは櫻井さんに弟子入りでもして大きな視座で世界を見ることを学んでほしい。

 <続く>

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2022年3月11日 (金)

関係改善は必要か否か

韓国の新大統領は尹錫悦(ユン・ソンヨル)さんに決まりました。対立候補よりは日韓関係改善に熱心な人のようで、日本政府はとりあえずホッとしてるでしょうね。

一昨日のBSフジ「プライムニュース」は日韓関係改善について、恵泉女学院大学院李泳采教授と元駐韓大使武藤武敏さんがゲスト。まあいつも同じようなやり取りなんですが。


最後に視聴者からのメール:
「日韓は経済や防衛で協力するため関係改善が必要なのに、残念ながら韓国は祖父母の時代の不幸な歴史を若い世代に刷り込み続け、傷口が乾くことを許さないのではないでしょうか」

これに対し、李さんの答えはこうです。
「若い人はあまり政治に関係なく活発に交流している。若い世代は柔軟。韓国では若者たちが正義、公正、平等を大事にしている。年配の方々が強硬。」

司会の反町さん:「それならあと3・40年ぐらいたてば良くなるのか 」 

これに対しても、李さんは「文化交流」はうまくいっている、長いスパンで見るべきだ、と。

 

うーん・・・、韓国の言論人がこの「プライムニュース」にはよく出ますし、そのたびに同様の文面の視聴者メールが来ます。

そしてそれに対する韓国側の答えもいつも同じような論調です。だから議論に何の進展もない。

反町さん、突っ込み方が違う。 そういう言い方だといつも同じ答えしか引き出せないと思います。

こんな風に言えばどうかなあ:
「強硬なのは高齢者だけだと言うけれど、現に反日でないと大統領は国民の支持を得られないじゃないですか。若い人たちはどうして意見を言わないのですか。言えないのですか」とか、
「若者は日本に対して好意的だと言うけれど選挙結果を見てください。韓国では若者の投票率も高い。それなのに、反日の政治家のほうが歓迎されている。これはどうしたことですか」とか。

もっと鋭い指摘の仕方もありますよ。例えば「そもそも慰安婦問題も強制労働も虚偽であることが判明しているのに韓国人はなぜそれを認めようとしないのか」とか(笑)

まあそれを言うと収拾がつかなくなるので置いておくにしても、あの能面のような李教授をうろたえさせるような突っ込み方ができないものか。

 

ところで、日韓関係改善についての橋下徹氏の意見が出ていました。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6146bb7c9312012c2041535e1184aebe3edcb050

「歴史認識はお互いに違うんだし」だって。

橋下さんってこうなのよねえ。歴史問題についてあまり興味がないというか、深く考えないというか。

 

真実を知らされず勘違いしている人たちに教えてあげることは必要じゃないでしょうか。
せっかく韓国にも、色々な資料や証言を調査してまとめあげ、真実を公表する研究者が増えてきているのに、日本人自身が「歴史認識が違うから」なんて軽く済ませてしまってはいけませんよ。努力してくださってる韓国人研究者のかたがたに申し訳ないとは思わないのか。

まあ橋下さんも「罵詈雑言は良くない」「歴史認識はぶつけ合いながら」と言っているので、「韓国に完全に理解させることは無理だ」という意味で言ってるのかもしれませんが。
なにより面子を大事にする国だそうですから、真実を知ったら本当に精神崩壊してしまうかもしれない。
「あれ?なんかおかしいぞ」と少しずつ気づかせてあげてふんわりと着地するように日本が気遣ってあげることが必要なのかもしれません。

とにかく罵詈雑言はいけません。何を言うにしても穏やかに話すことが大事。

 

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   関連記事:「お隣さん、満足ですか」 
           「丁寧に話す」 

 

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2022年3月 8日 (火)

日本だったらどうするかの話

日本人にはよくわからない他国の事情について論じるのは、たしかにおこがましいですから、ウクライナはこうすべきだああすべきだなどと言うつもりはありませんが、同じように狙われているわが国であればどうするかの議論は必要だと思います。

ロシアは、ウクライナの武装解除・中立化(NATOに加盟しないこと)、クリミア半島をロシア領土と認めることを要求し、この条件を呑まなければ攻撃をやめないそうですから、妥協点はみつかりそうにありません。

ウクライナ人は、従属より国家の矜持・自由のため戦うことを選んだわけですが、日本人だったらどうするのかな。

もし中国が侵略してきたら、妥協点を見つけて早く戦争を終わらすべき、と主張する人はいるでしょう。

 

