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2023年2月24日 (金)

退場の作法

<前記事より>

経済学者の成田悠輔氏が「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」とネット番組で発言し、「優性思想だ」と批判を浴びています。
本当にそんなことを思っていたら口にするはずがないと私は思いますが、その映像を見てみると成田さんは「物理的な切腹でなくてもいいから社会的に退場するということ」と言っています。
スタジオにいた他の人たちも笑っていました。戦慄の表情を浮かべていたということは全然ないので、「老害の排除(社会的)を本気でやる」という意味にとらえたと思います。
その発言を受けて、別の番組で成田さんにこんな質問をした少年がいたそうです。
「成田さんは『老人は自決すべき』と言いましたが、実際老人は日本からいなくなったほうがいいと思う。老人が自動でいなくなるシステムはどうやって作ります?」

前後も含めて実際にどんな言い方だったのか知りませんが、「老人が自動でいなくなるシステム」って、物理的な死を意味してるんでしょうか?

そうだとしたら多くの子供が影響を受けてこんな考えを持ってしまうと、人類が築き上げてきた「人の道」は崩れ去ってしまうでしょうから、誤解をすることのないよう充分な説明が必要だと思います。

ただ、子供は残酷なもので、昔こういう話がメディアで話題になったことがありました。
≪子供が個室を欲しがる。「あの部屋がいい」と言う。母親がおばあちゃんの部屋でしょ、と言い聞かせると、子供は「おばあちゃんいつ死ぬの?」と聞いてきた。≫

平気でそういうことを言ってしまう子供も、年を重ねるにつれ言って良いことと悪いことの分別がついてくるものだし、本気で年寄りは自害すべきと思ってる人なんていないと思います。

本気で考えないといけないのは、高齢者があふれ、その社会保障費が国の財政を圧迫し、その分若い世代に回すお金が極端に少なくなっているというまぎれもない事実についてです。
これは本当に理不尽な話です。
それを若い世代に言わせてはいけないでしょう。

高齢者自身が考え、より良い策を提案しなければならないのではないでしょうか。それは高齢者にとっても良いことだと思います。

 

自決なんかしなくてもできることは色々あると思います。→「国を支えて国を頼らず」  

希望に満ち溢れた成長期の日本で若い時代を過ごした70代以上の世代は概ね幸せを享受してきたのではないでしょうか。

高齢者の腹の据えかた如何で国が救われるかどうかわかりませんが、少なくともその意欲は持ちたいと思います。
 
こういう心構えでいたらいいんじゃないかと思うのですけどね。→「祖国の危急存亡の時」 


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   関連記事:「団塊世代の最後の大仕事」 
   
          「生(せい)の無理強い」 

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2023年2月23日 (木)

ここまで生きた

75歳。後期高齢者になりました。
よくこんなに長い年月つつがなく生きてこられたなあと感謝の思いでいっぱいです。

しかし、年を取るにつれ、これから先どんな不幸が待ち受けているかわからないという未来への恐怖も同時に感じるようになります。
できるなら残りの人生、辛い出来事なんか見たくない。いま存在がなくなればその心配がないではないか、などと思ってしまうのです。

今までの人生が光に満ちていたというわけではない、辛く悲しく悔しい思いをしたことはいっぱいあった。でも立ち直れないほどではなかった。これ以上生きて、もし耐え難いほどの悲劇に遭遇したら、もっと前に死んでいればよかったと思うだろう、などと思ってしまうのです。

ま、別に毎日怖がってるわけではなく、実のところのんびり穏やかに暮らしているのではありますが、ふとそんな風に思うことがあります。悲劇というものは突然やって来るのです。

子供3人は独立。孫も一人できた。愛しい孫の成長をこれからもずっと見ていきたいのはやまやまだけれど、それは贅沢というものでしょう。
75歳まで生き、次世代に命を繋いだ、それだけで人として充分満たされていると思います。


還暦を迎えたころに書いた記事です。→「日本人の死に時」 

   <続く>


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2023年2月19日 (日)

まだ図書室に置いてあるの?

