« 国葬が無事終わった | トップページ | せっせと育てた猛獣に噛みつかれ »

2022年10月 2日 (日)

中国とつき合わなければいけない理由

高市早苗さんは経済安全保障担当大臣ですから、当然国の機密情報や技術を守るための制度を整えようとします。
しかし前途は非常に厳しいようで、与党内の守旧派・親中派に妨害され、「中国という言葉を出さないでくれ」とまで言われたそうです。
それを先日「プライムニュース」で暴露し話題になりました。

外国(特に中国)に日本の情報や技術が漏れないよう対策をきっちりするのが経済安全保障ということだと思うのですけどねえ。

高市さんがテレビでそう語ったことについて、「よく言った!」と主にネットでは歓迎されていますが、中にはフィフィさんのような意見もあります。→https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1576204724122316801
≪正しい事を言っていても、敵を作ると潰されてしまう、芽を刈られてしまう。
それは、あなたが正義でも、組織の中では難しい事があるからです。勝つためには戦略がいるんです。
応援しているからこそ、焦らないで着々と目的のために進んで欲しいと思ってます。
頭角を表す時、その信念は必ず報われるから。≫

それもわかるけど、高市さんは前々から危機感を持っていて、党内でも国会でもずっとそのことを訴えてきた、でも岩盤の守旧派に阻まれてどうにも動かない、だからまずは国民にわかってもらおうとこういう手段に出たのかなと思います。

だって「戦略を立てて焦らず着々と目的のために進む」なんてことは、ベテラン政治家である高市さんにはよくわかってることではないでしょうか。それでもなお、こういう手段に出なければならないほど事態は深刻なのではないでしょうか。

「中国と事を構えたくない」という政治家たちがいるのはわかります。でもそれは平和を維持することではなく、邪悪な国に徐々に侵食され絡めとられていくことを意味すると思います。

高市さんは別に中国をどうこうしようとしているわけではなく、日本国内の法律を整備しようとしてるだけなのに、なぜ中国の顔色を窺わなくてはならないのでしょうか。日本自身の問題でしょう。

 

戦後、アメリカ追従でずっとやってきた日本。

今度は中国追従になるんですかね。しかもアメリカ追従よりはるかに悪い。

 

日中国交正常化以降、日本は長きにわたって経済的にも技術の面でも、中国を支え続けてきました。

中国は大きく育ちあがりついに日本を抜いてGDP世界第二位の大国になりました。

今では日本を見下し、高圧的になって何かにつけ非難したり脅したりします。領海侵犯も平気でします。

そんな中国とそれでも仲良く(これは今の日中関係では必然的に中国にへつらうという形になります)しなければならないのであれば、政府はその理由を国民にわかるように説明するべきだと思います。

「へつらってでも中国を怒らせないようにしないと、経済的にも軍事的にも日本は大変なことになる」ということなら、それを正直に言ってほしいのです。

情けない国ですが、それを国民がどう考えるかです。

 

よろしくお願いします ⇒ 
人気ブログランキング

 

  関連記事:「逆ギレ」     
         「強く優しい日本であってほしい」

|

« 国葬が無事終わった | トップページ | せっせと育てた猛獣に噛みつかれ »

コメント

先日のウクライナ4州の「住民投票」の結果を見て愕然としました。
中国が日本に対して軍事行動を起こした時に、中国に編入されたいと投票する人の方が多数派かもしれない・・・
TVのプロパガンダでみんな洗脳されちゃっているんだもの(涙

投稿: イズミ | 2022年10月 3日 (月) 00時56分

★イズミさん

沖縄でもし独立賛否の住民投票があったら、デニーさんを知事に選んでしまうような県民(外部から移住した人がすごく多いという話ですが)ですから、本当に中国側に行ってしまうかもしれませんね💦
近ごろの日本の色々な出来事を見ていると、このままではか弱くてお人好しの日本人は知らず知らずのうちに外来種に駆逐されていくのかもしれないと思います。
日本人がこのことにただ気づいてくれればいいのですが、日本人はほんとにノンキです。

投稿: robita | 2022年10月 3日 (月) 08時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 国葬が無事終わった | トップページ | せっせと育てた猛獣に噛みつかれ »