ここまで生きた
75歳。後期高齢者になりました。
よくこんなに長い年月つつがなく生きてこられたなあと感謝の思いでいっぱいです。
しかし、年を取るにつれ、これから先どんな不幸が待ち受けているかわからないという未来への恐怖も同時に感じるようになります。
できるなら残りの人生、辛い出来事なんか見たくない。いま存在がなくなればその心配がないではないか、などと思ってしまうのです。
今までの人生が光に満ちていたというわけではない、辛く悲しく悔しい思いをしたことはいっぱいあった。でも立ち直れないほどではなかった。これ以上生きて、もし耐え難いほどの悲劇に遭遇したら、もっと前に死んでいればよかったと思うだろう、などと思ってしまうのです。
ま、別に毎日怖がってるわけではなく、実のところのんびり穏やかに暮らしているのではありますが、ふとそんな風に思うことがあります。悲劇というものは突然やって来るのです。
子供3人は独立。孫も一人できた。愛しい孫の成長をこれからもずっと見ていきたいのはやまやまだけれど、それは贅沢というものでしょう。
75歳まで生き、次世代に命を繋いだ、それだけで人として充分満たされていると思います。
還暦を迎えたころに書いた記事です。→「日本人の死に時」
<続く>
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コメント
お誕生日おめでとうございます。
素敵な1年でありますように!(^^)!
投稿: イズミ | 2023年2月24日 (金) 02時25分
★イズミさん
ありがとうございます。
素敵な一年になるよう努めます(^^)
投稿: robita | 2023年2月24日 (金) 09時08分