フィクサー菅義偉
久しぶりに菅義偉前首相をテレビでお見かけしました。フジ「日曜報道ザ・プライム」。
菅さんは首相の頃からそうでしたが、ああいう議論の場でも何やら呆然とした表情をしておられます。ほかの人の意見をちゃんと聞いているのかしらと心配になってしまうほどです。語りも滑らかではありません。
でも、国力を上げるために何をすべきかの考えはしっかりしていて、改革のためにどこに力を入れるかの具体的なアイデアも持っている方だと思います。
事実菅政権は数々の実績を上げました。
喋りは上手でもあまり成果を上げられないどころか国益を損なうような政治家では困ります。
でもそういうことを理解せず、見た目だけで菅さんを頼りなく思ったり、立て板に水のごとくぺらぺらと綺麗事をまくしたてる人物を理想の指導者と崇めたてる人々もいますが、政治家だって中身が大事です。
番組では外国人観光客や移民のことについて議論されていて、菅さんは抵抗の強い「移民」という言葉を使わずに外国人労働者を受け入れる制度作りをした当時の苦労を語っていました。
自民党やその支持者の中には移民断固反対の人が少なくありませんが、今の日本の状況を考えれば反対ばかり唱えてどうにかなるものでもないと思います。労働力が足りないのは事実なのですから。
外国人を忌避しすぎて国が滅んでは元も子もありません。→「インバウンドで稼ぐ」
ツイッターを見てみると、菅さんの番組での様子を「覇気がない」「反応が遅い」「大丈夫か」と心配する声が多数あって、やはり総理の時よりもだいぶ年を取られたのかなと思いました。
政治家として大変有能なかただと思いますので、表に出るより影の実力者として力を発揮してもらいたいと思います。
今の日本には菅さんのような改革マインドを強く持った政治家が必要なのですから。
よろしくお願いいたします ⇒
人気ブログランキング
| 固定リンク
コメント