ところで、「断固戦う」という姿勢に批判的で、こういうことを言う人がいます:
「日本のようにボロボロになるまで戦って、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下のような悲劇を招くのか」

これは事情が全く違って、日本の場合、自ら外に向かって戦争に突入していきました。
連合国にしてみれば、小さいくせにやたら強いのが東のはずれから進出してきて自分たちの植民地をどんどん解放していったわけです。
日本の拡張は欧米の反感を買い、孤立してしまいました。

一方ウクライナは、ロシアから理不尽な言いがかりをつけられて攻め込まれたのですから当時の日本とは立場が違います。
屈服するぐらいなら、徹底的に抵抗する、という道をウクライナ人が選択したのです。
そしてその選択を西側諸国が応援しています。ロシアの仲間以外、世界中が応援していると言っていい。

太平洋戦争当時の日本の場合はもっと早く降伏すべきだったと後になってみれば思いますが、ウクライナの場合は最後まで国を守る意志を持つのは当然といえば当然です。

「妥協点を見つけろ」というのは、今の日本に当てはめてみれば、中国に侵略されて抗戦したが死傷者が多数に上ったので、「尖閣は差し上げますから沖縄は勘弁してください」とか譲歩するということですか?

それとも主権侵害は断じて許さないとの姿勢を日本ははっきり示せるでしょうか。


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2022年3月 7日 (月)

独立不羈(ふき)

前記事より>

ツイッターなどSNSの世界では、誰でも自由に意見が言えます。
だから普段おとなしい人でもネット弁慶などと揶揄されるように、威勢の良い、乱暴な言い方をしたり、あるいはバカにしたり冷笑したりします。

そんな言い方では争いが収まらないでしょうに、といつも私は思うのです。

 

先日の産経新聞に、福沢諭吉が創刊した「時事新報」についての記事がありました。
明治15年に創刊されて140年だそうです。

当時、政党の機関紙だったり政府の代弁者のような新聞しかなかった中で、広告料と購読料を元手に自由精神の新聞が誕生しました。

のちに産経新聞に吸収されましたが、どこに気を遣うこともなく、独立した立場で政治や社会を論じたということです。

その「時事新報」出身で日本新聞協会初代理事長の伊藤正徳が起案した「新聞倫理綱領」の中に「報道、評論の限界」という項目があります。

ここに「人に関する批評は、その人の面前において直接語り得る限度にとどむべきである」と書かれているそうです。

これは「福翁自伝」に書かれた新聞記者の心得を借用したものだそうですが、胸に留めおくべき戒めです。

SNSが発達して誰もが政治や社会問題について自由に意見を言い、記者のように記事を書く時代です。
それはとても良いことだけれど、どこの誰だかわからない、顔も見えない環境で、多種多様な考え方の人が集まるわけですから、ヒートアップして罵り合いになることも少なくありません。

現実世界では面と向かって決して言わないような言い方を、顔が見えないとなると平気でしてしまうのですね。

 

さて、かなりズレたことを主張している橋下徹氏がネット民たちから攻撃されています。
元から橋下さんを嫌いだった人たちが、ここぞとばかりに言葉を極めて罵り倒し、なにやらとても楽しそうな大騒ぎ。

橋下さん自身は実際に名前も顔を出してますから卑怯ではありませんが、その橋下さんを罵る人たちは匿名だから言いたい放題。卑怯だよねえ。

多くは罵るだけで、橋下さんのどこがどう間違っているかについての説明がほとんどありません。(ツイッターでは限界があるけど)

そんなことだから争いがなくならないのよ。なんで穏やかな議論ができないの。高市さんを見習いなさい。

 

橋下さんと喧嘩別れした後もなおネットで攻撃し合う百田尚樹氏やジャーナリスト有本香氏の尻馬に乗って同じように罵るのでなく、独立した個人として自分の考えで、ちゃんとした言論で返すことがなんでできないかなあ、と思います。

いつまでも不毛な喧嘩してないで、誰か橋下さんをうまく制御できる人が現れればいいなと思っています。

私も橋下さんを批判する文章はたくさん書いています。

それでも彼のような言論は停滞する政治を動かすためには必要だから、潰して排除してしまうことには反対です。

自由な議論を盛り上げ、日本人を目覚めさせるために橋下さんみたいな人をうまく使わせていただくのがいいと思います。


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   橋下徹批判記事:「高市さんにやってもらいたいこと」 
               「中国に逆らうと攻めてくるの?」 
               「主権在民」 

 

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2022年3月 6日 (日)

