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2022年5月21日 (土)

保守の本領

<前記事より>

外国人観光客が日本独特の雰囲気を壊すというけれど、そんなこと言うんだったら、各地で無理難題を叫びながら暴れる日本人活動家の方がよほどうるさいし醜悪ですよね。

観光客は日本にお金を落としてくれるのです。日本の良さを世界に広めることにも大きな役割を果たしてくれる。

ツイッターでは森岡氏のことを「なんだ、結局金儲けじゃん」などとバカにするような言い方をする人が結構いますが、金儲けは悪いことですか?

国民を食わせていくために国が稼ぐことのどこが悪いのでしょうかね。

保守の考え方というのは、過去に固執することでなく、基本は守りつつ環境の変化に応じて生き残るために柔軟性を発揮していくことじゃないでしょうか。

 

20年ほど前、日本を新自由主義にしてはいけないとか騒いで新しく登場した人々を社会が排除するようになったあの頃、資本主義とかグローバリズムとかよくわからないながらも、挑戦する若者を潰しちゃだめでしょうと思って書いた文章です。→「資本主義への脱皮」  

保守言論にも少し疑問を抱くようになりました。→ 「藤原先生と佐伯先生」 「保守と左翼」 

 

日本の成長を妨げているのはいったい何なのか。

何か新しいことをやろうとすると「日本の国柄を損なう」とか言って反対する日本人自身にあるんじゃないか、そんな気がします。

 

岸田首相は「新しい資本主義」と言って何か具体的な案があるのかどうかわかりませんが、世界と比べて日本が後れを取っている分野に力を入れることは考えてくれているでしょうか。

様々な提言に耳を傾け決断をしてほしいと思います。→「そうだ、できるんだ!」 

一度嫌われた人はどんなに説明しても拒絶されてしまう、というのが日本社会の特徴だとすれば、それも停滞の一因であるかもしれません。→「時間をかければうまくいくのか」


高度成長期のようにはいかないけれど、もっと稼いで豊かになりたい・・・それはほとんどの国民が思っていることでしょうに、なぜ有効な手立てに向けて何も動き出さないのでしょうねえ。

国体を変える革命には断固反対ですが、思い切った発想の転換をする柔軟性が今の日本には必要なんじゃないでしょうか。

その情熱はどこから発生するのかというと、次世代への責任感と愛情、そして希望を繋いでいきたいという切なる願いからだと思うんです。

 

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