話し合いのテーブル
G7会合が無事に終わりました。何事もなくて良かったです。準備に苦労された政府関係者の方々もホッとされていることでしょう。
でも労うどころか文句しか言わない人もやはりいます。
共産党の志位さんはこんなツイートを:https://twitter.com/shiikazuo/status/1660222474783698944
≪『サーロー節子さん、広島サミットは「失敗」|中国新聞デジタル』
核兵器問題については「失敗」以外の何ものでもありません。
2017年の国連会議で、核兵器禁止条約成立に貢献した被爆者サーロー節子さんの声を、大手メディアはきちんと伝えてほしい。≫
ロシアや中国の横暴に対する自由主義諸国の結束が確認されたのは良い結果だったと思います。
核兵器の根絶については、ではサーロー節子さんや志位さんは、どのような結果を望んでいたのでしょうかね。
「G7に集まった国だけでも核兵器を捨てましょう」という決定をしてほしかったとでも言うのでしょうか。
仕方がないのですよ。この世界には民主主義を蔑ろにし有無を言わさず侵略を企てる暴力的な国があるのですから、こちらも迎え撃てるだけの強い兵器を準備するしかないでしょう。抵抗しなければ世界はそういう怖い国々の天下になってしまいます。
共産党の小池晃さんはゼレンスキー大統領がG7に参加したことについて「特に、いいとも悪いとも言うことがない。それによって、何か問題が解決するということではない」と述べたところ、ツイッターで「話し合いの努力が必要だといつも言っているではないか」との多数のツッコミを受けていました。どうせ読まないでしょうけど。https://twitter.com/Sankei_news/status/1660589524915982337
鳩山由紀夫さんのツイートがこちら:https://twitter.com/hatoyamayukio/status/1660307217621602304
≪今世界が求めているのは一刻も早くウクライナ戦争を停戦にすることだ。本来G7がやるべきだったのはゼレンスキーを呼ぶならプーチンも呼んで、停戦の対話を導くことだった。G7がウクライナを支持して武器を提供すれば、さらに多くの命が奪われ、ウクライナが荒廃するだけだ。戦争で儲けたいなど論外だ。≫
プーチン呼んでも来るわけないでしょうが、もしそういうことができるなら、鳩山さん、総理大臣だってやったことある人なのだから、何かツテを探して努力してほしいです。
もしかしたらプーチンも「誰か俺を止めて」って思ってるかもしれないから、声を掛けたら案外停戦のテーブルに着くかもしれません。
でもその場合、ロシア軍が完全撤退して戦争前の状態に戻すことをプーチンが承知するわけないですよね。自らの失脚→処刑ということにもなりかねません。
ウクライナのほうは占拠された土地はすべて取り戻す、という選択しかありませんから、どちらも譲らない、ということにしかならないんじゃないでしょうか。
「話し合いのテーブルにつかせることが大事だ」と「平和主義者」の方々は主張するばかりですが、そもそもそんなことができるならこんなことにはなっていなかったのです。
戦禍に苦しむ人々は本当にお気の毒だけれど、ロシアが音を上げるまで続けるしかないのではないでしょうか。
こんなこと始めたロシアが悪い。
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