高市さんの冷静さに惚れてまう

<前記事より>

今朝のフジ「日曜報道ザ・プライム」でも、また橋下徹氏がゲストの高市早苗自民党政調会長を相手に「ウクライナに頑張れ頑張れというだけでは無責任だ。いったいいつまで頑張らせるのか。」とまくし立てていました。

しかしさすが高市さん、論理的に丁寧に穏やかに説明していました。

アフガニスタンを例に出して「自分たちで戦う気のない国を国際社会は助けない」、これをまず言い、
今ウクライナに国際社会が武器供与などして手を差し伸べている。
世界大戦になることは避けなければいけないので、参戦はできないものの、NATO各国は武器供与や対ロシア経済制裁、各国首脳のプーチンへの働きかけ等々やっている。
日本でさえ、防衛装備品をウクライナに送ることを決めた。これは異例の決定。
これらの姿勢は「国際秩序を乱してはならない」という世界共通の思いから。
それでもプーチンはウクライナ攻撃をやめないし、ウクライナ支配を諦めない。


これで橋下さんも国際社会がウクライナを支援している理由がわかったかと思ったけれど、最後に「いつ終わるのかわからないのにウクライナだけに犠牲を強いるのか」とか言ってました。

頭の良い橋下さんがなんでわからないのかなあ。

ポイントは三つ。
・ウクライナ人自身の「支配され祖国を失うぐらいなら徹底的に戦う」という意志が明確。
・ロシアのような暴挙を許していては世界の秩序が破壊される。
・「ウクライナだけに戦わせるのか」というけど、他国が参戦すれば世界大戦という事態を招きかねない。
だから支援と言っても、武器供与とかロシアへの経済制裁しかできない。

 

橋下さんはおそらくツイッターで総攻撃を受けた悔しさから、話を聞いてくれる「プライムニュース」や「日曜報道・ザ・プライム」ででストレス発散してるのだと思います。
ストレス発散よりまず冷静に高市さんの説明をよく思い返し咀嚼してみてください。

恥ずかしいことをしてしまった、と反省できる人であってほしい。

 

それにしても、ウクライナの人には申し訳ない言い方ですが、この事変のおかげで、自分勝手な乱暴者がいるこの世界で戦争を起こさないために何が必要なのか、ノー天気な日本人にもわかったのではないかと思います。

戦争抑止のためには、武力均衡が必要と言うことです。
日米同盟、集団安全保障、集団的自衛権、核武装(日本の場合、それについての議論が盛り上がること)、9条改正

このロシアのウクライナ侵攻がなければ、このことの重要性に日本人は気づかなかったでしょう。
事ここに至っても気づかない人や確信的な人は相変わらずいるけれど、目覚めた人がいることを信じたい。

また、ロシアや中国が行っているような暴挙に対しては断固戦う、という意志が国際社会で結集し始め、大きなうねりになっているのは歓迎すべきことだと思います。

<続く>

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2022年3月 5日 (土)

口撃は損

昨日のBSフジ「プライムニュース」での橋下徹氏の話し方は良くなかった。

ウクライナでの戦闘に関して他の出演者や司会者の言葉を制してけたたましく吠え続けた、という印象です。

橋下っていつもああだよ、と言う人は多いかもしれないけれど、昨日は特に酷かった。他の人に意見言わせないんだもの。いつもはもう少し人の話を聞く人なんだけどね。

「このまま『頑張れ』と言って戦争を続けさせたらウクライナの人が可哀想。ウクライナとロシアが互いに譲歩して妥協点を見つけて決着させるべき」というのが橋下さんの考えです。

言いたいことはわかりますが、「譲歩」ってなんですか。
ロシアはウクライナに対して何も譲歩しないと思いますよ。自国の傘下に入れたいだけですから。

そもそもウクライナはいきなり襲ってくるようなロシアが怖いからNATOに入りたがったのではありませんか。

フランスのマクロン大統領が複数回プーチン大統領と会談して説得を試みたようです(電話会談、モスクワでも対面で)が、「プーチン氏はウクライナ全土の支配を目指していることがわかった」と、匙を投げた格好です。

 

政治も戦争もどちらが絶対正義ということはないのだから「お互い譲歩して妥結」というのは正しいのですが、肝心の侵略者がそんな解決を微塵も考えていないのだとしたら、妥協点など見出せるでしょうか。

戦争が泥沼になってたくさん人が死ぬのは避けなければなりませんが、何よりウクライナ人自身が「ロシアに支配されるぐらいなら死んでも戦う」を選んだのです。

なんで外野が「ロシアの支配下に入れば死なずに済む」とか言えるんでしょうか。支配下に入ればどんな悲惨な運命が待ち受けているか想像してみた方がいいと思います。

<続く>

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2022年3月 3日 (木)

