若者の政治意識
参議院議員選挙が近づいてきて、「選挙に行きましょう」といった若者の投票を促すキャンペーンがテレビで流れます。
でも街頭で若者たちにインタビューしているのを見ると、多くが「よくわからない。関心がない。だれがやっても同じだから投票する気がしない」といった反応です。
まあ、そういう若者たちに「未来の日本を良くするのは君たちの政治参加にかかってるんだ」とかの説得も難しいでしょうし、無理やり投票に行ってもらって変な人の名前書かれてはかえって国のためになりませんから、「ぜんぜんわかんなーい」なんて人は投票に行かなくてもいいとは思いますが。
街頭インタビューの中で一人、二十歳ぐらいの女子大学生が「アメリカに留学していたことがありますが、若者たちは政治に関心があり、知識のない私は恥ずかしい思いをしました。日本も学校で政治について学習した方がいいと思います」というようなことを言っていました。
でも学校で教えるといっても、教師の政治信条などが関わるでしょうから、なかなか難しいでしょうね。
「日本はこういう勢力とこういう勢力が争っている」と、はっきり説明して、君たちはどう思う、と問いかけることが必要なのでしょうが、日本社会では、どうしても問いかける側(教師、マスコミ)の左偏向が問題になりますね。
その争いは掘り下げていけば、きれいごとを言う人たちの矛盾点が明らかになって実に面白いのですが、そういう討論を子供でもわかるような構成でテレビなどでやることはできないでしょうか。
重要な政治的課題は山ほどありますが、せめて国の土台となる国防については国民として共通認識を持つべきだと思うし、最低限、「周りの国はみんな話し合えばわかる人たちなのだから日本は防衛体制を整える必要はない」などと主張する政治家は問題外だということぐらいは理解してほしいですね。
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