「はだしのゲン」という漫画を私は読んでいませんが、これの批判本は読んだことがあるのでだいたいの内容は知っています。
天皇を罵倒し、中国兵の残虐行為を日本兵のやったことと置き換えたり、日本は朝鮮人を強制連行して奴隷のように働かせた・・・等々、事実ではないことを日本人の悪行としてグロテスクな表現で描き連ねてあるそうです。

共産党系の論壇誌や日教組の機関誌に連載されていた漫画だそうですからさもありなんという感じですが、共産主義思想と自虐史観にまみれた作品が長い間広島の平和教育の教材に使用されていたというのです。
この漫画は全国の小中学校の図書室に置かれ、多くの小中学生がこれを読んで影響を受けています。いくら自虐史観を改めようと思ってもなかなか脱却できないはずですね。

広島市教育委員会がこの漫画を平和教育の教材として4月から使わないことを決定しました。
表現が現代に合わず子供たちにその時代の事情がわかりづらい、という理由だそうです。
でもそんな理由で教材から外すでしょうか。
おそらく教育委員会側が父母たちの抗議や世間の空気に屈したのではないでしょうか。本当の理由は言いたくないのでしょうね。

このニュースはツイッターでも話題になり、多くは広島の決定を歓迎しています。
しかし中には、「教材から外したのは残念。日本人の加害性に向き合うことも必要」などと言う人もいます。
それは戦後70年でもうおなか一杯。それが行き過ぎたために日本はこんなに国防意識が歪んでしまったんじゃないですか。

戦争に参加した国はみんな加害者です。日本だけですよ、反省しすぎておかしくなってしまったのは。


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2023年2月16日 (木)

先進とはいったい何なのだ

野党やマスコミや活動家が他の大事な問題を差し置いてでも「同性婚」を推し進めようとしています。
なぜそんなに法制化に熱心なのかよくわかりませんが、私はそういうことは法律で定めないほうがいいのではないかと思います。

同性婚法制化に反対の理由として、「悪用する外国人の流入」や「夫婦別姓と同じで日本の戸籍制度を破壊する」というのがよく言われます。
それらも重視すべき問題ですが、実はもっと深刻な事態を引き起こすのではないかと私は思っています。

精神分析医のユング(フロイトだったか?)によると、
≪人間はもともと,男性的な心と女性的な心を合わせ持っている。歳を重ねるにつれ両者が分離してどちらかの性がより強く表れるようになる。一方の性の特徴がなくなることはないが、男は男らしく女は女らしくなっていく。
さらに歳を重ねて老人になるにつれ,再び男性的な心と女性的な心が融合して人間性が完成する≫

だそうです。

これ共感する人多いのではないでしょうか。
思春期に自分の性に嫌悪感(とまではいかなくても違和感のようなもの)をもち、女なのに雄々しく振舞いたいと思ったり男なのに女装に興味を持ったりすることはそんなに珍しいことではありません。
さらに言えば、同性にほのかな思慕を寄せたりすることもあると思います。
私が通った女子高でも、上級生に憧れたり、宝塚に夢中になったりする人は少なくありませんでした。
男性の事情については知りませんが、同様のことはあるのではないでしょうか。

そういうことは問題でも何でもないのですが、同性同士で愛し合い結婚することが普通のことになると、若者たちが思春期の不安定な心理状態を本物だと勘違いしてしまうことは起こり得ます。

もちろん、絶対的に異性を受け付けない人もいるでしょうが、自分は同性愛者だと思い込んで深みにはまってしまう人も多いのではないだろうかと思います。

同性愛の人々が差別されることはあってはなりません。
でも、同性同士の結婚を法律で定めることは別の問題として考える必要があります。

同性婚が法制化されると同性同士愛し合うことや結婚のハードルは低くなります。いわゆる「日の目を見る」状態になり、同性婚は増えるでしょう。
子供はいらない、愛し合う二人だけで一生暮らしていきたい、というカップルが増えると必然的に少子化は進みます。
次世代が生まれにくくなる状態を作り上げる・・・・・人類の未来はどうなるでしょうか。

 

人間社会に改革は必要です。不具合な部分を改善しながら人類は進歩発展します。
しかし男女の壁を取っ払うことが人類発展のための改革なのでしょうか。
人類という種を雌雄の組み合わせにより継承していくという自然の摂理に逆らうことが進歩のための改革だとはどうしても思えません。
子孫を残す意思が希薄になった生物は絶滅するでしょう。

