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2022年3月 6日 (日)

高市さんの冷静さに惚れてまう

<前記事より>

今朝のフジ「日曜報道ザ・プライム」でも、また橋下徹氏がゲストの高市早苗自民党政調会長を相手に「ウクライナに頑張れ頑張れというだけでは無責任だ。いったいいつまで頑張らせるのか。」とまくし立てていました。

しかしさすが高市さん、論理的に丁寧に穏やかに説明していました。

アフガニスタンを例に出して「自分たちで戦う気のない国を国際社会は助けない」、これをまず言い、
今ウクライナに国際社会が武器供与などして手を差し伸べている。
世界大戦になることは避けなければいけないので、参戦はできないものの、NATO各国は武器供与や対ロシア経済制裁、各国首脳のプーチンへの働きかけ等々やっている。
日本でさえ、防衛装備品をウクライナに送ることを決めた。これは異例の決定。
これらの姿勢は「国際秩序を乱してはならない」という世界共通の思いから。
それでもプーチンはウクライナ攻撃をやめないし、ウクライナ支配を諦めない。


これで橋下さんも国際社会がウクライナを支援している理由がわかったかと思ったけれど、最後に「いつ終わるのかわからないのにウクライナだけに犠牲を強いるのか」とか言ってました。

頭の良い橋下さんがなんでわからないのかなあ。

ポイントは三つ。
・ウクライナ人自身の「支配され祖国を失うぐらいなら徹底的に戦う」という意志が明確。
・ロシアのような暴挙を許していては世界の秩序が破壊される。
・「ウクライナだけに戦わせるのか」というけど、他国が参戦すれば世界大戦という事態を招きかねない。
だから支援と言っても、武器供与とかロシアへの経済制裁しかできない。

 

橋下さんはおそらくツイッターで総攻撃を受けた悔しさから、話を聞いてくれる「プライムニュース」や「日曜報道・ザ・プライム」ででストレス発散してるのだと思います。
ストレス発散よりまず冷静に高市さんの説明をよく思い返し咀嚼してみてください。

恥ずかしいことをしてしまった、と反省できる人であってほしい。

 

それにしても、ウクライナの人には申し訳ない言い方ですが、この事変のおかげで、自分勝手な乱暴者がいるこの世界で戦争を起こさないために何が必要なのか、ノー天気な日本人にもわかったのではないかと思います。

戦争抑止のためには、武力均衡が必要と言うことです。
日米同盟、集団安全保障、集団的自衛権、核武装(日本の場合、それについての議論が盛り上がること)、9条改正

このロシアのウクライナ侵攻がなければ、このことの重要性に日本人は気づかなかったでしょう。
事ここに至っても気づかない人や確信的な人は相変わらずいるけれど、目覚めた人がいることを信じたい。

また、ロシアや中国が行っているような暴挙に対しては断固戦う、という意志が国際社会で結集し始め、大きなうねりになっているのは歓迎すべきことだと思います。

<続く>

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