先進とはいったい何なのだ
野党やマスコミや活動家が他の大事な問題を差し置いてでも「同性婚」を推し進めようとしています。
なぜそんなに法制化に熱心なのかよくわかりませんが、私はそういうことは法律で定めないほうがいいのではないかと思います。
同性婚法制化に反対の理由として、「悪用する外国人の流入」や「夫婦別姓と同じで日本の戸籍制度を破壊する」というのがよく言われます。
それらも重視すべき問題ですが、実はもっと深刻な事態を引き起こすのではないかと私は思っています。
精神分析医のユング(フロイトだったか?)によると、
≪人間はもともと,男性的な心と女性的な心を合わせ持っている。歳を重ねるにつれ両者が分離してどちらかの性がより強く表れるようになる。一方の性の特徴がなくなることはないが、男は男らしく女は女らしくなっていく。
さらに歳を重ねて老人になるにつれ,再び男性的な心と女性的な心が融合して人間性が完成する≫
だそうです。
これ共感する人多いのではないでしょうか。
思春期に自分の性に嫌悪感(とまではいかなくても違和感のようなもの)をもち、女なのに雄々しく振舞いたいと思ったり男なのに女装に興味を持ったりすることはそんなに珍しいことではありません。
さらに言えば、同性にほのかな思慕を寄せたりすることもあると思います。
私が通った女子高でも、上級生に憧れたり、宝塚に夢中になったりする人は少なくありませんでした。
男性の事情については知りませんが、同様のことはあるのではないでしょうか。
そういうことは問題でも何でもないのですが、同性同士で愛し合い結婚することが普通のことになると、若者たちが思春期の不安定な心理状態を本物だと勘違いしてしまうことは起こり得ます。
もちろん、絶対的に異性を受け付けない人もいるでしょうが、自分は同性愛者だと思い込んで深みにはまってしまう人も多いのではないだろうかと思います。
同性愛の人々が差別されることはあってはなりません。
でも、同性同士の結婚を法律で定めることは別の問題として考える必要があります。
同性婚が法制化されると同性同士愛し合うことや結婚のハードルは低くなります。いわゆる「日の目を見る」状態になり、同性婚は増えるでしょう。
子供はいらない、愛し合う二人だけで一生暮らしていきたい、というカップルが増えると必然的に少子化は進みます。
次世代が生まれにくくなる状態を作り上げる・・・・・人類の未来はどうなるでしょうか。
人間社会に改革は必要です。不具合な部分を改善しながら人類は進歩発展します。
しかし男女の壁を取っ払うことが人類発展のための改革なのでしょうか。
人類という種を雌雄の組み合わせにより継承していくという自然の摂理に逆らうことが進歩のための改革だとはどうしても思えません。
子孫を残す意思が希薄になった生物は絶滅するでしょう。
ヨーロッパ先進国が自信たっぷりに推進する流れは、同性婚の問題だけに限りませんが、まっすぐ人類の滅びに向かっているのではないか、そんな気がします。
滅びるなら滅びてもいいと思う人のほうが多いならそれでもいいですけど。民主主義ということで。
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コメント
知人の近所の息子さんが、数年前に自分で命を断ちました。
性転換手術を受けて間もなくだったようです。
手術を受けたものの、やはり違っていたと思ったのか、術後の痛みや苛酷なケアに耐えられなかったのか分かりません。
日本では簡単に受けられない手術でも海外へ行けば容易に、しかも闇で受けられると聞いたことがあります。
若い人の思い違いは取り返せないことがあるものです。
マスコミも野党も政局にしないで、煽ること無く、正確な情報を提供して欲しいですね。
日本は遅れている、という人は、本当にこれが遅れなのか、考えて欲しい。私は恋愛は自由ですし、結婚も自由だと考えている者ですが、急激な変化をいきなり法律で決めるには、私たちには見えていないものが多過ぎると思っています。
投稿: kai | 2023年2月19日 (日) 07時30分
★kaiさん
つらい出来事ですね。若い時は勘違いしやすいものです。
性転換手術で後悔したという事例は検索するとたくさん出てきます。
取り返しのつかない悲劇を生みやすいこういった昨今の風潮はまさに「性の乱れ」ではないでしょうか。
どうしても異性を愛の対象として見ることができないという人はいるでしょうから、それは仕方がないのです。自由に自分の意思を通せばいいと思います。
けれども、法制化して同性婚を普通のことにしてしまうと歯止めがなくなり、子育てが面倒くさがられる時代背景も相まって同性婚は増えるでしょう。
種の絶滅につながっていきます。
>日本は遅れている、という人は、本当にこれが遅れなのか、考えて欲しい。
仰る通りです。
投稿: robita | 2023年2月19日 (日) 09時34分