ヨーロッパ先進国が自信たっぷりに推進する流れは、同性婚の問題だけに限りませんが、まっすぐ人類の滅びに向かっているのではないか、そんな気がします。

 

滅びるなら滅びてもいいと思う人のほうが多いならそれでもいいですけど。民主主義ということで。

 

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    関連記事:欧米の価値観 

         「合理と神秘」

 

 

 

 

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2023年2月15日 (水)

警戒を呼び掛けると「煽るな」とか言っちゃう日本人

30代の中国人女性が沖縄の無人島を買ったという話題、やっとテレビでも取り上げられるようになったみたいです。
しかしテレビでの論調は割とのんびりしたものらしい。

国土の領有権と個人の土地所有とは別の話だけれど、土地はすべて国有である中国で育ってきた中国人にそんなことが理解できるはずもなく、「中国の領土になった!」と喜んでいる人が多い模様。

これをきっかけとして沖縄周辺の無人島を買う動きが広がったらどうなるのでしょう。

日本の国土は日本の管理下にあって各種手続等日本の法律に従わなければならないし固定資産税も日本に支払われるから心配ない、という意見もあるけれど、相手は中国ですからね。
中国には「国防動員法」というものがあって、発令されれば個人や企業の所有物でも徴用されます。それは中国軍が強引に島に上陸する可能性もあるということじゃないでしょうか。

「日本人もバブルの頃はニューヨークの不動産を買い漁ったりした」などと嘗ての日本人の羽振りの良さをあげつらい中国人を擁護するかのようなことを言う人もいますが、日本人がアメリカの土地を買うのと中国人が日本の土地を買うのとでは動機もそれによって発生する危機事態も全然違います。
それを考えれば気楽にそんなことは言えないはずです。

松野官房長官もそうだけど、高市早苗大臣までが「重要土地等調査法の対象にはならない」とのんびりしたことを言ってます。大丈夫でしょうか。
アメリカでは中国人には不動産を売らない法律を作る動きが出ているそうですが、日本もそうしてほしい。
問題の屋那覇島ぐらいの島が1~2千万円程度で買えるならどんどん買われてしまいそうな気がします。

 

それでね、野党、特に立憲民主党にアドバイスしたいと思います。
支持率上げたいならこの問題を国会で取り上げ、ガンガン政府を攻めることです。連日それをやってごらんなさい。支持率爆上がり請け合いです。

とはいえ、立憲民主党では中国の傘下に入りたい人が幅を利かせているので無理でしょう。

中国の振る舞いを全然批判しない政治家は、こういう人たちとお仲間なのでは、と疑ってしまいます。→ 沖縄で基地反対の活動をしている人たちの正体 


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2023年2月11日 (土)

建国記念の日

暖かで穏やかな一日でした。
2683年前のこの日に初代天皇の神武天皇が橿原宮で即位したとされています。
世界のどの国よりも長い歴史を持つ日本、大切にしてゆきましょう。

昨年書いたものです→ 「建国の物語」

 

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2023年2月10日 (金)

鎖国でもしたくなる今日この頃

こんなニュースがありました。→ https://sn-jp.com/archives/113285

こんなのはほんの一例で、類似の奇異な現象は世界中でいくらでも起こっており、「おかしいじゃないか」との批判はあるものの、多様性を認めよという大声の下、この流れは止めることができません。

その流れは欧米からやってきます。彼らには人類の先頭を走っているという自負があり、この流れは人類の発展として正しい方向に向かっていると信じて疑わない。

こんなことはおかしい、と声を上げる人は保守的・不寛容のレッテルを貼られ攻撃されます。

 

さて、ウクライナを攻撃しているロシアのプーチン大統領ですが、欧米の価値観が自分たちのほうに押し寄せ、ロシアの伝統が壊されるのを恐れている、と言われます。
それをもってプーチンの行動を擁護する人たちもいます。