議論ができる政治家は頼もしい

昨日のBSフジ「プライムニュース」は後半しか見なかったのだけど、自民党の小野寺五典議員とガルージン駐日ロシア大使の応酬は見ごたえがありました。
前半もかなり白熱したらしい。その様子がツイートに上げられていました。→https://sn-jp.com/archives/72191

なぜ小野寺さんが外務大臣でなく、林芳正さんみたいに、抗議するにもメモを読むような人が外務大臣なんでしょう。→https://twitter.com/ProfShimada/status/1496841076002357250

 

小野寺さんの穏やかながらも毅然とした態度については以前も書いたことがあります。 →「誰が『タカ』ですって?」 

一方、林さんはなんだか政治信念の薄そうな人です →「真に強かな総理大臣を求む」 

大臣は持ちまわりでなく、その役職にふさわしい人がなるべきだと思うので、やり手であれば何年でもやればいいと思うのだけど、そのようにはならないんですね。

林さんて、ずっと前から総理大臣候補の大物と言われてきましたけど、なんで?

 

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2022年3月 2日 (水)

「屍を越えてゆけ」

世界中がウクライナを応援し、横暴なロシアに批判的です。
それは日本でも同じですが、中にはそういった雰囲気にちょっと否定的で、だからロシアを擁護してるように見える人々もいます。3タイプあるようです。

・鈴木宗男・東郷和彦(元外交官)タイプ
  長くロシア(旧ソ連時代から)に関わってきた人は、決してロシアを敵に回してはいけないと言います。ロシアとの経済的関係を壊してはならない。ロシアを批判すると北方領土返還に不利になる、との考え。

・左翼
  ロシアや中国などの共産主義体制だった国が大好きなので独裁だろうが何だろうが傘下に入りたがる。

・橋下徹
  この人は「徹底抗戦より、これ以上ウクライナ国民を死なせないためにロシアに譲歩すべき」と言ってます。

 

橋下さんの言いたいことはわかるけど、ロシア側はベラルーシと組んでウクライナ全土を取り戻すつもりです。譲歩なんかしない。口先だけで良いことを言っても、平気で約束を破ります。少なくとも今のプーチンは信用ならない。
だからウクライナの人は気の毒だけど、属国になりたくないならロシアが諦めるまで戦うしかないんじゃないかと思います。
降伏して傀儡政権を立てられ独裁支配に怯えながら生きていくのもまた人生、と思うならそれもいいとは思います。ウクライナ人の選択です。

で、橋下さんはこんなツイートもしています:
≪ウクライナ、外国人部隊編成へ 国外から志願募集(ロイター)
ゼレンスキー大統領「これが、あなたがたのわが国への支持の重要な証になる」と述べた。
➡︎私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え。≫

≪日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない。ウクライナとともにあると威勢よく言っていた国会議員は直ちにウクライナに行って戦え。それが本当に日本人を守るのか口だけなのかのリトマス試験紙。おそらく日本の国会議員のほとんどは行かないだろう。≫

 

過激ですが、殺されかねないような状況で大阪の改革を進めた人ならではの言葉だと思います。
死ぬ覚悟もないくせに「ウクライナ頑張れ!徹底抗戦せよ!」と外野がはやし立てることにたまらなく腹が立つんでしょう。

まあでも今は世界中が応援の声を上げるべき時だと私は思います。
ロシアや中国のような専制支配の国が拡張するのは是非とも防がなくてはなりません。

なによりウクライナ自身がロシアの横暴には屈しないという姿勢を明確にしています。
ウクライナはロシアの手下に戻るのは嫌なんです。だから国民は戦う気十分なんです。

 

話変わって:
時代小説家葉室麟が亡くなった後みつかった原稿を文庫化した小説「約束」を読み終わったところです。

4人の高校生が明治維新直後の時代に転生し、政治や戦争に関わりながら成長していく物語です。

平和な日本に育った若者たちが戦いの意味を理解し、戦うべき時には戦わなければならないと自ら戦場に向かい、心身ともに強くなっていく姿を史実に沿って描いています。

文芸ジャーナリストの内藤麻里子氏の解説によると、葉室さんは常々「明治維新の総括をする必要がある」と口にしていたそうです。
そうすることで「欧米化の波や、太平洋戦争の敗戦で否定された日本の歴史を取り戻すこと。現代の日本が失っているものは何か、を書くこと」を目指していた、と。


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