価値観が違うことが侵略の理由?そんな無体な。

異質な価値観の侵略を止めるには戦争しかないのでしょうか。

価値観の押しつけはできませんから、平和裏に話し合って同じ価値観の人たちが集まる「棲み分け」したらどうでしょうね。

でも国土や国語の問題がありますから、世界中の人を価値観によって再編成するわけにもいきません。

ならば、一つの国の中をいくつかに分けて(アメリカの州みたいに)、それぞれ独自の法律や道徳を定めればいいんじゃないでしょうか。

それか、プーチン氏は「ロシアはこうでなければならない」と思うのなら、いきなりウクライナに攻め入ったりしないで国民を説得すればよかったのです。欧米の価値観は変だと思わないか、って正直に国民に問えばいい。

 

いや、まあ、日本も異質な思想の静かなる侵略を受けつつあって、いくら「おかしい」と声をあげても気づかない人のほうがずっと多いものねえ💦

 

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     関連記事:「合理と神秘」

 

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2023年2月 8日 (水)

泥中の蓮

亀井静香氏は盟友の石原慎太郎氏のことを「彼は首相にはなれない。首相というのは汚いことに手を染めなければならないこともある。そうでなければ務まらない。石原慎太郎という男にはそれはできないだろう。」と言っていました。

総理大臣の責務は国民の利益を守ることです。そのために物事を進める時にどうしてもきれいごとでは済まない場合がある、というのは、大人であればだいたい理解できるものです。

マスコミや野党などは年がら年中「首相の悪だくみ」みたいなことを言い募って攻撃しますが、日本の歴代首相でそんなに悪い人がいたとは私は思わない。

歴代首相はみんな、たとえ民主党政権の時であろうと、日本という国のために働いてきたのです。日本を潰してやろうと思った人もいないし、自分と仲間の利益だけを守って国民を見捨てようとした人もいない。
愚かな判断であっても、それはその首相なりに「国の利益になる」と考えてやったことだと思います。ただ判断が愚かしく間違っていたというだけのことでしょう。愚かな人を首相にしてはならないのではありますが。

 

政権周辺のさまざまな事象をほじくり返して「彼らはこんなに悪いことをしている」と書き連ねて政権批判をする評論家やノンフィクションライターなどもいますが、国を何とか守り安定させたいと日夜考え続けている総理大臣が私利私欲にいそしむ暇ってあるんでしょうか。

国内対立、利益相反というものはもちろん存在します。
そこは民主主義によって選ばれた首相として過半数の国民の期待に応えなければならないでしょうし、なにより、たとえ大多数の国民の要求に反しても国全体のことを考えて判断しなくてはならないこともあるでしょう。
もし、ある方針が特定の企業の利益に結びつくものだとしても、結果的に国全体の繁栄につながるならば進めていく決断も必要でしょう。国のかじ取りとはそういうことだと思います。

これからもマスコミや野党や国民からの厳しい批判は続いていくでしょう。

政策批判はあって当然ですが、スキャンダルを追及し続けて国政を遅滞させるのは実にバカバカしいことです。そういうのはほどほどにすればいいのではないでしょうか。

清廉潔白というのは理想ではあるけれど、理想だけでは国民を守れない。

美しいことや汚いことの歴史の積み重ねの上に今の私たちって生きているんですよ。

 

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2023年2月 7日 (火)

絶好のチャンスだったんだけどねえ

共産党は党首選挙というものをやらないそうで、もう22年間も継続して志位和夫氏が党首を務めています。

これに疑問を呈し、党首公選制の導入などを著書で訴えた同党員のジャーナリスト、松竹伸幸氏が党から除名処分を受けました。

この出来事に「共産党は異論を認めない全体主義独裁組織」という批判が集まったので、党副委員長の小池晃氏が弁明しました。
https://twitter.com/Sankei_news/status/1622519213951778816

小池晃「異論を排除するのかと心配されていると思うが、そうではないと丁寧に説明していく。やっぱり党をしっかり守らないといけない。攻撃されたら」と強調した。

こんなこと言えば火に油を注ぐことになるのが想像できなかったんでしょうかねえ・・・、とはいえ、他に弁明のしようがないですよね。

「話し合いすれば分かり合えるから防衛力は必要ない」とか「多様性を認めろ」とか政府に迫りながら自分たちのやってることはなんだ、というのが多くの人の批判の概要です。

共産党の幹部のみなさん、今どんな心境でしょうか。

ま、こんなこと、へでもないかもしれないけど・・・。カエルの面に水。馬耳東風。犬に論語。

 

ところで、立憲民主党の泉健太代表が徳島での演説でこんなことを言ったそうです。https://twitter.com/CDP2017/status/1622392256526438401

「与党と野党の力の差はとても大きい。政権交代が起きないのは日本くらい。世界各国、先進国はどこでも当たり前。
対抗政党が強いかどうかというのはとても大事。だから、野党を応援してほしい。対抗勢力を応援することで、競い合いのある緊張感のある政治ができる。」(2.4徳島)

 

長く政治家をやってて、なぜ自分たちは政権が取れないのか、なぜ玉木雄一郎グループが立憲民主には加わらず別の政党を立てて頑張っているのか考えてみたことがないのでしょうか。
国民に向かってただ「政権交代したいので応援してほしい」と訴えるなんて呆れてしまいます。
それはね、こういうことですよ。→「共有すべき『国の基礎』」 

立憲民主党と共産党はともに、国の安全保障政策に対して熱心ではありません。どころか、共産党は「防衛するな」と言っている。
でも両者の立場は違います。

共産党は日本の国体を根本から造り替えることを意図して現政権の国防政策に反対しているけど、立憲民主党が防衛力増強に反対するのは支持者におもねるのが主な理由です。党内には旧社会党(社民党)の思想を受け継いでいる議員も多く、そういう人たちとの意見調整も難しいんでしょう。


わからずやの左翼が一掃されるのではないかとすごく期待したことがありました。→「革命前夜」 

「希望の党」を立ち上げた小池百合子都知事の考えが明らかになったあの時、サヨク思想の民進党議員は行き場を失い、中でも、ぼう然とした表情で駐車場のようなところを歩きながら記者に追いかけられていた辻元清美さんは心ここにあらず、目が泳いでいました。まったくあんな辻元さんを見るのは初めてでした。


よし!これでちゃんとした二大政党時代が始まる!と喜んだものでしたが・・・・
日本サヨクはなんでこんなにしぶといんだ。

 

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2023年2月 2日 (木)

過ぎたるは・・・

フィリピンから犯罪の指令を出していた渡邉容疑者と過去に関係があり犯罪の一端を担っていたことから、お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんがネットで叩かれています。

犯した罪については既に3・4年前に文春で報道されたのをきっかけに公にしており(窃盗幇助、売春斡旋)、その上で芸能界で働いているわけですが、今回の組織犯罪のニュースを受け、再び兼近さんが批判のターゲットになっています。

厳しく非難する人もいれば、もう罪を償っているじゃないかと擁護する人もいます。

なぜそんな罪を犯してしまったのか、検索してみると、「窃盗」のほうは渡邉に騙された形で利用されてしまったとのことで不起訴になっています。売春斡旋のほうは「そんなに悪いことだとは思わなかった」と。 https://www.fukuoka-fa.com/kanetika/

同じ芸能人でも、一度躓いたら二度と許してもらえない人もいれば、割合寛容に受け入れられる人もいます。

その違いは何でしょうね。

普段の言動から「この人の根は腐ってはいない」という印象を持たれるか持たれないかの違いかなあ。
「根の腐った人間」というのは問題発言になるのでしょうが、まあ、更生しないどうしようもない人間がいるのは事実なんだからしょうがない。

兼近さんのテレビなどでの的を射た発言、まともな考え方に感心することがよくあります。

過去に犯罪に手を染めてしまったけれど、今では事の善悪の判断がつくようになった、ということなら、これからの生き方を見てあげよう、という社会を私たちは目指しているのだと思いますけどね。
現にその流れで兼近さんは今まで芸能界で活躍してきました。再び犯罪を犯したわけでもないのにこのバッシングは変な現象ですね。
叩きすぎて追い詰めると、新たな争いを生んでしまいます。→https://sn-jp.com/archives/112183

将来また悪いことをするようであれば、その時は仕方がない、「更生できない人間」という烙印を押されて芸能界から追放されるだけです。
あの賢い人がそんなことにはならないだろうとは思いますけど。

 

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